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CV:島本須美(1981年版アニメ)/M・A・O(2024年版アニメ)

概要

水乃小路飛麿の妹で、面堂終太郎許嫁

面堂家と水乃小路家の和解のための政略結婚を前提としたお見合いが初登場。


水乃小路家の方針により、15歳まで西洋の甲冑を着せられて男性と隔絶されたまま育てられ、男を見たことがないという究極の箱入り娘(「汚れを知らぬ純粋培養」をスローガンとしているとのことだが、その結末はイケメンと落書きの区別もつかない男性顔面偏差値認識能力の破綻である)。その徹底ぶりは実兄の飛麿ですら存在を知らない状態だった。不運な事に、最初に出会った「男」が諸星あたるだったために、男性恐怖症となる


その後あれこれあって、「男は危険で怖い生き物だが、兄は優秀で信頼できる別種の存在」という嘘も方便な認識が植えつけられ、飛麿を異様に慕うブラコンと化した。

風呂場に堂々と入ったり、ベッドに潜り込んだり、抱きついたりしているため変態の烙印を押されているが、本人はあまりに箱入りのため何が悪いかよく分かっていない。

ちなみに終太郎のことは諸々の誤解の結果、「面堂のお兄様」と呼び慕っている。


兄と対照的に小さい頃からの猛烈な特訓により非常に高いレベルの身体能力を誇り、ギャグ描写込みとはいえ、かなりの怪力揃いの本作キャラクターの中でもパワーはトップクラス。

彼女の圧倒的なパワーに抱きつかれた飛麿や終太郎は胸部を骨折、悶絶し気絶するまでがお約束となっている(なお、終太郎の部下たちは「丈夫な若のこと、すぐに目を覚まし、お元気になられるだろう」とまったく心配していない)。

その一方、重度の男性恐怖症により、あたるや男の姿を見ると「きゃ~っ!男~!」と悲鳴を上げながら暴走し、その後は大抵、象の大群が暴れたかのような破壊の限りを尽くされた有様になっている。なお、これでも水乃小路家最強ではない


ちなみに、因幡編でリセットされた未来において、許嫁である終太郎と結婚している描写が一切見られなかった。


余談

次回作のらんま1/2のヒロインである天道あかねのモチーフの一人で、序盤の男嫌いや「許嫁」設定は飛鳥からの踏襲。

あかね

また、中の人は先立って劇場版ビューティフル・ドリーマーで謎の少女役で出演しており、後番組のめぞん一刻ではメインヒロインである音無響子を演じている。


令和版で彼女を演じるM・A・O氏は過去に海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイイエローを演じており、後に兄の飛麿役の梶裕貴氏も機界戦隊ゼンカイジャーガオーンを演じているため、令和版水乃小路兄妹の中の人は戦隊のイエローを演じたことになる。


関連イラスト

水乃小路飛鳥センシティブな作品

正月絵。


関連タグ

うる星やつら 水乃小路飛麿 面堂終太郎

箱入り娘 目がしいたけ

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