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灰原由起夫

はいばらゆきお

小島あきらの漫画『まほらば』の登場キャラクター。
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概要

CV:堀内賢雄

鳴滝荘6号室の住人。白髪……というより灰色の髪に無精ひげと老けて見られるが、36歳と割と若い方。身長182cmの長身で、緑色の作務衣を着ている。職業は小説家で、若いころ(10代後半)は苦労していたが、劇中の現在ではそれなりに食いつないでいるようである。みたらし団子が好物。喫煙者で釣りをしている(アイデアを浮かばせるため)。

対人恐怖症で、極端に無口。会話を交わす際には、蒼葉梢の持ち物であったパペットの「流星ジョニー」を用いて腹話術で代弁するが、ジョニー不在時には筆談で応対する。

実は、梢の曽祖父で、自身の恩人で父親代わりでもあった蒼葉総一朗と、彼が創設した鳴滝荘の過去に深く関わっている重要な人物でもあり、総一朗の死後は管理人を受け持ち、虐待を受け蒸発した梢の両親に代わって養父(後見人)になっていた。従って、彼は鳴滝荘2代目管理人ということになる。

来歴

時期は不明だが、早く父を亡くしている。また、本好きになり、中学時代は同好の女子から「文学少年」としてモテていたうえ、容姿に恵まれた美少年であった(鳴滝荘一行で海に行った時の黒崎小夜子との話によると、若いころは「ブイブイ言ってた」とのこと)。

中学卒業後、16歳にして小説家を目指し上京する。このとき、金はなかったが、バッグの中は夢と希望で詰まっていた。しかし、現実は厳しく編集部に原稿を持ち込むも「力不足」として没の烙印を押された。そこで夢破れ実家に帰る金も付き行き場を失い公園で途方に暮れていた折、転機が訪れる。
風で飛ばされた原稿を拾ってくれた一人の壮年・蒼葉総一朗との出会いだった。

事情を訊いた総一朗は、彼を鳴滝荘の書生として引き取り、住まわせる代わりに掃除や洗濯などの家事をやらせることで家賃は免除するという条件でなんとか首はつながり、その合間に再び小説を書き始め新人賞に応募し、見事に当選。総一朗からも祝福され、作家人生が始まった。

作家で食いつなぎ、順調になったころに総一朗の曾孫の梢一家が引っ越してきたのを機に、家族の邪魔にならないようにと身を引き別のアパートを借りることになり総一朗に別れを告げ巣立っていった。なお、総一朗は「気にしなくていいから」と引き留めようとしていた。

その後も総一朗との交流が続いており、自身の出版された本を総一朗に送り感想を聞くなどして友情は色あせず良好に保っていた。

しかし、それも束の間。総一朗との連絡が途絶えたのを前後して、自身のポストに一通の訃報が届いた。

そう……自身の父親代わりであった総一朗が寿命で亡くなってしまったのだ。

その現実を受け止め灰原は葬儀に参列。お開きの後、締め切りに追われ「缶詰め状態」に陥っていた折、その後の鳴滝荘が気になり駆け付けることになる。すると、そこには傷だらけで死んだ目をした少女・蒼葉梢がいた。

当時の様相

餞~想い



彼女から事情を訊きだそうとするも言葉を発してくれない。また、自身はもともと対人恐怖症である上に相手が幼い子供であることから「どうすればいいか」悩んだのと同時に犬のパペットを見つけた。それが、後の灰原の会話手段になる流星ジョニーであった。

ジョニーでなんとか梢から事情を訊きだすことに成功した灰原は、蒸発した両親に代わって自身が面倒を見ることを決め、鳴滝荘の管理代行としても新たな道を進むことになった。梢が中学卒業を前後して(もしくは落ち着いたころに)、彼女に管理人の座を明け渡した。

やがて、黒崎朝美・小夜子親子が行き倒れているのを見つけ、引き取り住人にし、桃乃恵を受け入れ、茶ノ畑珠美が入居するなど、やがて梢の周囲に理解者が増え、そしてのちの婿になる白鳥隆士が入居したことで物語がスタートした。

終盤で、隆士が「梢を追い詰めたのが自分だ」と思い落ち込んでいたところ、「そんなの関係ない」と叱咤。梢の親代わりとして、ジョニーを使わず「梢をよろしく頼む」と言い、その場を去っていった。

隆士と梢が結婚して子供が生まれ成長した後日談では、かつて鳴滝荘に隆士の友人としてきた釘バットこと亜麻根瑞穂が自身の編集者になっていた。いい仲を思わせるような雰囲気であった(瑞穂は、灰原との初対面時に「おじさま渋いんですね」と好感を持っていた)が、そんなことはながれていた。また、このとき私日記として「真秀場」を書いていた。

余談

公式ではない憶測ではあるが、苗字は灰色からとられていると思われ、名前は小説家という共通点から三島由紀夫からとったのか?と思われる。

関連タグ

まほらば

外部リンク

まほらば - Wikipedia

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