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東武鉄道が運営している鉄道路線のひとつ。

路線データ

路線データ

路線名鬼怒川線
区間下今市〜新藤原
路線距離16.2km
軌間1,067mm
駅・信号場数9駅
電化区間全線(直流1,500V)
複線区間鬼怒立岩信号場〜鬼怒川温泉
単線区間下今市〜鬼怒立岩信号場/鬼怒川温泉〜新藤原
保安装置東武型ATS(TSP)
閉塞方式自動閉塞式
運転指令所運行管理所(東武指令)
最高速度75km/h
第一種鉄道事業者東武鉄道

概要

概要

下今市駅新藤原駅を結ぶ東武鉄道の路線。「平成の大合併」による沿線自治体の合併が行われた2006年(平成18年)3月20日以降は、全線栃木県日光市内を走行する。


日光線の支線にあたる路線で下今市駅から分岐し、鬼怒川沿いに北上する。ICカード「PASMO」が使用可能。

鬼怒川温泉街へのアクセスのほか、鉄道での東京から会津方面へのルートにもなっているため比較的長距離の需要が多い。


現在の運行形態

現在の運行形態

特急

浅草駅発着

伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅発着の「きぬ・リバティきぬ」「リバティ会津」が後述のJR東日本直通列車が走る時間を除き、毎時1本程度運行されている。


「きぬ・リバティきぬ」は浅草駅〜鬼怒川温泉駅間で下りは朝夕、上りは午前中に運行される。なお上りの一部は新藤原発である。かつては下りで鬼怒川公園行も設定されていたが、2017年(平成29年)4月21日ダイヤ改正で廃止された。

2023年(令和5年)7月15日からN100系「スペーシアX」の運行開始に伴い、100系「スペーシア」で運行される定期列車の下り1本が特急「スペーシアX」に変更されている。


「リバティ会津」は野岩鉄道会津鬼怒川線を経由し会津鉄道会津線会津田島駅まで直通する。「きぬ」「リバティきぬ」の運行時間外に運行される。


JR直通

2006年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」が運行を開始。スペーシアを使用する場合は列車名が「スペーシアきぬがわ」に変化する。 日光線とJR東北本線(宇都宮線)が接続する栗橋駅に設置された連絡線を経由し、湘南新宿ライン新宿駅まで直通する。

定期列車は運行開始以来長らく「きぬがわ」1往復・「スペーシアきぬがわ」2往復の計3往復体制だった。2023年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」1往復を臨時化・「スペーシアきぬがわ」1往復を「きぬがわ」に変更し1往復は廃止する減便が行われ、定期列車は「きぬがわ」が1往復のみとなった。

この他繁忙期には臨時列車が上述の新宿駅以外にも中央本線(中央快速線)八王子駅発着で設定されており、主にスペーシアが使用される。過去には横須賀線品川駅大船駅総武本線(総武快速線)千葉駅発着で設定された事もあり、品川駅発着はスペーシアで運行された。


また夏季・冬季には団体列車の「尾瀬夜行」が運行されるが、鬼怒川線内は新藤原駅で乗務員交代及び除雪の為の運転停車を行う以外は全駅通過する。


快速AIZUマウントエクスプレス

鬼怒川温泉駅〜JR只見線会津若松駅間で運行されている。2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正以降は1往復のみの運行で、下りのみ土休日を中心に磐越西線喜多方駅まで延長運転される事がある。鬼怒川線内は各駅に停車する。

同改正前までは2往復体制で、1往復は日光線東武日光駅〜会津若松駅間で運行されていた。最盛期には後述する「AIZU尾瀬エクスプレス」と合わせて4往復運行されていた。

2004年(平成16年)4月1日名鉄三河線西中金駅猿投駅間・碧南駅吉良吉田駅間の両区間が廃止されて以降、他社車両ではあるが大手私鉄で唯一の気動車で運行される列車である。但し東武及び野岩鉄道乗務員は「甲種内燃車運転免許」(気動車の運転免許)を保有していない為、会津鉄道乗務員が野岩・東武線内も担当する。


普通

毎時1本程度設定されている。多くは鬼怒川線内の運用で一部日光線南栗橋駅・東武日光駅発着が設定されている他、1往復のみ野岩鉄道直通で鬼怒川温泉駅〜会津高原尾瀬口駅間の運用が存在する。また、前述の鬼怒川公園行特急「きぬ」が廃止された際に代替列車として鬼怒川公園行の普通が設定されている。


SL大樹

下今市駅〜鬼怒川温泉駅間で運行される列車。派生列車としてSLを編成から抜いた「DL大樹」や東武日光駅発着の「SL大樹ふたら」も設定されており、全て合わせるとほぼ毎日4往復運行されている。


過去の種別

過去の種別

急行(有料)

急行は2006年3月18日ダイヤ改正で廃止された特急より下位の種別。

元は特急の補完列車として快速急行「おじか」が浅草駅〜会津田島駅間で運行されていたが、1991年(平成2年)7月21日に使用車両を300系・350系に、種別を急行に変更した上で会津田島駅発着の列車を「南会津」、東武線内完結列車を「ゆのさと」に改称した。

2005年(平成17年)3月1日ダイヤ改正で「南会津」が廃止され、翌年の改正で「ゆのさと」が臨時化の上で特急に格上げされ消滅した。なお「ゆのさと」は臨時特急化後、2017年1月28日に運転されて以降は設定が無い。


快速AIZU尾瀬エクスプレス

「AIZUマウントエクスプレス」の姉妹列車。鬼怒川温泉駅〜会津若松駅間の直通快速のうち、会津鉄道AT-600形・650形で運行された列車の愛称。鬼怒川線内は各駅に停車した。2013年(平成15年)3月16日ダイヤ改正で廃止。


快速区間快速

2017年4月21日ダイヤ改正で消滅した種別。浅草駅〜会津高原尾瀬口駅・会津田島駅間を結んでおり、新藤原駅で編成の分割・併合を行なっていた。

鬼怒川線内は各駅に停車し、事実上同線及び野岩鉄道・会津鉄道電化区間の普通列車としての役割を果たしていた。

同日のダイヤ改正で南栗橋駅発着の急行・区間急行に改められたが、鬼怒川線直通の急行は設定されていない。


停車駅(快速)

浅草 - とうきょうスカイツリー - 北千住 - 春日部 - 東武動物公園 - 板倉東洋大前 - 新大平下 - 栃木 - 新栃木 - 新鹿沼 - (下今市〜会津田島間の各駅)


※区間快速は新大平下〜会津田島間各駅に停車


区間急行

運行形態の違う2つの区間急行が設定されていた。本項では運行年が古い順に記載する。なお、どちらも鬼怒川線内は各駅に停車していた。


会津田島発浅草行

2006年3月18日〜2009年(平成21年)6月5日に運行されていた列車。夜間に上り1本が設定されており、区間急行では唯一6050系で運用された。


停車駅

(会津田島→東武動物公園間の各駅) → 春日部 → せんげん台越谷新越谷草加西新井 → (北千住→浅草間の各駅)


新藤原発南栗橋行

2017年4月21日〜2022年3月11日に運行されていた列車。前述の区間快速を再編して誕生した。南栗橋駅以南で運行されている浅草駅発着の区間急行とは別系統。朝に上りが1本設定されていた。


停車駅

(新藤原→新大平下間の各駅) → 板倉東洋大前 → 栗橋 → 南栗橋


停車駅

停車駅

●:停車 ○:一部停車 レ:通過

※AIZUマウントエクスプレスは各駅に停車する為省略


駅番号駅名特急SL大樹接続路線備考
TN23下今市日光線(直通)当駅発着あり
TN51大谷向
TN52大桑
TN53新高徳
TN54小佐越
TN55東武ワールドスクウェア
鬼怒立岩信号場
TN56鬼怒川温泉当駅発着あり
TN57鬼怒川公園当駅発着あり
TN58新藤原野岩鉄道会津鬼怒川線(直通)野岩鉄道管理駅。当駅発着あり。交通系ICカード対応北限エリア

現在の使用車両

現在の使用車両

自社車両

100系「スペーシア」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「きぬ」「スペーシアきぬがわ」で使用。


500系「リバティ」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「リバティきぬ」「リバティ会津」及び尾瀬夜行で使用。


N100系「スペーシアX」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

2023年7月15日から特急「スペーシアX」で運用されている。


634型「スカイツリートレイン」

南栗橋車両管区本区所属。6050系0番台を改造した車両。

かつては臨時特急「スカイツリートレイン」で、現在は主に団体列車で運用される。


C11形DE10形12系14系ヨ8000形

下今市機関区所属。「SL大樹」及び派生列車で運用される。


20400系

南栗橋車両管区本区所属。元東京メトロ日比谷線直通用の20000系・20050系を改造した車両。

ワンマン運転を行う普通列車で使用される。


JR東日本所属

253系1000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属。元特急「成田エクスプレス」用の253系を改造した車両。特急「きぬがわ」で使用される。


野岩鉄道所属

6050系100番台

東武南栗橋車両管区本区所属。現在は鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で野岩鉄道からの直通列車の運用に就いている。

かつては東武・会津鉄道所属車両と共通運用で普通の他快速急行「おじか」や快速・区間快速でも使用された。


会津鉄道所属

AT-600形・AT-650形・AT-700形・AT-750形

田島車両基地所属の気動車。快速「AIZUマウントエクスプレス」として鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で運用。


過去の使用車両

過去の使用車両

ここではJR直通特急が運行開始された2006年3月18日以降に運用されていた車両のみ記載。

自社車両

300系・350系

南栗橋車両管区本区所属。臨時特急「ゆのさと」、急行「南会津」、尾瀬夜行で使用された。


1800系

南栗橋車両管区本区所属。上述の300系・350系の種車。元は伊勢崎線の急行「りょうもう」用の車両。試運転及び2013年6月8日に一度だけ鬼怒川線で臨時列車として運用された。


6050系0番台

南栗橋車両管区本区所属。野岩鉄道・会津鉄道所属車両と共通運用だった。鬼怒川線ワンマン化に伴い2022年3月12日ダイヤ改正をもって定期運用から離脱した。


JR東日本所属

485系189系「彩野」

大宮総合車両センター東大宮センター所属。特急「きぬがわ」で使用された。定期運用は基本的に485系が行い、検査等による代走はJRと東武の協定でスペーシアが行う事になっていた。これは189系の設備が両者に比べて劣る為だが、スペーシアでの代走が困難な場合や臨時列車は189系を使用していた。


会津鉄道所属

6050系200番台

東武南栗橋車両管区新栃木出張所(現・新栃木派出所)所属。会津鉄道が保有していた唯一の電車で、東武・野岩鉄道所属車両と共通運用だった。


キハ8500系

田島車両基地所属の特急型気動車。元名鉄・JR東海高山本線直通特急「北アルプス」用車両で、会津鉄道転属後は快速「AIZUマウントエクスプレス」として運用されていた。


関連項目

関連項目

鬼怒川線:表記揺れ


外部リンク

外部リンク

路線データ

路線データ

路線名鬼怒川線
区間下今市〜新藤原
路線距離16.2km
軌間1,067mm
駅・信号場数9駅
電化区間全線(直流1,500V)
複線区間鬼怒立岩信号場〜鬼怒川温泉
単線区間下今市〜鬼怒立岩信号場/鬼怒川温泉〜新藤原
保安装置東武型ATS(TSP)
閉塞方式自動閉塞式
運転指令所運行管理所(東武指令)
最高速度75km/h
第一種鉄道事業者東武鉄道

概要

概要

下今市駅新藤原駅を結ぶ東武鉄道の路線。「平成の大合併」による沿線自治体の合併が行われた2006年(平成18年)3月20日以降は、全線栃木県日光市内を走行する。


日光線の支線にあたる路線で下今市駅から分岐し、鬼怒川沿いに北上する。ICカード「PASMO」が使用可能。

鬼怒川温泉街へのアクセスのほか、鉄道での東京から会津方面へのルートにもなっているため比較的長距離の需要が多い。


現在の運行形態

現在の運行形態

特急

浅草駅発着

伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅発着の「きぬ・リバティきぬ」「リバティ会津」が後述のJR東日本直通列車が走る時間を除き、毎時1本程度運行されている。


「きぬ・リバティきぬ」は浅草駅〜鬼怒川温泉駅間で下りは朝夕、上りは午前中に運行される。なお上りの一部は新藤原発である。かつては下りで鬼怒川公園行も設定されていたが、2017年(平成29年)4月21日ダイヤ改正で廃止された。

2023年(令和5年)7月15日からN100系「スペーシアX」の運行開始に伴い、100系「スペーシア」で運行される定期列車の下り1本が特急「スペーシアX」に変更されている。


「リバティ会津」は野岩鉄道会津鬼怒川線を経由し会津鉄道会津線会津田島駅まで直通する。「きぬ」「リバティきぬ」の運行時間外に運行される。


JR直通

2006年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」が運行を開始。スペーシアを使用する場合は列車名が「スペーシアきぬがわ」に変化する。 日光線とJR東北本線(宇都宮線)が接続する栗橋駅に設置された連絡線を経由し、湘南新宿ライン新宿駅まで直通する。

定期列車は運行開始以来長らく「きぬがわ」1往復・「スペーシアきぬがわ」2往復の計3往復体制だった。2023年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」1往復を臨時化・「スペーシアきぬがわ」1往復を「きぬがわ」に変更し1往復は廃止する減便が行われ、定期列車は「きぬがわ」が1往復のみとなった。

この他繁忙期には臨時列車が上述の新宿駅以外にも中央本線(中央快速線)八王子駅発着で設定されており、主にスペーシアが使用される。過去には横須賀線品川駅大船駅総武本線(総武快速線)千葉駅発着で設定された事もあり、品川駅発着はスペーシアで運行された。


また夏季・冬季には団体列車の「尾瀬夜行」が運行されるが、鬼怒川線内は新藤原駅で乗務員交代及び除雪の為の運転停車を行う以外は全駅通過する。


快速AIZUマウントエクスプレス

鬼怒川温泉駅〜JR只見線会津若松駅間で運行されている。2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正以降は1往復のみの運行で、下りのみ土休日を中心に磐越西線喜多方駅まで延長運転される事がある。鬼怒川線内は各駅に停車する。

同改正前までは2往復体制で、1往復は日光線東武日光駅〜会津若松駅間で運行されていた。最盛期には後述する「AIZU尾瀬エクスプレス」と合わせて4往復運行されていた。

2004年(平成16年)4月1日名鉄三河線西中金駅猿投駅間・碧南駅吉良吉田駅間の両区間が廃止されて以降、他社車両ではあるが大手私鉄で唯一の気動車で運行される列車である。但し東武及び野岩鉄道乗務員は「甲種内燃車運転免許」(気動車の運転免許)を保有していない為、会津鉄道乗務員が野岩・東武線内も担当する。


普通

毎時1本程度設定されている。多くは鬼怒川線内の運用で一部日光線南栗橋駅・東武日光駅発着が設定されている他、1往復のみ野岩鉄道直通で鬼怒川温泉駅〜会津高原尾瀬口駅間の運用が存在する。また、前述の鬼怒川公園行特急「きぬ」が廃止された際に代替列車として鬼怒川公園行の普通が設定されている。


SL大樹

下今市駅〜鬼怒川温泉駅間で運行される列車。派生列車としてSLを編成から抜いた「DL大樹」や東武日光駅発着の「SL大樹ふたら」も設定されており、全て合わせるとほぼ毎日4往復運行されている。


過去の種別

過去の種別

急行(有料)

急行は2006年3月18日ダイヤ改正で廃止された特急より下位の種別。

元は特急の補完列車として快速急行「おじか」が浅草駅〜会津田島駅間で運行されていたが、1991年(平成2年)7月21日に使用車両を300系・350系に、種別を急行に変更した上で会津田島駅発着の列車を「南会津」、東武線内完結列車を「ゆのさと」に改称した。

2005年(平成17年)3月1日ダイヤ改正で「南会津」が廃止され、翌年の改正で「ゆのさと」が臨時化の上で特急に格上げされ消滅した。なお「ゆのさと」は臨時特急化後、2017年1月28日に運転されて以降は設定が無い。


快速AIZU尾瀬エクスプレス

「AIZUマウントエクスプレス」の姉妹列車。鬼怒川温泉駅〜会津若松駅間の直通快速のうち、会津鉄道AT-600形・650形で運行された列車の愛称。鬼怒川線内は各駅に停車した。2013年(平成15年)3月16日ダイヤ改正で廃止。


快速区間快速

2017年4月21日ダイヤ改正で消滅した種別。浅草駅〜会津高原尾瀬口駅・会津田島駅間を結んでおり、新藤原駅で編成の分割・併合を行なっていた。

鬼怒川線内は各駅に停車し、事実上同線及び野岩鉄道・会津鉄道電化区間の普通列車としての役割を果たしていた。

同日のダイヤ改正で南栗橋駅発着の急行・区間急行に改められたが、鬼怒川線直通の急行は設定されていない。


停車駅(快速)

浅草 - とうきょうスカイツリー - 北千住 - 春日部 - 東武動物公園 - 板倉東洋大前 - 新大平下 - 栃木 - 新栃木 - 新鹿沼 - (下今市〜会津田島間の各駅)


※区間快速は新大平下〜会津田島間各駅に停車


区間急行

運行形態の違う2つの区間急行が設定されていた。本項では運行年が古い順に記載する。なお、どちらも鬼怒川線内は各駅に停車していた。


会津田島発浅草行

2006年3月18日〜2009年(平成21年)6月5日に運行されていた列車。夜間に上り1本が設定されており、区間急行では唯一6050系で運用された。


停車駅

(会津田島→東武動物公園間の各駅) → 春日部 → せんげん台越谷新越谷草加西新井 → (北千住→浅草間の各駅)


新藤原発南栗橋行

2017年4月21日〜2022年3月11日に運行されていた列車。前述の区間快速を再編して誕生した。南栗橋駅以南で運行されている浅草駅発着の区間急行とは別系統。朝に上りが1本設定されていた。


停車駅

(新藤原→新大平下間の各駅) → 板倉東洋大前 → 栗橋 → 南栗橋


停車駅

停車駅

●:停車 ○:一部停車 レ:通過

※AIZUマウントエクスプレスは各駅に停車する為省略


駅番号駅名特急SL大樹接続路線備考
TN23下今市日光線(直通)当駅発着あり
TN51大谷向
TN52大桑
TN53新高徳
TN54小佐越
TN55東武ワールドスクウェア
鬼怒立岩信号場
TN56鬼怒川温泉当駅発着あり
TN57鬼怒川公園当駅発着あり
TN58新藤原野岩鉄道会津鬼怒川線(直通)野岩鉄道管理駅。当駅発着あり。交通系ICカード対応北限エリア

現在の使用車両

現在の使用車両

自社車両

100系「スペーシア」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「きぬ」「スペーシアきぬがわ」で使用。


500系「リバティ」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「リバティきぬ」「リバティ会津」及び尾瀬夜行で使用。


N100系「スペーシアX」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

2023年7月15日から特急「スペーシアX」で運用されている。


634型「スカイツリートレイン」

南栗橋車両管区本区所属。6050系0番台を改造した車両。

かつては臨時特急「スカイツリートレイン」で、現在は主に団体列車で運用される。


C11形DE10形12系14系ヨ8000形

下今市機関区所属。「SL大樹」及び派生列車で運用される。


20400系

南栗橋車両管区本区所属。元東京メトロ日比谷線直通用の20000系・20050系を改造した車両。

ワンマン運転を行う普通列車で使用される。


JR東日本所属

253系1000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属。元特急「成田エクスプレス」用の253系を改造した車両。特急「きぬがわ」で使用される。


野岩鉄道所属

6050系100番台

東武南栗橋車両管区本区所属。現在は鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で野岩鉄道からの直通列車の運用に就いている。

かつては東武・会津鉄道所属車両と共通運用で普通の他快速急行「おじか」や快速・区間快速でも使用された。


会津鉄道所属

AT-600形・AT-650形・AT-700形・AT-750形

田島車両基地所属の気動車。快速「AIZUマウントエクスプレス」として鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で運用。


過去の使用車両

過去の使用車両

ここではJR直通特急が運行開始された2006年3月18日以降に運用されていた車両のみ記載。

自社車両

300系・350系

南栗橋車両管区本区所属。臨時特急「ゆのさと」、急行「南会津」、尾瀬夜行で使用された。


1800系

南栗橋車両管区本区所属。上述の300系・350系の種車。元は伊勢崎線の急行「りょうもう」用の車両。試運転及び2013年6月8日に一度だけ鬼怒川線で臨時列車として運用された。


6050系0番台

南栗橋車両管区本区所属。野岩鉄道・会津鉄道所属車両と共通運用だった。鬼怒川線ワンマン化に伴い2022年3月12日ダイヤ改正をもって定期運用から離脱した。


JR東日本所属

485系189系「彩野」

大宮総合車両センター東大宮センター所属。特急「きぬがわ」で使用された。定期運用は基本的に485系が行い、検査等による代走はJRと東武の協定でスペーシアが行う事になっていた。これは189系の設備が両者に比べて劣る為だが、スペーシアでの代走が困難な場合や臨時列車は189系を使用していた。


会津鉄道所属

6050系200番台

東武南栗橋車両管区新栃木出張所(現・新栃木派出所)所属。会津鉄道が保有していた唯一の電車で、東武・野岩鉄道所属車両と共通運用だった。


キハ8500系

田島車両基地所属の特急型気動車。元名鉄・JR東海高山本線直通特急「北アルプス」用車両で、会津鉄道転属後は快速「AIZUマウントエクスプレス」として運用されていた。


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東武鉄道が運営している鉄道路線のひとつ。

路線データ

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路線名鬼怒川線
区間下今市〜新藤原
路線距離16.2km
軌間1,067mm
駅・信号場数9駅
電化区間全線(直流1,500V)
複線区間鬼怒立岩信号場〜鬼怒川温泉
単線区間下今市〜鬼怒立岩信号場/鬼怒川温泉〜新藤原
保安装置東武型ATS(TSP)
閉塞方式自動閉塞式
運転指令所運行管理所(東武指令)
最高速度75km/h
第一種鉄道事業者東武鉄道

概要

概要

下今市駅新藤原駅を結ぶ東武鉄道の路線。「平成の大合併」による沿線自治体の合併が行われた2006年(平成18年)3月20日以降は、全線栃木県日光市内を走行する。


日光線の支線にあたる路線で下今市駅から分岐し、鬼怒川沿いに北上する。ICカード「PASMO」が使用可能。

鬼怒川温泉街へのアクセスのほか、鉄道での東京から会津方面へのルートにもなっているため比較的長距離の需要が多い。


現在の運行形態

現在の運行形態

特急

浅草駅発着

伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅発着の「きぬ・リバティきぬ」「リバティ会津」が後述のJR東日本直通列車が走る時間を除き、毎時1本程度運行されている。


「きぬ・リバティきぬ」は浅草駅〜鬼怒川温泉駅間で下りは朝夕、上りは午前中に運行される。なお上りの一部は新藤原発である。かつては下りで鬼怒川公園行も設定されていたが、2017年(平成29年)4月21日ダイヤ改正で廃止された。

2023年(令和5年)7月15日からN100系「スペーシアX」の運行開始に伴い、100系「スペーシア」で運行される定期列車の下り1本が特急「スペーシアX」に変更されている。


「リバティ会津」は野岩鉄道会津鬼怒川線を経由し会津鉄道会津線会津田島駅まで直通する。「きぬ」「リバティきぬ」の運行時間外に運行される。


JR直通

2006年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」が運行を開始。スペーシアを使用する場合は列車名が「スペーシアきぬがわ」に変化する。 日光線とJR東北本線(宇都宮線)が接続する栗橋駅に設置された連絡線を経由し、湘南新宿ライン新宿駅まで直通する。

定期列車は運行開始以来長らく「きぬがわ」1往復・「スペーシアきぬがわ」2往復の計3往復体制だった。2023年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」1往復を臨時化・「スペーシアきぬがわ」1往復を「きぬがわ」に変更し1往復は廃止する減便が行われ、定期列車は「きぬがわ」が1往復のみとなった。

この他繁忙期には臨時列車が上述の新宿駅以外にも中央本線(中央快速線)八王子駅発着で設定されており、主にスペーシアが使用される。過去には横須賀線品川駅大船駅総武本線(総武快速線)千葉駅発着で設定された事もあり、品川駅発着はスペーシアで運行された。


また夏季・冬季には団体列車の「尾瀬夜行」が運行されるが、鬼怒川線内は新藤原駅で乗務員交代及び除雪の為の運転停車を行う以外は全駅通過する。


快速AIZUマウントエクスプレス

鬼怒川温泉駅〜JR只見線会津若松駅間で運行されている。2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正以降は1往復のみの運行で、下りのみ土休日を中心に磐越西線喜多方駅まで延長運転される事がある。鬼怒川線内は各駅に停車する。

同改正前までは2往復体制で、1往復は日光線東武日光駅〜会津若松駅間で運行されていた。最盛期には後述する「AIZU尾瀬エクスプレス」と合わせて4往復運行されていた。

2004年(平成16年)4月1日名鉄三河線西中金駅猿投駅間・碧南駅吉良吉田駅間の両区間が廃止されて以降、他社車両ではあるが大手私鉄で唯一の気動車で運行される列車である。但し東武及び野岩鉄道乗務員は「甲種内燃車運転免許」(気動車の運転免許)を保有していない為、会津鉄道乗務員が野岩・東武線内も担当する。


普通

毎時1本程度設定されている。多くは鬼怒川線内の運用で一部日光線南栗橋駅・東武日光駅発着が設定されている他、1往復のみ野岩鉄道直通で鬼怒川温泉駅〜会津高原尾瀬口駅間の運用が存在する。また、前述の鬼怒川公園行特急「きぬ」が廃止された際に代替列車として鬼怒川公園行の普通が設定されている。


SL大樹

下今市駅〜鬼怒川温泉駅間で運行される列車。派生列車としてSLを編成から抜いた「DL大樹」や東武日光駅発着の「SL大樹ふたら」も設定されており、全て合わせるとほぼ毎日4往復運行されている。


過去の種別

過去の種別

急行(有料)

急行は2006年3月18日ダイヤ改正で廃止された特急より下位の種別。

元は特急の補完列車として快速急行「おじか」が浅草駅〜会津田島駅間で運行されていたが、1991年(平成2年)7月21日に使用車両を300系・350系に、種別を急行に変更した上で会津田島駅発着の列車を「南会津」、東武線内完結列車を「ゆのさと」に改称した。

2005年(平成17年)3月1日ダイヤ改正で「南会津」が廃止され、翌年の改正で「ゆのさと」が臨時化の上で特急に格上げされ消滅した。なお「ゆのさと」は臨時特急化後、2017年1月28日に運転されて以降は設定が無い。


快速AIZU尾瀬エクスプレス

「AIZUマウントエクスプレス」の姉妹列車。鬼怒川温泉駅〜会津若松駅間の直通快速のうち、会津鉄道AT-600形・650形で運行された列車の愛称。鬼怒川線内は各駅に停車した。2013年(平成15年)3月16日ダイヤ改正で廃止。


快速区間快速

2017年4月21日ダイヤ改正で消滅した種別。浅草駅〜会津高原尾瀬口駅・会津田島駅間を結んでおり、新藤原駅で編成の分割・併合を行なっていた。

鬼怒川線内は各駅に停車し、事実上同線及び野岩鉄道・会津鉄道電化区間の普通列車としての役割を果たしていた。

同日のダイヤ改正で南栗橋駅発着の急行・区間急行に改められたが、鬼怒川線直通の急行は設定されていない。


停車駅(快速)

浅草 - とうきょうスカイツリー - 北千住 - 春日部 - 東武動物公園 - 板倉東洋大前 - 新大平下 - 栃木 - 新栃木 - 新鹿沼 - (下今市〜会津田島間の各駅)


※区間快速は新大平下〜会津田島間各駅に停車


区間急行

運行形態の違う2つの区間急行が設定されていた。本項では運行年が古い順に記載する。なお、どちらも鬼怒川線内は各駅に停車していた。


会津田島発浅草行

2006年3月18日〜2009年(平成21年)6月5日に運行されていた列車。夜間に上り1本が設定されており、区間急行では唯一6050系で運用された。


停車駅

(会津田島→東武動物公園間の各駅) → 春日部 → せんげん台越谷新越谷草加西新井 → (北千住→浅草間の各駅)


新藤原発南栗橋行

2017年4月21日〜2022年3月11日に運行されていた列車。前述の区間快速を再編して誕生した。南栗橋駅以南で運行されている浅草駅発着の区間急行とは別系統。朝に上りが1本設定されていた。


停車駅

(新藤原→新大平下間の各駅) → 板倉東洋大前 → 栗橋 → 南栗橋


停車駅

停車駅

●:停車 ○:一部停車 レ:通過

※AIZUマウントエクスプレスは各駅に停車する為省略


駅番号駅名特急SL大樹接続路線備考
TN23下今市日光線(直通)当駅発着あり
TN51大谷向
TN52大桑
TN53新高徳
TN54小佐越
TN55東武ワールドスクウェア
鬼怒立岩信号場
TN56鬼怒川温泉当駅発着あり
TN57鬼怒川公園当駅発着あり
TN58新藤原野岩鉄道会津鬼怒川線(直通)野岩鉄道管理駅。当駅発着あり。交通系ICカード対応北限エリア

現在の使用車両

現在の使用車両

自社車両

100系「スペーシア」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「きぬ」「スペーシアきぬがわ」で使用。


500系「リバティ」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「リバティきぬ」「リバティ会津」及び尾瀬夜行で使用。


N100系「スペーシアX」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

2023年7月15日から特急「スペーシアX」で運用されている。


634型「スカイツリートレイン」

南栗橋車両管区本区所属。6050系0番台を改造した車両。

かつては臨時特急「スカイツリートレイン」で、現在は主に団体列車で運用される。


C11形DE10形12系14系ヨ8000形

下今市機関区所属。「SL大樹」及び派生列車で運用される。


20400系

南栗橋車両管区本区所属。元東京メトロ日比谷線直通用の20000系・20050系を改造した車両。

ワンマン運転を行う普通列車で使用される。


JR東日本所属

253系1000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属。元特急「成田エクスプレス」用の253系を改造した車両。特急「きぬがわ」で使用される。


野岩鉄道所属

6050系100番台

東武南栗橋車両管区本区所属。現在は鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で野岩鉄道からの直通列車の運用に就いている。

かつては東武・会津鉄道所属車両と共通運用で普通の他快速急行「おじか」や快速・区間快速でも使用された。


会津鉄道所属

AT-600形・AT-650形・AT-700形・AT-750形

田島車両基地所属の気動車。快速「AIZUマウントエクスプレス」として鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で運用。


過去の使用車両

過去の使用車両

ここではJR直通特急が運行開始された2006年3月18日以降に運用されていた車両のみ記載。

自社車両

300系・350系

南栗橋車両管区本区所属。臨時特急「ゆのさと」、急行「南会津」、尾瀬夜行で使用された。


1800系

南栗橋車両管区本区所属。上述の300系・350系の種車。元は伊勢崎線の急行「りょうもう」用の車両。試運転及び2013年6月8日に一度だけ鬼怒川線で臨時列車として運用された。


6050系0番台

南栗橋車両管区本区所属。野岩鉄道・会津鉄道所属車両と共通運用だった。鬼怒川線ワンマン化に伴い2022年3月12日ダイヤ改正をもって定期運用から離脱した。


JR東日本所属

485系189系「彩野」

大宮総合車両センター東大宮センター所属。特急「きぬがわ」で使用された。定期運用は基本的に485系が行い、検査等による代走はJRと東武の協定でスペーシアが行う事になっていた。これは189系の設備が両者に比べて劣る為だが、スペーシアでの代走が困難な場合や臨時列車は189系を使用していた。


会津鉄道所属

6050系200番台

東武南栗橋車両管区新栃木出張所(現・新栃木派出所)所属。会津鉄道が保有していた唯一の電車で、東武・野岩鉄道所属車両と共通運用だった。


キハ8500系

田島車両基地所属の特急型気動車。元名鉄・JR東海高山本線直通特急「北アルプス」用車両で、会津鉄道転属後は快速「AIZUマウントエクスプレス」として運用されていた。


関連項目

関連項目

鬼怒川線:表記揺れ


外部リンク

外部リンク

路線データ

路線データ

路線名鬼怒川線
区間下今市〜新藤原
路線距離16.2km
軌間1,067mm
駅・信号場数9駅
電化区間全線(直流1,500V)
複線区間鬼怒立岩信号場〜鬼怒川温泉
単線区間下今市〜鬼怒立岩信号場/鬼怒川温泉〜新藤原
保安装置東武型ATS(TSP)
閉塞方式自動閉塞式
運転指令所運行管理所(東武指令)
最高速度75km/h
第一種鉄道事業者東武鉄道

概要

概要

下今市駅新藤原駅を結ぶ東武鉄道の路線。「平成の大合併」による沿線自治体の合併が行われた2006年(平成18年)3月20日以降は、全線栃木県日光市内を走行する。


日光線の支線にあたる路線で下今市駅から分岐し、鬼怒川沿いに北上する。ICカード「PASMO」が使用可能。

鬼怒川温泉街へのアクセスのほか、鉄道での東京から会津方面へのルートにもなっているため比較的長距離の需要が多い。


現在の運行形態

現在の運行形態

特急

浅草駅発着

伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅発着の「きぬ・リバティきぬ」「リバティ会津」が後述のJR東日本直通列車が走る時間を除き、毎時1本程度運行されている。


「きぬ・リバティきぬ」は浅草駅〜鬼怒川温泉駅間で下りは朝夕、上りは午前中に運行される。なお上りの一部は新藤原発である。かつては下りで鬼怒川公園行も設定されていたが、2017年(平成29年)4月21日ダイヤ改正で廃止された。

2023年(令和5年)7月15日からN100系「スペーシアX」の運行開始に伴い、100系「スペーシア」で運行される定期列車の下り1本が特急「スペーシアX」に変更されている。


「リバティ会津」は野岩鉄道会津鬼怒川線を経由し会津鉄道会津線会津田島駅まで直通する。「きぬ」「リバティきぬ」の運行時間外に運行される。


JR直通

2006年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」が運行を開始。スペーシアを使用する場合は列車名が「スペーシアきぬがわ」に変化する。 日光線とJR東北本線(宇都宮線)が接続する栗橋駅に設置された連絡線を経由し、湘南新宿ライン新宿駅まで直通する。

定期列車は運行開始以来長らく「きぬがわ」1往復・「スペーシアきぬがわ」2往復の計3往復体制だった。2023年3月18日ダイヤ改正で「きぬがわ」1往復を臨時化・「スペーシアきぬがわ」1往復を「きぬがわ」に変更し1往復は廃止する減便が行われ、定期列車は「きぬがわ」が1往復のみとなった。

この他繁忙期には臨時列車が上述の新宿駅以外にも中央本線(中央快速線)八王子駅発着で設定されており、主にスペーシアが使用される。過去には横須賀線品川駅大船駅総武本線(総武快速線)千葉駅発着で設定された事もあり、品川駅発着はスペーシアで運行された。


また夏季・冬季には団体列車の「尾瀬夜行」が運行されるが、鬼怒川線内は新藤原駅で乗務員交代及び除雪の為の運転停車を行う以外は全駅通過する。


快速AIZUマウントエクスプレス

鬼怒川温泉駅〜JR只見線会津若松駅間で運行されている。2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正以降は1往復のみの運行で、下りのみ土休日を中心に磐越西線喜多方駅まで延長運転される事がある。鬼怒川線内は各駅に停車する。

同改正前までは2往復体制で、1往復は日光線東武日光駅〜会津若松駅間で運行されていた。最盛期には後述する「AIZU尾瀬エクスプレス」と合わせて4往復運行されていた。

2004年(平成16年)4月1日名鉄三河線西中金駅猿投駅間・碧南駅吉良吉田駅間の両区間が廃止されて以降、他社車両ではあるが大手私鉄で唯一の気動車で運行される列車である。但し東武及び野岩鉄道乗務員は「甲種内燃車運転免許」(気動車の運転免許)を保有していない為、会津鉄道乗務員が野岩・東武線内も担当する。


普通

毎時1本程度設定されている。多くは鬼怒川線内の運用で一部日光線南栗橋駅・東武日光駅発着が設定されている他、1往復のみ野岩鉄道直通で鬼怒川温泉駅〜会津高原尾瀬口駅間の運用が存在する。また、前述の鬼怒川公園行特急「きぬ」が廃止された際に代替列車として鬼怒川公園行の普通が設定されている。


SL大樹

下今市駅〜鬼怒川温泉駅間で運行される列車。派生列車としてSLを編成から抜いた「DL大樹」や東武日光駅発着の「SL大樹ふたら」も設定されており、全て合わせるとほぼ毎日4往復運行されている。


過去の種別

過去の種別

急行(有料)

急行は2006年3月18日ダイヤ改正で廃止された特急より下位の種別。

元は特急の補完列車として快速急行「おじか」が浅草駅〜会津田島駅間で運行されていたが、1991年(平成2年)7月21日に使用車両を300系・350系に、種別を急行に変更した上で会津田島駅発着の列車を「南会津」、東武線内完結列車を「ゆのさと」に改称した。

2005年(平成17年)3月1日ダイヤ改正で「南会津」が廃止され、翌年の改正で「ゆのさと」が臨時化の上で特急に格上げされ消滅した。なお「ゆのさと」は臨時特急化後、2017年1月28日に運転されて以降は設定が無い。


快速AIZU尾瀬エクスプレス

「AIZUマウントエクスプレス」の姉妹列車。鬼怒川温泉駅〜会津若松駅間の直通快速のうち、会津鉄道AT-600形・650形で運行された列車の愛称。鬼怒川線内は各駅に停車した。2013年(平成15年)3月16日ダイヤ改正で廃止。


快速区間快速

2017年4月21日ダイヤ改正で消滅した種別。浅草駅〜会津高原尾瀬口駅・会津田島駅間を結んでおり、新藤原駅で編成の分割・併合を行なっていた。

鬼怒川線内は各駅に停車し、事実上同線及び野岩鉄道・会津鉄道電化区間の普通列車としての役割を果たしていた。

同日のダイヤ改正で南栗橋駅発着の急行・区間急行に改められたが、鬼怒川線直通の急行は設定されていない。


停車駅(快速)

浅草 - とうきょうスカイツリー - 北千住 - 春日部 - 東武動物公園 - 板倉東洋大前 - 新大平下 - 栃木 - 新栃木 - 新鹿沼 - (下今市〜会津田島間の各駅)


※区間快速は新大平下〜会津田島間各駅に停車


区間急行

運行形態の違う2つの区間急行が設定されていた。本項では運行年が古い順に記載する。なお、どちらも鬼怒川線内は各駅に停車していた。


会津田島発浅草行

2006年3月18日〜2009年(平成21年)6月5日に運行されていた列車。夜間に上り1本が設定されており、区間急行では唯一6050系で運用された。


停車駅

(会津田島→東武動物公園間の各駅) → 春日部 → せんげん台越谷新越谷草加西新井 → (北千住→浅草間の各駅)


新藤原発南栗橋行

2017年4月21日〜2022年3月11日に運行されていた列車。前述の区間快速を再編して誕生した。南栗橋駅以南で運行されている浅草駅発着の区間急行とは別系統。朝に上りが1本設定されていた。


停車駅

(新藤原→新大平下間の各駅) → 板倉東洋大前 → 栗橋 → 南栗橋


停車駅

停車駅

●:停車 ○:一部停車 レ:通過

※AIZUマウントエクスプレスは各駅に停車する為省略


駅番号駅名特急SL大樹接続路線備考
TN23下今市日光線(直通)当駅発着あり
TN51大谷向
TN52大桑
TN53新高徳
TN54小佐越
TN55東武ワールドスクウェア
鬼怒立岩信号場
TN56鬼怒川温泉当駅発着あり
TN57鬼怒川公園当駅発着あり
TN58新藤原野岩鉄道会津鬼怒川線(直通)野岩鉄道管理駅。当駅発着あり。交通系ICカード対応北限エリア

現在の使用車両

現在の使用車両

自社車両

100系「スペーシア」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「きぬ」「スペーシアきぬがわ」で使用。


500系「リバティ」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

特急「リバティきぬ」「リバティ会津」及び尾瀬夜行で使用。


N100系「スペーシアX」

南栗橋車両管区春日部支所所属。

2023年7月15日から特急「スペーシアX」で運用されている。


634型「スカイツリートレイン」

南栗橋車両管区本区所属。6050系0番台を改造した車両。

かつては臨時特急「スカイツリートレイン」で、現在は主に団体列車で運用される。


C11形DE10形12系14系ヨ8000形

下今市機関区所属。「SL大樹」及び派生列車で運用される。


20400系

南栗橋車両管区本区所属。元東京メトロ日比谷線直通用の20000系・20050系を改造した車両。

ワンマン運転を行う普通列車で使用される。


JR東日本所属

253系1000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属。元特急「成田エクスプレス」用の253系を改造した車両。特急「きぬがわ」で使用される。


野岩鉄道所属

6050系100番台

東武南栗橋車両管区本区所属。現在は鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で野岩鉄道からの直通列車の運用に就いている。

かつては東武・会津鉄道所属車両と共通運用で普通の他快速急行「おじか」や快速・区間快速でも使用された。


会津鉄道所属

AT-600形・AT-650形・AT-700形・AT-750形

田島車両基地所属の気動車。快速「AIZUマウントエクスプレス」として鬼怒川温泉駅〜新藤原駅間で運用。


過去の使用車両

過去の使用車両

ここではJR直通特急が運行開始された2006年3月18日以降に運用されていた車両のみ記載。

自社車両

300系・350系

南栗橋車両管区本区所属。臨時特急「ゆのさと」、急行「南会津」、尾瀬夜行で使用された。


1800系

南栗橋車両管区本区所属。上述の300系・350系の種車。元は伊勢崎線の急行「りょうもう」用の車両。試運転及び2013年6月8日に一度だけ鬼怒川線で臨時列車として運用された。


6050系0番台

南栗橋車両管区本区所属。野岩鉄道・会津鉄道所属車両と共通運用だった。鬼怒川線ワンマン化に伴い2022年3月12日ダイヤ改正をもって定期運用から離脱した。


JR東日本所属

485系189系「彩野」

大宮総合車両センター東大宮センター所属。特急「きぬがわ」で使用された。定期運用は基本的に485系が行い、検査等による代走はJRと東武の協定でスペーシアが行う事になっていた。これは189系の設備が両者に比べて劣る為だが、スペーシアでの代走が困難な場合や臨時列車は189系を使用していた。


会津鉄道所属

6050系200番台

東武南栗橋車両管区新栃木出張所(現・新栃木派出所)所属。会津鉄道が保有していた唯一の電車で、東武・野岩鉄道所属車両と共通運用だった。


キハ8500系

田島車両基地所属の特急型気動車。元名鉄・JR東海高山本線直通特急「北アルプス」用車両で、会津鉄道転属後は快速「AIZUマウントエクスプレス」として運用されていた。


関連項目

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