ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

柳国

りゅうほくこく

小野不由美の小説『十二国記』シリーズに登場する十二国のうちの一つ。

概要

小野不由美の小説『十二国記』シリーズに登場する十二国のうちの一つ。


正式名称は「柳北国(りゅうほくこく)」、首都は「芝草(しそう)」、王宮は「芬華宮」、国氏は「劉(りゅう)」。

現劉王は助露峰、評判のいい地方の郷長であり、「昇山の儀」に応じることもなかったが、王気を感じた麒麟・劉麒の訪問を受け、践祚・即位した。

治世は120年に及ぶ。登極初期にお忍びで訪れた延王・尚隆によれば「見るべきもののない平凡な治政」ということであった。が、次に訪れたときには「王が寝ていても、国が傾くことがない」と評されるほどの安定した法治国家が出来上がっていたという。

助露峰が定めた法は、厳格な法治国家を目指した芳国王・健仲韃(祥瓊の父)がならうほど完成度が高かったが、現在、賄賂を要求し私腹を肥やす官吏が続出、急速に国は傾き安定を失いつつある。

急速に治政の意欲をなくすそのありさまに延王尚隆は「助露峰はもはや玉座にいないのかもしれない」と危惧の念を抱いている。


慶東国王・中嶋陽子が呼びかけた泰麒捜索にも反乱を鎮圧したとされる舜極国、王と麒麟がいない芳極国巧州国とともに参加しておらず、どのような状況にあるか不明となっている。


関連タグ

十二国記 法治国家

関連記事

親記事

十二国記 じゅうにこくき

子記事

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました