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紅秀麗

こうしゅうれい

紅秀麗とは、『彩雲国物語』の主人公。
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cv:桑島法子

概要

名門紅家直系の長姫。住んでいる家が貧乏であり、彼女自身家事を取り仕切っているおかげで、非常に
倹約家。官史になる16歳まで賃仕事をしていた。内容としては侍女や妓楼での帳簿付け、貴族は絶対に
足を踏み入れることのない裏仕事まで。
どちらかと言えば猪突猛進型で、どんな困難にも立ち向かうバイタリティあふれる性格。周囲の男性からは絶大なる好意を寄せられているが本人は全く気づいておらず、かなりの鈍感。
しかし令嬢なだけあって礼儀作法に隙がなく、二胡を弾くのが得意。
礼儀作法においては「針より重いものを持ったことがありません」深窓のお嬢様に成りすますことも可能。
父は当主の家の長男紅邵可、母は紅薔君、家人に茈静蘭がいる。

16歳

はじまりの風は紅く」「黄金の約束」の時期。
春、霄太師の金五百両の依頼で昏君の(ふりをしていた)劉輝の教育係を名目上に貴妃として後宮に入る。劉輝が秀麗の説得により政事に対して真面目になったあとは、「もう私のすることはない」と、颯爽と劉輝に別れを告げて後宮を辞す。同年の夏に絳攸の提案で、玄関前で熊のように空腹でぶっ倒れている燕青
一緒に男装した上で自身は『紅秀』と名のり、戸部尚書の黄奇人のもとで働くことになる。奇人は、劉輝が
その頃朝儀にかけていた「女性官史登用制度案」に反対していたが秀麗の仕事振りを見て賛成する。
これにより、条件付で制度が試行され国試を受けられることになる。

17歳

花は紫宮に咲く」「思いは遙かなる茶都へ」「漆黒の月の宴」「欠けゆく白銀の砂時計」の時期。
17歳で探花及第し、彩雲国初の女性官史となるが、彼女を含め配属に困る進士が多かったという理由で、配属先を決める吏部試が行われず「新進士は朝廷の留め置き」なる処置が取られた。
午前中は厠(トイレ)掃除、午後は影月とともに府庫(図書室)で書簡の整理の仕事を割り振られる。
(府庫は秀麗の父・邵可が管理し仕事場としている場所だが、「お茶でもいれようか。」と声掛けした所、娘に「父様のお茶なんか呑んだら一発で昇天よ!父様は黙ってて!」と言われてしまった。)
また、この仕事以外にも女だからという理由でいじめをする官史達に寝る間もないほど雑用を任されるが、無事に進士から官史となった。

18歳

州牧から冗官、観察御史となっている。
州牧の時期が「欠けゆく白銀の砂時計(後半)」「心は藍よりも深く」「光降る碧の大地
冗官の時期が「紅梅は夜に香る」「緑風は刃のごとく
監察御史の時期が「青嵐にゆれる月草」「白虹は天をめざす」「黎明に琥珀はきらめく
黒蝶は檻にとらわれる」「暗き黄昏の宮」「蒼き迷宮の巫女」「紫闇の玉座
新年、正式な茶州州牧として紫劉輝即位後、初の朝賀に臨む。朝賀の後もしばらく都に留まり、かねてより計画していた茶州の新産業のため、工部尚書・菅飛翔や全商連本部と面会して足がかりをつくる。
その後、茶州で疫病発生との報を受け、都からの救援の手を迅速に整えて茶州の地に戻り、苦しむ人々を救うも、このときの数々の無茶が原因で冗官に降格。春の人事異動に伴い都へと戻る。
冗官の退官勧告が通知されてクビの一歩手前までいくが、自分の活動と並行して他の冗官たちの仕官の道筋もつける。贋作・贋金事件、塩事件を解決していく過程で頭の回転の速さなどが御史台長官葵 皇毅に買われたが、甘さを捨てきれないため「そのままでは使えないが、藍家を動かせる人脈を持つことと、榛蘇芳と一緒なら」という条件で拾われることとなる。御史台着任後は十三姫の影武者をやりながら牢城監察の仕事を勤める。

夏、楸瑛を追って藍州へ向かった劉輝を連れ戻すために藍州へ。そのさなかに縹瑠花に狙われるが、劉輝や彼に同行していた邵可のおかげもあって事なきを得る。貴陽への帰路、劉輝からある賭け(その詳細は劉輝および十三姫の項を参照)を提案され、それに乗る。
貴陽へ帰還した彼女を待っていたのは絳攸の投獄という事態であった。その調査の過程で彼女は叔父かつ紅家当主たる黎深の存在、そして彼が吏部尚書であることをようやく知る事となる。周りの助けも借りつつ、なんとか絳攸に黎深の解任要請を出させて免官を免れさせることには成功する。

黎深が吏部尚書を解任された後、紅家一門が偽の命令によって出仕拒否をしたことや、経済封鎖を行った事で紅家が追い詰められる。この状況を収める手段として、ついに劉輝との婚姻話が持ち上がる。秀麗はそれを「王の官吏」ゆえに「いずれは十三姫も妃に昇格すること」を条件に「紅家直系長姫」として受諾する。皇毅から命じられた最後の仕事として、リオウ・燕青・蘇芳とともに紅州へ勅使として派遣される事となるが、その矢先、リオウと共に忽然と姿を消してしまった。

行先は縹家本家。そこで秀麗は自分の寿命はほぼ尽きかけていることと生きながらえる方法を瑠花から聞かされる。しかし秀麗は最後まで自分でいることを選び、御史としての仕事を放棄せず、蝗害対策と縹家の門を開放することに奔走する。またそこで旺季以外のもう一人の黒幕を聞かされることになる。仕事をすべて終えた秀麗は、劉輝と皇毅のもとに帰るため、寿命を全うできる縹本家の宮から出て行ったのであった。

29~30歳

最終巻、29歳で退官し国王の后妃となる。
女児を出産した後、桜の季節を迎えることなく静かに息を引き取った。享年30という若さであった。

別名・表記ゆれ

秀麗 

関連イラスト

李姫
『桜が、咲いたら』



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彩雲国物語 紫劉輝 紅邵可
浪燕青
御史台

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