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村上丈

むらかみじょう

村上 丈(むらかみ じょう)とは、映画『名探偵コナン 14番目の標的』に登場するキャラクターである。

「車を用意しろ!この女と地獄の果てまでランデヴーだ!」


概要

CV鈴木英一郎

ジョーカー」の異名で知られる元トランプ賭博ディーラー。35歳。左利き


10年前に殺人事件を起こして逃走したが、毛利小五郎(当時は所轄署の刑事)と目暮十三(当時の階級は警部補)によって取り押さえられ逮捕された。


その後、所轄署での取り調べの最中に刑事達の一瞬の隙を突き、たまたま居合わせた妃英理を人質にして逃走を試みるも、小五郎に左肩を撃たれて失敗した。なお、小五郎は村上を取り押さえる時に英理の脚を撃ってしまい、この一件で人質に構わず発砲したことについて責任を問われ依願退職した。そのため、小五郎にとって村上は刑事時代に逮捕した最後の犯人である。


逮捕後は模範囚となり、1週間前に刑務所から仮出所している。出所直後に毛利探偵事務所を訪ねたが、不在だったため面会できなかった。それ以降、村上は行方不明になっており、前述の小五郎との因縁も相まって、警察からは一連の襲撃事件の犯人として疑われる。


なお、仁科稔犯罪ルポライター時代に村上の事件を取り上げたことがあり、宍戸永明は写真集「殺人犯の肖像」で彼を撮影した事があるなど、小五郎や目暮以外の人物とも接点があった。


関連タグ

名探偵コナン 14番目の標的


以下、ネタバレ注意




















































































































































































本作で発生した一連の事件は、村上の犯行ではなかった。コナンは推理の最中に小山内奈々を襲った犯人が右利きであることを突き止め、阿笠博士を襲撃した犯人も右利きだったことを思い出し、犯人が村上ではないことに気付く。


村上を隠れ蓑にして一連の事件を起こした真犯人の供述によると、村上は当時こそ小五郎のことを憎んでいたが、刑務所の中で暮らすうちに彼を恨む気持ちはなくなっていた。出所後に毛利探偵事務所を訪れていたのは、当時のことを小五郎に謝罪したかったからである。


しかし、前述の通り小五郎が留守だった(その日は朝から麻雀に行っていた)ため帰ろうとしたところで、偶然にも真犯人と出会う。その人物はある理由から小五郎や村上とは関係のない人物に殺意を抱いており、その相手にどうやって復讐しようか悩んでいた。村上は小五郎の知り合いだと名乗って近付いてきたその人物の自宅に招待され、かつての小五郎との因縁について打ち明けてしまう。それを聞いた真犯人は、自分と復讐相手の名前に数字が入っていることと、村上が「ジョーカー」の異名で知られるトランプ賭博のディーラーだったことを自分の犯行に利用できると考え、酔い潰れた村上はその場で殺害されてしまった。


せっかく過去の過ちを悔いて改心し新たな人生を歩み出そうとしていた矢先に他人の犯罪のカモフラージュに利用されて殺されてしまうなど、この映画最大の被害者と言っても過言ではない。

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