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益子薫

ましこかおる

益子 薫(ましこ かおる)とは、テレビアニメ『刀使ノ巫女』の登場人物である。
目次 [非表示]

「めんどくさい……」

「だから、ねねはオレのペットだと言っているだろう。エターナル胸ぺったん女」


概要

荒魂という異形の存在を古来より祓ってきた刀使たちの養成学校「伍箇伝」の一つ「長船女学園」の生徒。


プロフィール


人物像

無口で面倒くさがり、気だるげな省エネスタイル。

身長135cmと、小学生並みの超小柄


特殊な荒魂で守護獣でもある「ねね」をペットとして連れている。幼少期、山中で迷子になったところを(「荒魂だから」と足蹴にしたにもかかわらず)ねねに救われた経験があり、信頼は厚い。夜見の荒魂に襲われた際は「お前のペットにオレのペットが世話になった」と静かに激昂し、背後の岩肌ごと夜見を叩き切った。

このねねは益子家に伝わる存在であるため代々刀使の家系でもある(シリーズ構成などに関わる髙橋龍也がTwitterで明かしたところによれば折神家に並ぶ旧家で保守寄り)。


また、同じく長船女学園高等部一年の古波蔵エレンと行動を共にしている。

いつも彼女を鬱陶しがるそぶりを見せているが、実のところはかなり信頼しており単に任務で一緒になるだけでなく私生活でも相棒と呼べる存在。


実は特別刀剣類管理局内の反折神派・舞草(もくさ)の一員であることが五話にて判明。

本人曰く「エレンとの付き合い」でやっているらしい。


益子家の方針もあり、荒魂は単に祓うものとは考えておらず、無害であれば様子を見るという方針をとっている。一方で、信じたあげく悪い結果に進んでも、自分で落とし前をつけるという信念も持ち合わせており、ただ自堕落に見えて非常にその信念は熱い。

ただし、普段の任務に不真面目なのはこれとは無関係


人をからかうのが好きな性格でもあり、舞草の一員としてエレンと共に折神紫の首を取ろうとしたのを邪魔された事、さらにはねねを邪険に扱われた事もあって、十条姫和のことをあまり快く思わずに、貧乳をいじった結果反応が良かったため以降も彼女の事を「(エターナル)胸ぺったん女」と呼んでおりお気に入りとなっている。

彼女自身先述の通り小学生に間違われそうな体格ではあるが本人としてはエレンの胸ネタを呆れ気味に見たりとじよんで身長はもう少し欲しいといったくらいで特に自身の体型にコンプレックスはないらしく自分の体型をネタに逆に巨乳をいじったりすることもある。


そんな性格の一方、益子家という特殊な家系もあって面倒見はよく、相棒のエレンや姫和を始めとした後輩たちを気にかけることも少なくない。

時には普段面倒くさいと思っていることでも引き受けるくらいである。


面倒くさがりな性格の影響なのかやや短絡的な解決法を提案する傾向がある。


学長かつ舞草としての上司ともいえる真庭紗南からは薫の面倒くさがりなところを考慮してもかなりこき使われており、姫和へのいじりと並んで様々なあだ名をつけており、度々言い争う仲。一応、これは薫を精鋭として扱っているかららしく薫への信頼を見せたりドラマCDでエレンにトラブルが起きた際には伝えて薫自身が助けに行くのをサポートしたりと配慮は見せている。

また、とじよんでは昔の姿が薫と似てると言われたり、真庭学長自身多忙な様子が見られたりとある意味薫の未来の姿とでもいえるような扱いが見られる。


本編ではあまり描かれていないが、実はヒーロー好きという裏設定があり、刀使になったのもヒーローに憧れてのことである。そのためかSNSの名前も「TOJIRANGER_RED」となっている。本編ではほとんどその片鱗を見せることはないが、S装備で戦いを挑んだ際には自身を「アーマード薫」と称したり、可奈美達が逃げたのを見て「主役メカの活躍シーンだろうが!」と文句を言ったりしている。


刀使として

刃の部分だけで2mは超える巨大な御刀「祢々切丸(ねねきりまる)」を軽々と操る怪力の持ち主。流派は、「攻撃は最大の防御」を地で行く「薬丸自顕流」。そのため御刀を振るう時には猿叫が混ざるが、とじともではアニメと同時進行だったようで攻撃や奥義では本編のように「キエエエッ!」」という猿叫は発しない。一応、アニメでも披露した「どっせーい!」や気怠い「きえ~」を使用する。

神力によって筋力を強化する八幡力を得意とし、全国でも数えるほどしか使い手のいない、第五段階八幡力を中等部三年の時点で習得している。

八幡力が段階が上がるごとに発動できる時間が短くなるのもあってか長期的な体力はないようで、卓球で軽くラリーしただけでヘトヘトになる程。本人も自身の流派は「瞬発力が重要」と断言している。


ねねに御刀を預けることで祢々切丸を投げ飛ばしたりとトリッキーな戦い方も可能。


単体として見るとパワータイプであるため、防御面が弱い部分が見られ、その点を相棒であるエレンが前衛を務めることで補っている。そのためエレンと薫のコンビと戦う場合は近づけば近接戦に強いエレンがディフェンダー、離れればアタッカー薫の大太刀で薙ぎ倒されるという、攻める側としては隙を突きづらいコンビとなる。

小柄な薫を御刀に載せて打ち出したり、薫の怪力でエレンを投げ飛ばしたりとやはりこちらでも変則的な戦いも見せる。


本気を出せば長船の中でも上位の実力であることは疑いようがないが作中、特にアニメではトップクラスの集まりともいえるため上位陣にはやや劣る。

各媒体の描写からエレンとのコンビで獅童真希と互角かそれ以下程度。

時間稼ぎとして燕結芽の相手をすることになった際「弱いから置いていかれた」という言葉を否定しなかった。実際、結芽を相手に一時は優勢をキープしたが、怒って本気を出した彼女にはまるで刃が立たず、敗れている。


経歴

胎動編(第1話~第12話)

舞草の一員兼出場者としてエレンと共に御前試合に参加。「乱心」した姫和と、うっかり「協力」した衛藤可奈美を捕らえる命を受けたものの、そんな事など守るつもりはさらさらなく、「オレ達の妨害しやがったんだからむしろ仲間に出来るんでね?」と考える。

姫和と可奈美を見つけて対決、その高い実力を思い知った結果、まんまと自分達の仲間に引き込む事に成功した。

その後柳瀬舞衣糸見沙耶香を加えた上で折神本家に殴り込みをかけた。その際可奈美に喧嘩を売ってきた燕結芽の前にエレンと共に立ちはだかった。結芽に仲間達を倒されたことからその怒りをぶつけ、一時はそのコンビネーションで大きく消耗させるものの、妨害に激怒した結芽による猛攻に力及ばず敗れてしまった、が、それがもとで結芽の寿命が大幅に縮んでしまった事を考えれば、引き分けだったとも言える。

その後紫(ことタギツヒメ)の元に向かった姫和達の事を案じつつ彼女達を追いかけている最中に獅童真希に遭遇、彼女からノロに関する説明を受けるが、あっさり論破している。なお、真希に遭遇するまえに、姫和の事を珍しくきちんと名前で呼んでいる

波瀾編(第13話~第24話)

荒魂討伐のために結成された特別祭祀機動隊のリーダーを任されたものの、生来のめんどくさがり故に、真面目に任務を果たしているかどうかは微妙。

また、姫和の貧乳ネタに磨きをかけてしまっており、本人不在をいい事に「ヒヨヨン・ザ・ナイペッタン」フランス伝説的巨漢プロレスラーのリングネームをもじって罵倒したり、ねねが沙耶香に懐いたのをいい事に「沙耶香の方が(乳デカくなる)見込みあるぞ」という主旨の(嫌がらせ)メールを姫和のスマホに送りつけている(ただしその結果姫和から「殺害予告」のメールを自分のスマホに送りつけられてしまった)。


しかし、イチキシマヒメと融合した姫和を目の当たりにして以降、普段の不遜な態度とは打って変わって真剣に彼女の身を案じていた。タギツヒメの中から脱出して帰還した際は「胸は薄いのに面の皮は厚い」とからかっているが、沙耶香に一番心配していたことをバラされていた。

エピローグでは、御前試合において特務警備隊の第三席として糸見沙耶香獅童真希此花寿々花と共に折神朱音のボディーガードを務めている。かつて真庭学長は褒美として賞与をよこせという薫に対して「出世させてもっと忙しくしてやる」と言っていたが、そのとおりとなってしまった。

ゲーム『刻みし一閃の燈火

気怠げな性格はこのゲームでも健在であり、出撃画面では「出撃メンバーを決めるぞ。なるべくオレは外せ」と告げ、戦闘で勝利すれば「風呂入って寝る」「今日働いた分、代休申請するぞ」と言う始末。

CMでは姫和の胸について散々からかったあげく、わざわざ横のモデルをCMで見せつけるなどしたため、怒鳴られている。


最高レアの☆4としての実装数は多いが、一時期は半年間も☆4として選ばれなかったこともある。しかしその後はこれでもかというくらい☆4として選出されるようになった。

見ての通り攻撃型で、防御面はほとんど捨てたステータスが多い。また、癖の強い特殊技能を持つユニットが多く、逆にパワー重視の性能をしたユニットの場合、素直過ぎてその後の環境についていけてないものもある(巫女など、ただしこれは後にパジャマ薫で救済された)。


本作によれば御前試合の選抜選手として選ばれたのは、当然勝ち抜いたためなのだが、なんとなく勝ち上がってしまったためらしい。

準々決勝では適当に負けて逃れようとしたところ、超体育会系の後輩・丸山茜の熱意に押され、長期戦に持ち込まれると面倒という意識が働いて本気を出さざるを得なくなり、うっかり勝利してしまう。

しかもその茜から「応援するから決勝まで勝ち上がって欲しい」と強く背中を押され、結局最後まで本気で戦わざるを得なかった。

だが御前試合では自身の持ち味をとりあえず出してあっさり負けたため、エレンに「やる気ゼロデスね」と言われてしまった。


シナリオでは年長者として義理堅い面を見せており、本編後の部においては異変が生じた美炎を本気で心配して、稲河暁を問い詰めるなどしていた。

みにとじ

ラストシーンで必ず真庭学長からスマホを通じての命令を受けて、遠くへ遠征させられる。ぶっちゃけオチ要員。

故に何気に登場人物で唯一、全話出演を果たしている(登場キャラとなると、ねねも含まれるが)。

しかも本部から少し遠くくらいならまだ良いのだが、北海道、九州、中国地方…というかほぼ日本全国をまたにかけて飛ばされている

…と言ってもこの頃の刀使は、第一部ラストの事件から、荒魂の出現が全国的に増加しており、どこの刀使も人手不足で大なり小なり転属が起こりやすい状況…という設定である。


薫「休みが」

ねね「ね〜…」


8話ではメインキャラを務めているが、そのサブタイトルが「やさぐれ」で、休みがあまりにも取れないばかりに薫がとうとう心を壊してしまうお話である。

ここで本人が言うには「移動順がおかしい」「移動時間を休暇というのはさらにおかしい」「飛行機が満席だからって高速バスに乗り換えさせる」と、ろくな扱いを受けていなかったことが判明。

この過密労働によりどんどんやつれていき、終いには「ああ、刀使やめてぇ…」と愚痴るほどほどにやさぐれてしまっていたが、仲間の協力もあって勤労意欲が2%くらいまで回復した。

ちなみにエレン曰く普段から3%くらいしかないので十分らしい。

しかし回復を喜んだのもつかの間、直後に真庭学長からの電話が入り三日後の沖縄入りを命令されてしまう憂き目にあった。


薫「行きたく」

ねね「ね〜…」


しかし何気に飛ばされた地方のご当地土産をちゃっかり買い込んだりしている。これくらいないとやっていられないとも言えるが…。


最終回では自分を元気づけてくれた美炎のために焼きそば屋台に協力する。

その際姫和をいち早く招集させるためか「大和平野(奈良盆地の別名)」と貧乳をイジる文面を送って怒らせている。さらに怒ってやってきた姫和に「焼きそばを混ぜる動きはバストアップに繋がる」と智恵を指し示して上手く退けるなど、精神的には一枚上手な面を見せた。

琉球剣風録

普天間基地内で発生したS装備被験者暴走事件の対応の為、『舞草』から古波蔵エレンと共に派遣される。


その後、S装備を着用したリディアと交戦。S装備によって制御された第五段階の八幡力と金剛身を駆使する彼女とエレンと共に戦い互角に渡り合うも、逃げられてしまう。


余談

  • ねねを演じる松田颯水も、薫のオーディションを受けていた。颯水はビジュアルや口調を見て少しオラついた役作りでアプローチしたが、気怠いキャラ付けで演じた松田利冴の方が薫に採用されることとなった。その後、ねね役に抜擢されたのは巡り合わせとのこと。
  • 演じている松田利冴は、現場では非常に気配りのきく性格を見せるが、家に帰ると薫と同じくよくだらけるらしく、ギャップが激しいとのこと。
  • 薫はヒーロー好きという設定だが、薫ねねコンビの中の人姉妹も趣味趣向が同じである。

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益子薫


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刀使ノ巫女 ツインテール ロリ オレっ娘

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