概要
静岡県に展開しているレストラン。会社及び自社工場は袋井市にある。
ビーフ100％のハンバーグを客の前で二つに割り、熱い鉄板に押しつけるパフォーマンスが特徴の「げんこつハンバーグ」が名物。
こんがり焼いた外面と中央のレアの肉の味わいと、2種類の肉の味が楽しめる。
1977年に菊川市（当時は菊川町）に開業した喫茶店「コーヒーショップさわやか」が起源。
その後チェーン店の出店を繰り返し、2020年5月現在で33店舗を有する。
上記の通り、生の肉も味わえる都合から高い衛生管理の下、2004年7月に設立した袋井市の本社工場から食材を輸送する都合により、立地は東名高速道路や国道1号近辺に限定されている。また肉の新鮮さを保つ為に出店は静岡県内のみで、県外への進出は考えていないとの事。
元々は静岡県民のみぞ知るローカルレストランだったが、2000年代以降になると評判を聞きつけた周辺都県の住民が訪れるようになり、知名度を拡大。
今や静岡県を代表するレストランへと成長し、上京した者が地元に帰ると食べる味の一つに数えられ、県外からは旅行やツーリングで訪問する定番スポットとなった。
ただし、有名になりすぎた弊害として休日の混雑が激しく、最も首都圏に近い御殿場インター店では、近辺にある御殿場プレミアム・アウトレットとセットで行く客が多いこともあり長期連休になると200分以上の待ち時間は当たり前でありSNSではこの待ち状況をウォッチングするのも一つの流行となっている。関西や名古屋方面から最も近い店舗は湖西浜名湖店であり、愛知県豊橋市との県境にもかなり近い。
2020年春にコロナウイルスの大流行により外出自粛が呼びかけられても尚、首都圏からの来訪者が後を絶たなかった為、静岡県内のレストランとしては早期に休業に踏み切った。
2022年は3年ぶりに緊急事態宣言の無いGWとなったため、御殿場インター店はなんと6時間以上待ち、他店舗でも4時間待ち以上を次々叩き出した。
2024年3月12日、創業者で会長の富田重之氏が老衰のため亡くなった。
これに伴い、14日は全店休業することを公式サイトにて発表した。
関連項目
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。：掛川本店が登場する。
なのは完売:大混雑の並びの情報戦つながり。
