概要
概要
日本の小説家。
1900年、大阪で生まれ、幼少の頃に明石に移り神戸で育つ。幼少時は飛行機に憧れ、飛行家を目指したこともあったが、極度の近視のために叶わなかった。
佐藤春夫の知遇を得て小説を書き始め、1923年に『一千一秒物語』を発表し、その幻想的な作風のためにモダニズム文学の旗手として注目される。
1930年代に入ると文壇から一時離れるが、戦後に再び創作活動を始め、三島由紀夫や澁澤龍彦らによって再評価された。1968年、エッセイ『少年愛の美学』で第一回日本文学大賞を受賞。1977年没。