概要
ヨーロッパ大陸東部に存在する巨大連合国家。通称「帝国」。首都はシュバルツグラード。
その名の通り皇帝を頂点とする専制君主制国家で、一応議会は存在するが、同時に皇帝を中心とする封建制が根強く残っている。法律上君主制度は定められていないが、事実上の統治者たる皇帝が絶大な権限を有している。
18世紀後半の産業革命時代、ラグナイトを動力源とした機械工業の積極導入で国力を増加させたヨーロッパの東部諸国が、婚姻などで同君連合を形成する形で建国された。征暦1920年代からは周辺諸国などを併合するなど領土拡張路線を行い、広大な領土を有するに至った。
市民革命が起こっていないため、中世的慣習や伝統が根強く残っており、国民の多くは保守的な考えを有している。そのため、ダルクス人に対する偏見や差別意識は非常に強く、ダルクス狩りと称してダルクス人に対する民族浄化を行ったり、収容所でダルクス人に強制労働を課したりしている。
西部の大西洋連邦機構とは大陸の覇権やラグナイトを巡って対立しており、2度に渡るヨーロッパ大戦を繰り広げている。また豊富なラグナイト資源を有するガリア公国にも、その資源を狙って両大戦で侵攻を行っている。
関連人物
- マクシミリアン・ガイウス・フォン・レギンレイヴ:ガリア方面侵攻部隊総司令官
- セルベリア・ブレス:中部ガリア方面侵攻部隊指揮官
- ラディ・イェーガー:南部ガリア方面侵攻部隊指揮官
- ベルホルト・グレゴール:北部ガリア方面侵攻部隊指揮官
- ハインリヒ・ベルガー:帝国科学院技術開発局局長。兵器実験部隊『ゼクス・オウル』主管。
- フォルセ:帝国軍作戦参謀
- クラウス・ヴォルツ:帝国第502重戦車大隊隊長
- クライマリア・レヴィン:特務大尉
- ニコラ・グレフ:ゼクス・オウル特殊隊員
- キアラ・ロジーノ:ゼクス・オウル特殊隊員
