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概要

CV:関俊彦


日刊エヴリースポーツの若手新聞記者。登場時25歳。身長不詳(180の富士子より少し低いぐらい)。猪熊柔とは7歳差。誕生日不詳(おそらく4月※)。大卒とはいわれているが、これも原作からは不明。


自分の仕事に情熱的であり、試合の感動がよく伝わるよい記事を書く。作品の要所要所において登場するサブキャラ達には日刊エヴリーの松田耕作署名記事のファンもいる。そのため、実際に松田と面識が無くとも、「信用できるのは松田だけだ」とか、「松田の記事が一番うまい」などのエピソードが挿入される。また、虎滋郎の件でショックを受け柔道をやめていた柔が再起したきっかけも、松田の記事だった(文面に感動したのではない)。かたや、周囲からは「三流紙の三流記者」と表現されることが多々あり、自分もそう卑下していることがある。


いでたち

山形県村上山村(架空の地名。なお山形県には村山市と上山市はある)出身、民宿まつだを営む父母の元で育つ。若い頃は自分がスーパースターに憧れ、野球、サッカー、ラグビーと経験する(アニメ版のみの語り)が挫折を繰り返し、いつしか自分がスーパースターを追いかけることを夢見て「日本一のスポーツ記者になる」と母親に告げ、故郷を飛び出し上京した。


しかし、彼に待ち受けていた現実は三流スポーツ新聞「日刊エブリー」でのスキャンダル、ゴシップ記事ばかり。そんな失意の元に現れたのがひったくり犯を巴投げで投げ飛ばす猪熊柔であり、彼はその姿を追いかけるようになる。つまり、彼にとっても猪熊柔は自分に生きる希望を照らしてくれた光として映り、それが後の展開や想いにつながっていく。


一方で、取材対象「猪熊柔」の、普通の女の子でいたいという切な気持ちも酌み取るようになり、彼女の気持ちを尊重してあげたいという心とスーパースターとして輝く彼女の取材を続けたい、という二つの相反する心の相剋が始まる。また、彼女が短大生になったとき、初めて女性としての色気に気付き、恋愛対象としても見るようになるが彼自身、終始猪熊柔に一途なのに紆余曲折を繰り返すのは、この二律背反の感情が常に取り巻いているからである。また、自分は三流新聞の一介の三流記者(これは卑下)でしかなく、彼女とは月とスッポンだという気持ちも、向こうからの次第に強まる想いに対し、後込みを続けてしまった原因となっている。


性格

情熱的で行動力旺盛。鶴亀トラベルの羽衣係長など熱意に漲った彼の記事のファンもいた。また、物事に対する責任感が強く周囲の気配りもできる人間であり、また正義感にも漲っており、ときにマスコミの立場も忘れ、柔や富士子たちの味方になったりするなど公私をしっかりと弁えることができる人格者である。一方で、仕事に情熱を傾けすぎるあまり、相手の気持ちに疎い部分はあり、それで度々猪熊柔を怒らせたりしていることも。また、常にジャンパーやブルゾンにシャツ、ジーンズとファッションセンスは疎く、一人暮らしのアパートは常にゴミまみれで、日夜カップラーメンと生活能力は低い。英語は苦手だが地理には強い。特に方向感覚は抜群に優れており、日本、世界を問わずどんな場所でも地図無しで移動している。


二輪免許を持っており、原作ではヤマハRZV500(柔高校時、のちに水没)、FZR(柔鶴亀入社時)など、アニメではスズキGSR(柔高校時、のちに水没)やホンダVFR(柔鶴亀入社時)などを乗りこなしているなどバイク姿がサマになっている(高校時の柔でもバイク姿がかっこいいと思っていた節はあった)。また、もともとスポーツ経験者だけあって基礎体力は高く、運動神経は決して悪い方ではなく体格も良い(原作では猪熊虎滋郎の逃走に追いついているほか、バルセロナでマフィア相手に大健闘している)。


周囲の評価

実は猪熊柔以外はみんなはすぐにその良さに気づいていた、劇中でも屈指のモテる男である。ジョディ・ロックウェルは最初見たときから柔に対し彼のことを「お似合いの相手」と呼んでおり、伊東富士子など三葉女子短大の連中からもみんな松田さんと呼ばれ慕われていた(特に小田真理は彼を気に入っているような描写がある)。花園とも意気投合しており、後で柔に「松田さんとか(彼氏に)どうだ?」と伝えたり、自分の結婚式に招待したりしている。


また、猪熊家の人物の皆に好かれており、柔は言うまでもなく(猪熊柔の記事参照)、母親の玉緒からは受験結果の報告から「いい人」という評価をしており、柔失踪事件のときも彼女のプライベートにかかわる少女時代の情報をマスコミである彼に提供している。そして、父親の虎滋郎からも「今後とも娘をよろしく頼む」とまるで彼女の将来までお願いするような物言いをされており、滋悟郎からも「三流記者」などとこき下ろしている割に、柔復帰のきっかけとなった新聞記事の件や、他へは一切許していない柔への独占インタビューを許しているなど、ある意味彼の仕事や人柄を認めている。


勤務先の日刊エヴリーでもカメラウーマンの加賀邦子に一方的な想いを寄せられているほか、編集長からもその記事の熱さと仕事ぶりを評価されている。


一方、本阿弥さやかは当初こそ松田を味方にしている節があった(恋敵の柔が松田の方に靡いてくれた方が好都合だから)が、後に柔自身が松田に興味を持つようになるや、新聞記事で柔ばっかり贔屓するため疎ましい存在と見ている。そして、風祭は猪熊柔をめぐってお互い犬猿の仲ではあるものの、記事内容に対して「鋭い」とその彼の分析力や洞察力を恐れている場面があり、後になれば彼を強敵と認め、そして終盤、自分が劣勢に立たされると意地でもあいつには負けたくないというヤケ感情に変わっている。


また、フィクションの外側に対しても、異性ファンだけでなく同性ファンも多く、松田なら柔とくっついても許せるという意見も非常に多かったりするなど、どちらからも好かれていたキャラであった(アンチがほとんどいなかった)。


それを物語るようにねとらぼで開催された人気投票ではヒロインの猪熊柔を出し抜いて、堂々の1位に輝いている。


関連タグ

YAWARA! 猪熊柔 熱血漢 ライダー


桜田純二……浦沢直樹の次回作『Happy!』に登場する松田タイプの熱血漢。松田より血の気が多く、羽振りは良い。本作とは異なりヒロインとはくっつかない


※柔の初試合をセッティングしたときに、居酒屋で、「俺はスーパースターに憧れて25年間生きてきた」と鴨田に伝えている。その後の葉山のエピソード(4月か5月)で日刊エヴリー編集局にて「彼女とは7つ差ですよ」と発言(柔の誕生日は12月8日だが、高校三年生なので18という前提)。一方、翌年のソウル五輪前、山形へ帰省中(6月か7月)に母親が「お前ももう26だべ」と言われている。これらの条件に合致するのは4月のみである。

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