ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

無敵鋼人ダイターン3

むてきこうじんだいたーんすりー

無敵鋼人ダイターン3とは、1978年に放送されたサンライズ制作のロボットアニメである。
目次 [非表示]

概要

前作無敵超人ザンボット3に続き富野由悠季が監督を務めたロボットアニメ。

メカニックデザインは大河原邦男が手がけており、彼が初めて携わったサンライズ制アニメでもある。


前作とは打って変わって明るく痛快な作風として知られ、特に人気スパイアクション映画シリーズ「007」に強い影響を受けており、「万能で自信家の男性が美女と共にシリアスに、ときにユーモアを織り交ぜ戦う」というコンセプトからもそれを窺い知れる。

この他にも有名映画のパロディを織り交ぜている事でも知られ、例えば第1話でのスパイスーツから下に着込んだタキシードに着替えるシーンは1964年公開の映画007シリーズ第3作「ゴールドフィンガー」冒頭部のパロディである。


スーパーロボット大戦」への参戦回数は多いものの、原作再現はあまりされず、主人公である破嵐万丈ダイターン3の参戦のみにとどめている事が多い。

これはスパロボシリーズ初期の資料不足に起因しているが、一方で「破嵐財閥」などのオリジナル設定が組まれていたりと扱いは良く、存在感もかなり大きいため、シリーズに於いて優遇されている一作でもある。


登場人物

主人公側

破嵐万丈(CV:鈴置洋孝)

ギャリソン時田(CV:北村弘一)

ビューティフル・タチバナ(CV:水野カコ)

三条レイカ(CV:井上瑤)

戸田突太(CV:白石冬美)


メガノイド

ドン・ザウサー(CV:山内雅人)

コロス(CV:信沢三恵子)


コマンダー

コマンダー・サンドレイク(CV:木原正二郎)

コマンダー・ネロス(CV:銀河万丈)

コマンダー・ベンメル(CV:加藤精三)

コマンダー・デスサンダー(CV:大宮悌二)

コマンダー・ブランドル(CV:飯塚昭三)

コマンダー・ダストン(CV:伊武雅刀)

コマンダー・ジーラ(CV:小原乃梨子)

フランケン(CV:田中康郎)

コマンダー・ウォン・ロー(CV:曽我部和恭)

コマンダー・ヘスラー(CV:宮内幸平)

コマンダー・ウェナー(CV:塩見竜介)

コマンダー・ギルトン(CV:木原正二郎)

コマンダー・ゼノイア(CV:弥永和子)

ラッド(CV:安原義人)

コマンダー・ダムデス(CV:徳丸完)

コマンダー・スペシャル1号(CV:渡部猛)

コマンダー・パンチャー(CV:加藤正之)

デガラシー(CV:はせさん治)

ドビン(CV:たてかべ和也)

コマンダー・ラディック(CV:池田秀一)

コマンダー・ジミー(CV:井上真樹夫)

コマンダー・ジェノバ(CV:上田みゆき)

コマンダー・ガル(CV:永井一郎)

コマンダー・カトロフ(CV:桑原たけし)

コマンダー・ミレーヌ(CV:浅井淑子)

コマンダー・エドウィン(CV:嶋俊介)

コマンダー・ベルトリー(CV:大木民夫)

コマンダー・アイサー(CV:小山茉美)

コマンダー・リーサ(CV:吉田理保子)

コマンダー・マゾニー(CV:此島愛子)

コマンダー・Z(CV:つかせのりこ)

コマンダー・トーレス(CV:藤本譲)

コマンダー・ドイル(CV:戸田恵子)

コマンダー・アントン(CV:富山敬)

コマンダー・ジライヤ(CV:永井一郎)

コマンダー・スミカ(CV:加川三起)

ブロイド、タイマー、ヤルキー(CV:丸山詠二西川幾雄水鳥鐵夫)

コマンダー・ギドガー(CV:森功至)

松、竹、梅(CV:青野武依田英助島田彰)

コマンダー・ダルシア(CV:桑原たけし)

コマンダー・ネンドル(CV:渡部猛)


コマンダー以外のメガノイド

ガスマン(CV:加藤正之)

ドクター・アニマッド(CV:八奈見乗児)

マリア(CV:麻上洋子)

ドナウン(CV:寺島幹夫)

側近(CV:銀河万丈)

ルシアン(CV:川島千代子)


その他

アキラス(CV:加藤精三)

ミナモト博士(CV:永井一郎)

マゼラン(CV:雨森雅司)

波乱創造(CV:仲木隆司)


こぼれ話

企画はザンボット3より先?

実は本作の企画は無敵超人ザンボット3より先で、仮題も「ボンバーX」(勿論、ダイナミックプロXボンバーとは無関係)だった。この時点ではブルマァクがスポンサーになる予定だったが同社倒産のため、一旦企画が頓挫。

粗筋はボンバーXを駆る若社長が宇宙を股に掛け、宇宙のギャング団等の犯罪者達を成敗するもので、後の無敵ロボトライダーG7勇者特急マイトガインの下地も作っていた。しかし、スポンサーを予定していたブルマァクの倒産や、スペオペ&コメディは時期尚早との事でザンボット3が先行する事となった。


放送枠について

前番組のザンボット3と同様、メ~テレ土曜夕方5時半枠はローカルセールス枠で、テレビ朝日は金曜日夕方6時に、朝日放送は金曜日夕方5時にそれぞれ放送されていた。なお、放送期間中にANNマストバイ第9局の静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)が開局し、10局目の福島放送は3年後の1981年まで待たねばならなかった。

そして、テレビ朝日の平日夕方6時台アニメ・特撮枠は1979年春の改編で廃枠となり、メ~テレアニメ枠の土曜夕方5時半枠は朝日放送九州朝日放送(機動戦士Zガンダム放送中に土曜夕方5時半へ移動)を除き全国ネットへ昇格となった。


系列の壁を超えて使われた主題歌

当番組はANN系列で放送されていたが、主題歌「カムヒア!ダイターン3」はその5年後、NNN系列のクイズ番組『おもしろ博士クイズ』の最終問題直前にて使われた。ただし、実際に使われたのは後奏部分のみ。


富野監督の思い入れ

基本的に自身の作品には辛口な評価を下す富野監督だが、こと「ダイターン3」に関しては高評価を下している。

主人公・破嵐万丈は探偵物のスピンオフ小説を書くほどのお気に入り、「自分にしては会心の出来」「ダイターン3はギャリソンを如何に魅せるかという話」と評価するギャリソン時田、造形に惚れ込み過ぎて過剰演出になっていたと語るコロス等、自身の作ったキャラクターには無関心なことが多い富野監督が特にキャラクターを熱く語る数少ない作品である。


公式MAD

なんとサンライズ自ら公式MADを作成している。

その名も「アジバ3」。

同じく富野監督の作品「伝説巨神イデオン」によるパロディ動画である。


メカニック

ダイターン3

関連イラスト

無敵鋼人ダイターン3ダイターン3

関連項目

サンライズ

富野由悠季 大河原邦男



絶対可憐チルドレン:OPの親和性が…



テレビ朝日系土曜17:30アニメ

無敵超人ザンボット3←  →機動戦士ガンダム

関連記事

親記事

株式会社サンライズ かぶしきがいしゃさんらいず

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 498464

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました