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「自慢じゃないが、駆け引きは得意でね」

CV:赤羽根健治

プロフィール

学園に通う高校3年生。知的で紳士的な物言いや巧みな弁舌に加え、端正な顔と人懐っこい笑顔をたたえる好青年。学園トップの秀才でもある。誰に言われるまでもなく、この世界が現実でないこと、3年間がループしていることなどメビウスの秘密に既に気づいている様子。(公式サイト/CHARACTERより)

メビウス年齢高校3年生
誕生日3月15日
身長181cm
イベリスイカリソウ
特記必要な役割を一人でこなせてしまうオールラウンドアタッカー
カタルシスエフェクト仕込み杖/ムチ

新入部員の一人で、オーバードーズにて初登場。

眉目秀麗、完全無欠に見える永至だが、自ら帰宅部メンバーに現実での素性を明かすなど

周囲を驚かす予測不能の行動も多い。

また、なぜかオスティナートの楽士である梔子からは尋常ではない憎悪を向けられている。


カタルシスエフェクトはムチ。通常時は仕込み杖のような形状だが、変形してムチの姿になる。

更には意のままに炎を発生させることができる強力な異能を持つ。

戦闘スタイルはオールラウンドアタッカー。燃えるムチを巧みに操り、打ち上げやガード破壊、広範囲攻撃など戦闘に必要な役割を一人でこなせてしまうMr.パーフェクト。

しかしスキル名が拷問や処刑器具に関するものばかりで不穏な雰囲気を漂わせている。派生奥義で「陳刑に処す」と書かれている

関連イラスト

琵琶坂永至

脆く崩れる大人の余裕琵琶坂永至

関連タグ

Caligula 帰宅部(Caligula) エクストリーム帰宅部


以降、ネタバレが記述されています。

ゲームの面白さを損なう可能性があるので、ゲームを未プレイの方は閲覧をお勧めできません。

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「閉じ込められた瞬間、あの時の感覚が蘇ってきて……僕は……僕は……」


帰宅部の面々の中でもとりわけ落ち着いており、常に大人の余裕な態度を崩さない琵琶坂。

しかし、彼もメビウスに捕らわれただけあって深層で息づくトラウマは当然ある。


梔子が支配するシーパライソの太陽神殿で、μがライブを開催することを聞きつけた帰宅部は、彼女と対話を試みるため現地へと赴く。

しかし梔子の罠にかかってしまい、μを目の前にして全員が檻の中に閉じ込められてしまう。

目の前にμがいるにも拘らず、どうにもできない状況に皆が途方に暮れる状況であったが…


ただ一人、琵琶坂だけは普段の落ち着いた物腰が嘘のように罵詈雑言を喚き散らし、何としても檻から脱出しようと暴れ始めたのである。

必死に彼を宥め、一体何事であるか問い詰めた帰宅部の面々。ようやく落ち着いた琵琶坂からは衝撃的な言葉が語られる。


裕福な家庭で育った琵琶坂は幼少の頃、身代金目的で「田所」と名乗る男に誘拐されたことがあった。

家族や警察による捜索も難航しており、彼は田所にナイフで脅されながら3日もの間飲まず食わずで監禁されることとなる。最終的に田所は、琵琶坂を置き去りにして逃走。無事に彼は救助されることになったが、この事件のせいで琵琶坂は重度の閉所恐怖症に陥り、檻のような閉鎖空間に入ってしまうと恐慌状態に陥るのだという。

彼の悲痛な過去を知った帰宅部の面々は、琵琶坂に対し同情し、現在は自分たちがついているから大丈夫だと彼を勇気づけるのであった。


しかし落ち着きを取り戻したと思われたその直後、罠を仕掛けた張本人であるμと梔子に対し、怒りをむき出しにして襲い掛かる。


「説得などぬるい真似をしなくても、μを脅せば現実へ帰れる」


μを目の前にして、自らの考えを強行しようとした琵琶坂であったが、抵抗できない2人に対して、アリアのため、そして自分たちの信念のため、弱い者いじめを良しとしない鼓太郎を始めとした帰宅部の面々により止められたのであった。


その後、彼の狂気は形を潜め、表面上は再び普段通りの穏やかな物腰に戻ったように見えたが…


以降、更なるネタバレが記述されています。

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「それでも僕は…自分のしたことが許せないんだ」

かつて自分を誘拐した田所がメビウスに来ているという情報をつかんだ琵琶坂は、gossiperを使い、エゴヘッド(デジヘッドの中でもとりわけタチの悪い連中)と化している田所の情報を集め始める。

そして、有力情報をつかんだ琵琶坂は田所に接触を試み、かつての復讐としてカタルシスエフェクトで田所を殺害しようとするが、咄嗟に主人公に止められ、田所には逃げられてしまう。しかし、かつての加害者と被害者と捉えるには不釣り合いなお互いの立ち振る舞い、そして田所が琵琶坂を「先生」と呼んだことに対して違和感を覚えるのであった。


琵琶坂を問いただすと、観念したかのように彼は自分の本当の素性を話し始める。

実はIT会社の社長である身の上、また誘拐されたという件も虚言であり、現実での自分は「弁護士」なのであると語る。


数年前、地下アイドル南出日向が金属バットで襲撃された凄惨な事件。時間とともに大衆の記憶も風化したかと思われたが…

この事件の容疑者として逮捕された人物が田所であり、琵琶坂は彼の担当弁護士であったのだった。精神疾患などを理由に田所を弁護し、無罪放免を勝ち取ることなったが、被害者の日向はその後、眼球破裂による失明を苦に自殺してしまう。


自分の職務を全うしただけである琵琶坂だが、この事件を機に被害者に対する自責の念と良心の呵責に苛まれることとなり、法で裁くことが出来なかった彼に直接制裁を与えるべく、彼を追いかけ続けていた…というのが真相なのであった。


残念ながら田所には逃げられてしまったため、また一から彼を探し始めると琵琶坂は決意を新たにするが…



琵琶坂永至の心の奥に踏み込みますか…?

  ■踏み込む   □踏み込まない

以下、最後のネタバレが記述されています。



























































































「ハハハハハ!安心して死ね!お前の亡き後はこの俺があのくだらねぇ部活動ごっこの部長をやってやるよ!」


実年齢は34歳。兼ねてからの申告通り、帰宅部メンバーの中では一番の年長者であったが、上述の身の上話はほぼ全て虚言であり、その本性は冷酷かつ残虐。自らが利益を得るためならば、他人を陥れ、殺害することもためらわない生まれついてのサイコパス

そして梔子どころか追加キャラである彩声、Storkにとっても怨敵と言える追加シナリオに関する全ての元凶である。


同じく弁護士であった父親の元、有能弁護士として仕事をしていたが、ある時高齢者の遺産相続に関する後見人制度に目を付け、数々の横領を行っていた。

程なくして弓野家(梔子の家族)に目を付けた彼は今回も横領をしようと目論むが、サイコパス特有の傲慢さ、詰めの甘さが原因で父親に横領を気づかれてしまう。琵琶坂は自分を告発しようとした父親を事故に見せかけて階段から突き落とし殺害。その後、父の事務所を引き継ぎ何事もなかったように仕事をしていたのだった。


しかし偶然にも税理士であった弓野家の父親がつけていた帳簿がきっかけとなり、またも横領を勘づかれる。公にされることを恐れた琵琶坂はかつて自分が無罪放免にした田所に対して、一家を始末するために弓野家に放火するように依頼する。田所も流石に一度は断るが、「精神疾患などなかったと証言する」と脅され、弓野家は火の海に包まれることとなる。琵琶坂自身は放火の際のアリバイ作りのため、高級クラブで散財を繰り返していた。


この放火のせいで弓野家の両親と2人の娘のうち姉が死亡。(当時中学生だった梔子は修学旅行に出かけており難を逃れた)

証拠隠滅も兼ねた放火であったはずが、肝心の帳簿は金庫に保管されていたため、結果的に琵琶坂は業務上横領の容疑で逮捕されることなる。ただし放火や殺人教唆については入念なアリバイ工作が功を奏したこと、田所が捕まらなかったことで、罪には問われなかった。


琵琶坂はこの時点で無気力症候群にかかり、現在は5年という懲役を警察病院において、そしてメビウスという仮想現実の中でのうのうと娑婆の生活を楽しみながら過ごしているのである。


現実に帰りたがる理由、田所を始末しようとしている理由は、業務上横領の懲役が満了すること、そして放火の生き証人である田所を消し、真相を闇へと葬るためである。


田所が真実を話したことで正体が露見した琵琶坂は、主人公に対して襲い掛かるものの返り討ちに遭い、帰宅部を追放されることとなる。

その後、帰宅部に対して報復の機会を窺っていたと思われるが、ランドマークタワーから落下したシャドウナイフが転落中に天井のガラスに衝突し、割れたガラスの破片が天井の下にいた琵琶坂の全身に刺さり、血まみれになって死亡した。

シャドウナイフの方は、天井や木に何度も引っ掛かったこともあってか、重傷ながら生存。琵琶坂は彼の代わりに死亡するという因果応報の末路を迎えることとなる。


ただ、前述の末路が「落下したシャドウナイフの下敷きになった」と勘違いされやすいため、「クッション先輩」「シャドウナイフ引換券」などの仇名で呼ばれ、ネタキャラ扱いされることもある。


ちなみに帰宅部メンバーは名前(ファーストネーム)に何かしらの楽器等音楽に関連する文字が入っているのだが、彼だけは『琵琶坂永至』の名の通り名字に琵琶の文字が織り込まれている。

これは彼が本質的には帰宅部の仲間ではない伏線であり、巧妙なトリックであったと言えるだろう。

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