説明
この会社はJR東海の完全子会社であり、略称はTKJ(Tokai Kotsu Jigyo)であり、もともとは国鉄バスの駅業務を委託するための会社日本交通観光社のをJRを分割する際、中部地域の業務を引き継ぐために設立された会社である。
業務等
この会社はJR東海管内において、主に管理委託駅(中央本線、太多線、高山本線、関西本線、飯田線などの76駅)の業務を請け負っており、さらには枇杷島~勝川間で城北線を運行している。またレンタカー業務なども行っている。
城北線
この路線は枇杷島~勝川間11.2㎞を結ぶ路線であり、国鉄時代の未成線(瀬戸線)を利用した路線である。
⇒城北線の記事を参照
余談
- 瀬戸線は国鉄が建設していた未成線であり、中央本線の貨車を迂回させるための貨物線の主要幹線として建設される予定であった瀬戸市駅から枇杷島駅・稲沢駅を結ぶ計画の路線であり、勝川駅 - 高蔵寺駅間が完成しないうちに国鉄の経営状況が悪化したため建設凍結、なお瀬戸市駅-高蔵寺駅までは同様に途中で凍結した岡多線、岡崎市から多治見市までを結ぶ路線の一部とあわせて第三セクターである愛知環状鉄道として開業している。