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CV:森川智之水戸洋平と兼役)


海南大付属1年、178cm65kg、背番号10。

本作中最も身長の低いスラムダンカー。自身より30cm近く背の高い魚住の上からダンクをかますなどルーキー離れした能力を買われ、1年にして強豪・海南のスタメンの座を射止める。花道同様、流川への敵愾心が強い。

礼儀知らずで自信家、非常に目立ちたがり屋な性格、試合中にことごとく相手につっかかる姿勢、驚異的な身体能力、同じ背番号10番など、花道とは何かと共通点が多く、流川への敵愾心も強いところから、お互い「赤毛猿(あかげざる)」「野猿(のざる)」と呼び合う。花道の実力を認めたがらないものの、湘北山王戦で花道が交代出場すると面白くなさそうな素振りを見せるなど、花道にはライバル意識に近い感情を持っている様子。


作中では殆どの得点描写がダンクであり、それ以外の得点描写はレイアップが1回だけである(※)。しかし、彼のダンクはたった1発で試合の流れを引き寄せることができる破壊力を持っている。

年上や初対面の相手に対しても無礼な態度を取ることが多々あるが、自チームの監督や先輩に対する場合に限りきちんと敬語を使い、他校生から先輩を馬鹿にされると自分のことは棚に上げて本気で怒る。

セミロングで、試合のたびに髪の束ね方が違う。「かっかっか(かかか)」と笑う。

(※但し、湘北戦の別シーンでゴール下のシュートを流川に、陵南戦でもレイアップを仙道にそれぞれ防がれている。また、赤木のファウルによって得たフリースローは2本ともリングに当てて外している)


全国屈指の名門チームで1年次からスタメン入り…と、通常のスポーツ漫画なら、主人公の常に一歩先を行くライバル的な立ち位置なのだが、流川への対抗意識むき出しの描写から、あまりそうした印象は受けない。

しかしながら実力は本物であり、陵南戦では一撃のダンクで苦戦気味だった流れを変える、湘北戦では三井の逆転3Pをすんでの所で阻止する、後半で宣告通り流川を抑え込むなど、要所要所で重要な働きをしており、多少の傲慢さはあれど「スーパールーキー」「No.1ルーキー」「いずれ牧さんから神奈川No.1の座を受け継ぐ男」という自己評価は決して過大なわけではない。

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