概要
遥か北方の地を領土とする邪悪な魔王。
ポポロクロイスを氷に閉ざすほどの強力な冷気を操る。
物語開始から約10年前にヤブー、ゾルダン、ドルン、カウパら四天王を率いてポポロクロイスに攻め入り国を滅亡寸前に追いやるが、龍の化身だった当時の王妃サニアとの激戦の末に破れ、邪悪な魂が送り込まれる闇の世界へと追放される。しかし、それと同時にサニアの魂も道連れとして闇の世界に引きずり込み、彼女を昏睡状態に陥らせた。
闇の世界では魔王の星に封印されていたが、四天王の暗躍により魔王星の封印が解かれたことで地上に再来。捕らえたサニアの龍の力を彼女の体ごと取り込んで完全復活を図るも、その直後に龍の力を覚醒させたピエトロの一撃でサニアを奪い返され、同時に再生させた身体も失って消滅する。
だが、その意志の残滓はサニアの体内に残っており、隙を見てピエトロ一行を亜空間に引き込んで彼らと最後の闘いを繰り広げる。
戦闘能力
ありえない攻撃力をもつ敵として登場。通常攻撃で即死は当たり前。
ここでは3段階全ての能力を掲載する。
ちなみに氷の魔王とか言いながらPS版では氷を使った攻撃は一切してこない。
第1形態
自身を氷に閉ざした姿で登場。氷の中の姿を変化させて戦う。この段階では自分から移動しない。
四天王の全ての技を使って戦う。魔法の耐性がないとここで全滅することも。
第1形態の技
| 技名 | 変身対象 | 効果 |
|---|---|---|
| メガファイア | カウパ | 敵1体に炎で攻撃 |
| メガフレイム | カウパ | 敵全体に炎で攻撃 |
| ギガストーム | ドルン | 敵全体に風で攻撃 |
| ヒールゾーン | ドルン | 自分のHPを回復 |
| きあい | ドルン | 自分の気力を最大にする |
| おたけび | ゾルダン | 敵全員を混乱させる。みんなのトラウマ |
| ファイアーブレス | ゾルダン | 自分の正面に炎を吐いて攻撃。こちらが近づかないと使用しない |
| ノヴァ | ヤブー | 敵全体に炎で攻撃 |
| ジ・エンド | ヤブー | 敵全体に風で攻撃 |
| ドゥーム | ヤブー | 敵単体に雷で攻撃 |
| フォース | ヤブー | 敵単体に闇で攻撃、自分のHPを回復 |
第2形態
第1形態を突破するとこの形態になる。ここからが氷の魔王戦における本番。
氷から出てきたのはまさかのガチムチ。しかもこの時点でかなり強い。
第2形態以降、使用してくる技はなんとなく白騎士の技とモーションが似ているような似てないような。
第3形態
第2形態倒して終わったー！！と思わせといてそのガチムチは黄金に輝く究極体に変貌する。
レベルが低いと白騎士でも即死しかねない超火力で潰しにかかる。
全ての能力が格段に上がっている。ただ氷の魔王自体は弱っているためHPはそれほど高くない。
第2形態以降の技
| 技名 | 効果 |
|---|---|
| きあい | 自分の気力を最大にする |
| テレポート | 瞬間移動。この魔法を使った後も行動できる |
| ダークパニッシャー | 敵全体に闇で攻撃。対策してないと全滅しかねない |
| イビルストライク | 敵単体に攻撃。狙われたら白騎士以外は即死と考えていい |
PSP版
氷の神殿でヤブーを倒した直後に復活し、ピエトロ一行と戦闘になる。
姿は初期の姿に細い両腕を生やした外見。
原作通りサニアを触媒に復活したが、ピエトロの呼びかけでサニアが抜け出してしまった。
台詞は「・・・おまえの力・・・もらうぞ・・・」「！！！」だけで、レベル10前後で勝てるほど弱いなどと扱いが悪い。
Pixivでは
強力な冷気を操ることができる氷の魔王。
なぜかPixivではチルノとともに描かれたイラストが少なからずあるようだ。冷気つながりか？
