CV.細谷佳正
「フッいい音だ。さぁもっと泣け!! 悲鳴を上げろ!! もっともっと無様にのたうち回れ!!」
「ゼロ!ベイ魂はどうした!! 最後に勝負を決めるのは、ブレーダーの心(たましい)じゃなかったのか!!」
概要
WBBAに対抗するために立ち上げられた組織「DNA(ダークネビュラ・アゲイン)」の一員で、DNA最強のブレーダー。岩山美男の上司。
冷酷な人物であり、相手のベイが壊れる音を好み、破壊しつくすまで、なぶり続ける戦法をとる。
つまるところ、ドS。
DNAを仕切るアルゴ・グレイシー達を信頼しておらず、彼らから与えられた「バーサーカーベギラドス」を捨て、メルシーに頼んで勝手に「グラディエーターバハムディア」を作成するなど野心的な一面も見せる。
なお、このベギラドスは後に岩山が回収し、「ベギラドスゴレイム」にシンクロームしている。
アニメでの活躍
ネオ・バトルブレーダーズでは一回戦で海原カイトを破り、準決勝の火竜院忍との試合では「グラディエーターバハムディア」に乗り換え、圧倒的な力で勝利する。
そして決勝での黒銀ゼロとの試合においても圧倒的な力を見せつけ、ベイブレードの支配宣言をするが、ゼロの必殺転技に敗れる。
その後ゼロに声を掛けられるも、そっけない態度を見せ、会場を後にした。
その後、地上波未放送ではDNAの新たな刺客シャオ・パイフーが鋼銀河から奪った「サムライペガシス」とバハムディアをシンクロームし、「ペガシスバハムディア」を完成させ、後日ベイパークに姿を現す。
ゼロのサラマンダイフレイドを圧倒的な力でなぎ倒し、リベンジを果たす。
DNA本部での戦いでは、空中スタジアムでゼロと戦い、互いの意地をぶつけ合った末、敗れる。
銀河とゼロが、ベイに変形したメカ大道寺に苦戦を強いられている中、岩山から「ベギラドスゴレイム」を受け取り、助太刀する。
最後はゼロ、銀河と協力し、大道寺を撃破。
全てが終わった後、DNAのメンバーだったブレーダーと共に「ブリッジ・トゥ・ザ・フューチャー」を結成。ゼロ達日本代表に真の日本代表の座を賭け、正々堂々と戦いを挑む。
使用ベイ
- バーサーカーベギラドスSR200BWD
スタミナタイプ。土属性。モチーフはベヒーモス。
大きなクリスタルウィールとクロムウィールに付けられた鉄球と鎖が外重心となって強力な遠心力を生み出す。
漫画版では最凶の攻撃力を誇るベイと呼ばれ、超硬質の素材でできたウィールにより触れたものを切り刻む。
そして、下記のグラディエーターバハムディアのタマゴであり、熱いベイバトルを繰り広げることで温まり、バハムディアが誕生する。
必殺転技は「アイアンブレイブ」
- ゴレイムベギラドスSR200BWD
スタミナタイプ。土属性。
「バーサーカーベギラドス」と、岩山美男のベイ「バンディッドゴレイム」がシンクロームしたベイ。
クロムウィールが完全な円形となり、驚異的なスタミナと防御力を発揮するだけでなく、ウィールの凹凸を完全に無くすことで相手の攻撃を完全に受け流すことができる。
必殺転技は「ガイアハンマー」
- グラディエーターバハムディアSP230GF
バランスタイプ。神属性。モチーフはバハムート。
キラがメルシーに頼み、極秘裏に開発させていたベイ。
クロムウィール「バハムディア」は、クロムウィールの中ではベイブレード史上最大級の大きさを誇り、強大な遠心力を発揮する。
クリスタルウィール「グラディエーター」の外側に突き出た4本の剣によって攻撃と防御を同時にこなすことが出来る。
またスパイク230トラックによってブレーキをかけ、スタジアムアウトによる自滅を防ぐことが可能。
アニメでは凄まじい回転によってZEROGスタジアムのみならず、会場全体を揺らす地響きを起こすことが可能。
必殺転技は「グラディエーターデモリッション」
- ペガシスバハムディアSP230R2F
アタックタイプ。
「伝説(ペガシス)」と「悪魔(バハムディア)」が融合(シンクローム)したベイ。
バハムディアのパワーに、天かける天馬のスピードが加わり、これまで登場したベイとは比べ物にならない圧倒的な力を発揮する。
必殺転技は「ファイナルアルティメットデモリッション」
- ベギラドスゴレイムDF145BS
ディフェンスタイプ。
「バンディッドゴレイム」と「バーサーカーベギラドス」のもう一つのシンクロームベイ。
ゴレイムベギラドス同様、ウィールの凹凸が完全に無くなり、相手の攻撃を完全に受け流すことができる。
必殺転技は「ライジングガイアハンマー」
