1.体の一部あるいは大部分が何らかの箱になっているキャラクターを総称してこう呼ばれる。
2.安部公房による小説。
ここでは、2について説明する。
概要
主人公は、体の大半をダンボール箱で被った浮浪者。元々は売れないカメラマンだったが、窃視癖があったためにそのまま箱男となった。なお、安部がこのアイデアを思いついたのは実際、そのような段ボール箱を被った浮浪者を目撃した経験による。
彼が様々な人と係わる姿を描く。完成に6年かかっている。『砂の女』とともによく知られる作品であり、色々な漫画やゲームにオマージュキャラがいる。