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殷洪

いんこうまたはいんふぉん

中国の小説及びそれを原作とした藤崎竜による同名の漫画、『封神演義』の登場人物。

概要(原作)

紂王の次男。母の姜氏が冤罪で殺され、彼も兄の殷郊共々謀反人扱いされてしまう。やむを得ず母の実家・姜桓楚の所へ逃れるが、付き添っていたはずの方弼・方相兄弟はいつの間にやら姿を消し、追っ手をまくために兄の殷郊と別れるも、やがて捕らえられてしまう。同じ頃、殷郊も商容の家に立ち寄っていたところで捕らえられ、兄弟は刑場で処刑されることになった。


しかし、仙人・広成子と赤精子によって、兄弟は処刑直前に救い出され、殷洪は太華山雲霄洞に住む赤精子の下で道士として修行して、西岐軍に加わるよう命じられ、宝貝・陰陽鏡を携えて下山する(この際、もし周を裏切って殷に味方したら、灰にされても構わないと誓っている)。

殷洪はその途上で、馬善と温良を配下とし、西岐へ向かおうとしたその時、申公豹に出会う。「お前は父と戦う気か」と責める申公豹の言葉に心変わりした殷洪は、蘇護の西岐討伐軍に参加。陰陽鏡を使って黄飛虎・黄天化らを捕らえた。だが、最後は太極図の中に迷い込み、下山前に誓った通りこなごなの灰となって死亡した。その後、姜子牙により群星正神五谷星に封神された。


概要(藤崎竜版)

紂王の第二子。殷郊の弟。素直で純粋な性格。

母の死後、身の危険が迫っていたところを兄と同様に太公望に助けられ、仙人界に入った。赤精子の弟子となる。

その後、修行を一通り終え、宝貝を与えられて兄とともに周の軍に参加。妲己を倒し父を救うことで崑崙への義理と民への責任を果たそうと考えていた。申公豹の立ち位置が本作では原作と大きく異なるため、彼に誑かされるシーンもない。

その後、崑崙を裏切った兄を説得するが果たせず、兄の攻撃から太公望をかばって封神される。

アニメ「仙界伝封神演義」では、兄とかぶってしまうので、「いんふぉん」と呼ばれる。

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