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海峡夜棲姫

かいきょうやせいき

海峡夜棲姫とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する、深海棲艦の一体。
目次 [非表示]

ココ...ハ...トオレナイシ......。

......トオサナイ......ヨ......ッ!


トオサナイッ...テ...イッテルノニ......。

............。シニタイ...ノォッ!


概要

艦隊これくしょん』の2017年冬秋イベント、『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)』第四海域「スリガオ海峡沖」の前半戦力ゲージの旗艦(ボス)として新たに登場した「姫」級深海棲艦。


容姿

海峡夜棲姫

深海双子棲姫以来の2体で1隻の姫級深海棲艦。艦種を表す部分が戦艦姉妹となっており、公式で姉妹と言う設定がある。

深海棲艦特有の角や爪、艤装を除き、外見は扶桑姉妹と瓜二つである。

また、2人を囲む青い彼岸花は8本ある(一見すると7本に見えるが、右側の3本ある彼岸花の下に艤装に隠れて8本目がある)。

この彼岸花の数、西村艦隊の艦数「7隻」と一致しない。8本目は当初志摩艦隊の阿武隈が有力視されていたが、現在では同じくレイテに突入し消息を絶った伊26が最有力視されている。

当該海域では味方編成として潜水艦1隻を艦隊に編入可能で、これにより敵側がシステム上不利になる(詳しくは後述)編成上の抜け道が残されており、提督たちの間ではこの点が常々疑問視されていたが、8本目が仮に潜水艦である伊26を意識しているとすれば、この謎の答えもそのあたりにあるのかもしれない。


最終形態ではグラフィックが変化。扶桑と似ている方が消え、山城と似ている方一体となる。史実においても先に沈んだのは姉の扶桑だった。

なお、彼岸花は2本増えて10本となっている。史実において山城の沈没時の生存者は10人であった。


性能

  • 甲作戦

通常形態【火力:183(装備込)、雷装:109、対空:69、装甲:251(装備込)、耐久:800】

壊形態 【火力:241(装備込)、雷装:139、対空:39、装甲:271(装備込)、耐久:800】

  • 乙作戦

通常形態【火力:159(装備込)、雷装:99、対空:69、装甲:211(装備込)、耐久:800】

壊形態 【火力:221(装備込)、雷装:129、対空:39、装甲:231(装備込)、耐久:800】

  • 丙作戦

通常形態【火力:141(装備込)、雷装:89、対空:69、装甲:191(装備込)、耐久:800】

壊形態 【火力:201(装備込)、雷装:109、対空:39、装甲:211(装備込)、耐久:800】


装備(難易度共通):深海14inch海峡連装砲、深海14inch海峡連装砲、鳥型艦攻、特殊潜航艇

射程:超長


火力だけ見ると前回のイベントに登場した戦艦仏棲姫(甲難易度時【壊】形態で【333】)より低いように感じるが、雷装を備えている為、払暁戦による開幕夜戦の為甲作戦では【火力183+雷装109=292(壊では241+139=380)】の夜戦連撃で確実に此方の戦力を大破させてくる。また鳥型艦攻を備えている為、昼戦に移行した場合に制空権を奪わないと、昼連撃攻撃を仕掛けてくる為、ただでさえ夜戦でボロボロにされた艦隊が追い討ちにあい、手も足も出ないまま戦闘が終了してしまう可能性もある。


ココハ……ジゴクナノヨ……


ただし、夜戦では敵艦隊は第1・第2とも1回ずつしか攻撃してこない為、上手くこちらの被弾したメンバーに攻撃が集中してくれたら、いっきに殲滅出来る可能性が高まる。また扶桑姉妹と同様に航空戦艦としての特性を備えている為「昼戦で艦載機が生き残っている場合優先的に潜水艦を攻撃してしまう」特性が発動し、味方に潜水艦を1隻でも編成していれば、夜戦では敵第2艦隊の駆逐艦やPT小鬼群のカットイン攻撃を封じて此方の被弾リスクを下げ、昼戦では海峡夜棲姫の攻撃を引き受けてくれる。


ヤメテェッ…


又、西村艦隊のメンバー全員には敵ボス艦隊へ「1.44倍の特効」がかかっている為積極的に西村艦隊のメンバーを編成したい。しかし、今回は今までの昼戦→夜戦といった流れではなく夜戦→昼戦の流れの為今まではフィニッシャーとして多くの深海棲艦を沈めてきた時雨改二の魚雷カットインが無駄になる可能性が高く(敵は第2艦隊→第1艦隊が各1回ずつなのに対しこちらは敵12隻に対して射程が長い順にランダムに攻撃していく為、時雨が海峡夜棲姫を狙う確立が極端に低く、下手なカットイン仕様が不発や無駄撃ちに繋がりかねない危険がある)、扶桑姉妹の夜戦連撃と昼戦での弾着観測射撃に全てがかかっていると言ってもいい。実際、扶桑改二山城改二の昼砲撃が止めとなっている提督が多いようだ。

ボスマスまでは行動半径が【2】の為殆どの機体をボスマスへ送る事が可能である。この場合注意しないといけないのが「過剰な迎撃能力のある陸戦や局戦は編成を控える」という点で、特に艦隊に潜水艦を編入している場合、海峡夜棲姫の艦載機が全機撃墜されてしまっていては編成に組み込んでいる意味がなくなる為で、相手の艦載機を全滅させないギリギリのラインを見極めつつ「制空優勢」以上をとる必要がある。


マダ…サキニナンテ…ススマセナイ…。

コノジゴクデ…コノジゴクノカイキョウガ…

アナタタチノイキドマリナノ…ヨオオォッ!


なお「-壊-」形態になると敵第二艦隊の最後尾に防空埋護姫が組み込まれる為、姫級2隻で夜戦の間に此方のメンバーを特に扶桑姉妹をボコボコされて、昼戦に移行しても手も足もでないくなる場合も出てくる。またこちらの攻撃が防空埋護姫やPT小鬼群に集中してしまい、上手く敵第1艦隊の数を減らせずに昼戦移行時に敵随伴艦が残り的がバラける可能性も出てくる。海峡夜棲姫との戦いは「ラスダン」に入ってからが本番といえる。


マップタツニ ナリタイノォ!?

ヤメテッテ、オネガイシテルノニィ…ッ!


考察

山城vs闇城

山城に似ている方と、山城では「頭部艤装」と角が逆になっている。その為彼女達は海面に映った扶桑姉妹の「鏡像」の様な存在なのでは?と考察している提督もいる。

又扶桑に似ている方は実は最初から存在等しておらず、山城に似た方が生み出した幻だったのではないかと考察する提督もいる。というのも同じような2体で1組の深海棲艦である深海双子棲姫の「-壊-」形態時でも、戦没した「伊13」に相当する方は消えていないのに対し、「海峡夜棲姫」では「扶桑」に似た方が消えてしまうという不可解な変化が起きているのと、艤装を2人で分担して担当している様に見えない点、2体で出現していた状態と、山城に似た方が1人になった状態とを見比べると、扶桑に似た方が座っていたと思われるスペースが艤装上に存在していない点等色々と2体1組だと考えるには奇妙な部分が多数見受けられる。

これを補強するかのように、アニメ版2期にて登場した際には扶桑に似たほうが消えかける演出がとられた。


扶桑に似ている方は山城に似ている方がそう思い込んでいるだけで、実は防空埋護姫であるという考察もある。

その考察だと、扶桑に似ている方が消えるラスダンで(レイテ沖ではなく坊ノ岬沖海戦との関わりが深いはずの)防空埋護姫がいきなり登場し、海峡夜棲姫を倒しても防空埋護姫を倒さないとクリアにならないという理由が説明できる。

さらには、扶桑型姉妹(特に扶桑)の戦没時の状況、および敵編成にて第二艦隊の一番後ろにまるではぐれたかの如く防空埋護姫がいる事実を踏まえると、海峡夜棲姫はあくまでも山城に対応した存在でしかなく、実は本当に扶桑の立ち位置を担っているのは防空埋護姫ではないか、とする考察もできる(実際、防空埋護姫のシステム上における艦種は『航空戦艦』であるうえ、再登場時には隣にいるはずの防空埋護冬姫に存在すら認知されていないという明らかに不可解な現象が起きている。システム上の艦種は、純粋な駆逐艦の姫級に対して昼戦で戦艦が無力であった先例に基づく単なる大人の事情なのか、それとも…)。


彼女らの周りに咲いている彼岸花の花言葉は「また会う日を楽しみに」「想うはあなた」「悲しい思い出」という意味があり、上記の鏡像説と照らし合わせると、扶桑に似た片割れはこの深海棲艦の元になったと思われる山城が愛する姉に会いたいが為に作り出した『幻想』、またはそれが一時的に具現化したものと解釈できるのかもしれない。

が、青い彼岸花という植物は無論実在せず(鬼滅の刃なら存在を匂わせているが。)、同じく2004年に生み出されるまで青い種が存在していなかったバラの花言葉が『不可能』、『存在しないもの』だったことを考えるとその幻想は儚いものだったという意味にも取れる。(ただし、2004年に生み出されてからは『夢かなう』という希望のある花言葉が追加されている。)強いて青い彼岸花の花言葉があるとするならばこれらの花言葉を組み合わせたものになる…のかもしれない。

なお、彼岸花はハイビスカス(扶桑花)と同じ日(11/15)の誕生花であり、どちらもブラウザ版の設定で扶桑型姉妹を慕う吹雪の誕生花となる。

吹雪がアニメシリーズで扶桑型姉妹との関係が改変されたのは彼岸花が誕生花であることを強調するためではないかという考察もあり、彼女の片割れもまた、海峡夜棲姫と似たような状況に立たされていたことも踏まえると扶桑型姉妹の闇が彼岸花を携えて現れるというのはある意味皮肉と言えなくもない。因みにブラウザ版なので仕方ないことなのだが吹雪が自身の片割れと融合したのに対し、こちらは(編成しだいで)殲滅してしまうというまったく真逆な展開となっている。『いつ海』でも山城は何かしら海峡夜棲姫に因縁を感じたようだが、それ以上両者の関係が踏み込まれる事はなく、最終的に山城に粉砕された(山城も艦娘の力を失ってしまったため、実質相打ちと言えなくもない)


余談

海峡夜棲姫の声を誰が当てているのかに関しては、イベントの趣旨からも9割9分あの方だろうな~、と提督達の間で噂されていたが、「コンプティーク2018年1月号」での扶桑・山城を担当されている「さっきぃ提督」こと藤田咲さんへのインタビュー内で「秋イベントの追加ボイスと一緒に深海棲艦も一緒に収録した為「自分との戦いだな~」と、空母棲姫の悪夢がよぎりました(笑)」という発言があり、海峡夜棲姫と防空埋護姫も藤田咲さんが担当されている事が判明した。


発売がギリギリイベント中だった事もあり「藤田咲艦で藤田咲艦と戦って、最後の報酬が藤田咲艦だという【スーパー藤田咲大戦】だったな」と言う声がきこえた。・・・うん間違ってない


壊時の攻撃で「マップタツニナリタイノ!」と叫んでいるが、これは長らく「戦艦扶桑は真っ二つになって轟沈した」と考えられていた事によるもの(扶桑の生存者はほとんどあるいは全くおらず、最期の様子が不明であった事も大きい)。しかし(よりによってイベント中にスリガオ海峡で西村艦隊を捜索していた)ポール・アレン氏の調査によって実際の戦艦「扶桑」はかろうじて真っ二つになっていなかった事が判明している。


後に深海大サーカスにおいても満潮達が最後に対峙する大ボスとして登場。

演者は最初は2人だが途中で1人退場するという形で「-壊-」の状態も再現されている。



ソウナノデスネ……。アナタタチハ……ソレデモ…コノサキニ ススモウトイウノデスネ…。

ナラ、アナタタチハ…進んで…この先に待つモノヘ…。


関連タグ

扶桑姉妹 扶桑(艦隊これくしょん) 山城(艦隊これくしょん) 深海棲艦

レイテ沖海戦


闇の扶桑型


防空埋護姫:戦力ゲージ2本目のボス艦隊旗艦で、海峡夜棲姫とのラスダンにも登場。


リコリス棲姫深海吹雪棲姫:同じく彼岸花にまつわる深海棲艦。

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