片桐隆明

かたぎりたかあき

片桐隆明とは、『ワールドトリガー』の登場人物。ボーダー本部所属A級8位片桐隊隊長。(メイン画像中央)

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「どうも　迅さん」

概要

ボーダー本部所属、A級8位片桐隊隊長のガンナー。

色素の薄い髪と眼鏡が特徴的な青年。

他の片桐隊の隊員同様、名前と容姿は作者のデビュー読切『ROOM303』のメインキャラクターのものが流用されている。

まだ作中での描写が少ないが、23巻のおまけでは年上の柿崎から「冷静で頼れる」と評されており、A級部隊の隊長として高い評価を得ている人物であることが窺える。

進学校である六頴館高等学校に通っており、辻・結束と同じクラスの高校2年生。

かつては第2期東隊で、一条、結束と共に東の指導を受けていた。

初登場はかなり早く、単行本2巻の第10話。ボーダー本部を訪れた迅に挨拶していた隊員の1人として登場。ただしこの時は緑川や結束共々名前は明かされず、あくまでモブ隊員の1人という立ち位置だった。

アニメ版ではこのシーンの尺が長めに取られていて、片桐のセリフが少し増えたほか、迅のセリフやOPのクレジットでも片桐の名前が明示されており、原作よりも存在感が少し増している。

その後5巻で風刃使用候補者の1人として迅から名前が挙げられた。ただしこの時は逆に顔が同時に出なかったため、『ROOM303』を読んだことのあるコアな読者でもなければ、この時点で彼の名前と顔を一致させることは難しかっただろう。

さらにこの前後の時期から18巻の時期まで県外に隊員のスカウト活動に出ていたため、登場時期の早さに反して作中の活躍は少ない。

23巻の遠征選抜試験編でようやく再登場。他のA級隊員と共に第1試験の審査官を務めることが明かされており、今後の活躍が期待される。

現在まで作中での戦闘描写はないが、公式ツイッターアカウントのQ&Aで里見、弓場に次いで銃手ランキング第3位であることが明かされた。

ポジションはガンナーで突撃銃型のトリガーを使用、弾丸はアステロイドとメテオラ。

ボーダーのガンナーとしては唯一人、狙撃手用のトリガーであるイーグレットもセットしている他、ダミービーコンやスパイダーといった使用者の少ないトリガーを使用しており、多彩な戦闘スタイルが予想される。