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空木レンカ

うつぎれんか

空木レンカとは、2015年放送のテレビアニメ版「ゴッドイーター」の主人公。他メディアに於ける神薙ユウに該当するキャラクターである。
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CV:木島隆一

人物像

フェンリル極東支部に赴任した、極東初の新型神機使い。

ゴッドイーター選抜試験を受ける以前はアラガミが跳梁跋扈する極東支部の外で過酷な生活を送っていた過去を持ち、その経歴から来る素質に関してはヨハネス・フォン・シックザールからも期待されている。

口数こそ少ないが、全てのアラガミを倒し自由な世界を取り戻したいと強く望む熱血漢であり、人一倍強い正義感や責任感を持つ。一方で頭に血が登りやすく周囲との協調性を欠く一面も見られるなど、若さから来る危うさも持ち合わせている。

特に「アラガミは倒すべき敵である」という認識を持つ事もあって、オラクル関連技術やその副産物に対して複雑な感情を懐き、時として明確な不快感を顕にする事もある。


極東支部第一部隊に配属され死線を潜り抜けるが、その一方でフェンリルという組織の現状と自分の抱いた決意とのギャップを目の当たりにし、ディアウス・ピターとの戦闘で神機を破壊され重症を負った事が切っ掛けとなり一度は決意を鈍らせたが、リンドウの言葉を切っ掛けに迷いを断ち切り、戦士として成長していく。


だが破壊された神機を調べた結果、適合率が急激に上昇し続ける体質である事が発覚。

既にヒトとして生きられる時間は三年程度しか残っておらず、しかも神機を使うほどにそれは更に縮まっていくと言う宣告を受け、自分の残り少ない命をどう使うかで再び迷いが生まれてしまう。

そんな中でツバキの引退の理由やソーマの出生にまつわる事情知る内に、誰かに未来を託すために戦う決意を固め、改めて榊に神機の修復を依頼した。


当初こそ新型神機の変形方法や銃形態の扱い方を知らないなど、実戦経験の不足が目立ったが、実戦でアリサが神機を振るうのを見てその扱い方を覚え、その上で自分の戦闘スタイルを短時間で確立させるなど、戦闘に関しては天賦の才能とも呼べる物を備えている。

また咄嗟の状況で機転を利かせる事に長け、それによって不利な状況を覆す。


神機は彼専用に設えられた物を使用。刀身・砲身・装甲にはロングブレードとブラスト、シールドが選択されており、各パーツのデザインも既存の神機とは異なる(なお、神機使いとなった当初は神機の調整が間に合わなかった事もあり、剣型神機のモックアップを訓練で使用している)。

その後のディアウス・ピターとの戦いを経て、神機を使うほどにレンカの適合率が高まり命を削っていく事、その高まった適合率に神機自身も現状のままでは耐えられず自壊する事が判明したため、榊自身の手でそれらを踏まえた新たな形へと設計しなおされた。

だがその形はリッカが神機と呼ぶのにも戸惑うほどに特異な物である様子。


関連動画



関連項目

ゴッドイーター

雨宮リンドウ 橘サクヤ ソーマ・シックザール

アリサ・イリーニチナ・アミエーラ 藤木コウタ エリック・デア=フォーゲルヴァイデ

神薙ユウ

空木イロハ




以下、現在放送中のメテオライト編に関する重大なネタバレがあります。





























10話にて、元々彼は捨てられた赤ん坊で、空木一家に拾われ育てられた身だったことが明かされた。

父と母、そして姉である空木イロハに愛され育てられたレンカ。しかし、パッチテストを通ることができなかった空木一家と共に生きるレンカにとっても防壁の外の暮らしは毎日が危険と隣りあわせだった。

やがて母がはやり病で倒れ、自分も母と同じ病にかかってしまう。二人の病人に対し治療薬はたった一人分、即ち命を繋げれるのはどちらかだけ……

その際、自分たちを救ってくれたリンドウから託されたパッチテストのキットにて、ゴッドイーターとしての素質があることが判明する。母からの勧めで彼は治療薬を投与されて一命を取り留めたが、母はそのまま息を引き取った。

そして父も自分たちが拠点としていた廃屋がオウガテイルの群れに襲撃され、崩落した瓦礫に挟まれ身動きが取れず子供たちに逃がし、そのまま囮として捕食されてしまい、イロハと二人で逃避行を繰り返したがイロハの逃亡の際の傷は悪化し、破傷風などが悪化し遂に限界が来てしまった彼女は最早逃げられぬ自らのどをナイフで切り彼に自分を諦めさせる。その際にレンカの出生の秘密と励ましの言葉を送り…………

姉を残し一人生き残ったレンカはコンパスを頼りに南下し続け、アナグラへ。これが第1話以降への展開に繋がる。


家族から愛され、未来を託されたレンカは、サカキ博士たちの手によって修繕された神機への再適合試験を受け、再び戦う道を行くこととなる。

今度は、自分が誰かに未来を託すために…。




新生したレンカの神機は正に一見神機とは思えない特異な物。

本来はメテオライト作戦には完成は間に合わないはずだったが、状況の急変に対応するべく最終調整と起動テストをいくつか飛ばして実戦投入された。


外見はブラスト型神機を四本束ねて持ち手を付けたような形をしており、レンカの身の丈を軽く超える全長を誇る。

そこから放たれる砲撃は見かけに違わず強力で、ヴァジュラ程度なら一撃で粉砕し、照射状態のまま振り回してビームソードの様に敵の群れを薙ぎ払う事が可能。

だがこの神機の特異な性質はここからで、砲撃により弾切れ、或いは銃身が限界にきた場合、他の新型神機の様に変形するのではなく銃身と外装をパージし、中に隠されていたバスター型の刀身で戦闘を継続するのである。

このバスターの刀身は峰に仕込まれたスラスターで攻撃速度をアシストするほか、鍔の部分に並んだ銃口により、変形を介さず近接戦闘と遠距離戦闘の両方に対応が出来る様になっている。

だが元々レンカの神機が抱えていた問題は高すぎる適合率により神機が自壊しやすいと言う事。それはバスターの刀身であっても耐えきれる物ではなく、頑強なアラガミとの戦いでは刃毀れを起こしてしまう。

そこで今度は刃毀れした刀身をパージし、更に隠されていたロングソード型の刀身で戦いを続ける事が出来る様になっている。そしてそれが砕けたら更に更にパージし、隠れていたショートブレードで・・・とマトリョーシカの様にパーツを使い捨てながら戦う事で戦闘可能時間を伸ばす事に一先ず成功している。

しかし、ピターの強靭な皮膚と刃を前にすべての武装を使い果たしてしまう。そしてピターは未だ健在。


残る武器はゴットイーターの由来でもある捕食のみ。そして眼前にはリンドウの一矢と仲間たちの連携により折れたピターの刃。

だがメテオライト作戦時の時点では捕食形態は未調整のままとなっており、これの使用はレンカの体に深刻な負担をかける事になる。


それでも、彼はピターの刃を捕食した。


結果、ピターの刀身を手に入れた神機を振るい辛くもこれを撃破。だがしかし過剰に活性化したオラクル細胞はレンカの体を浸食し、肌の大半と髪、瞳の色が変わってしまう。

治療を受けた事でとりあえず顔の肌と髪の色は戻った物の、金色に変わったままの瞳と服の陰に広がる浸食が彼の残された時間がまた大きく削られた事を示していた。

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