ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

結婚

けっこん

結婚とは…いかなる羅針盤を用いても、これまで航路を発見した者のいない荒海である。(ハインリヒ・ハイネ)
目次 [非表示]

概要

結婚(けっこん)とは、男女夫婦になること。定義はいくつかあるが、日本においては、婚姻届を出し戸籍に記載される婚姻を結婚と定義することもある。その場合、婚姻届を出していない結婚のことを「内縁」や「事実婚」として区別する。

何はともあれ末永くお幸せに爆発しろ


一方で、互いにいろいろな意味で縛り合う関係になることから「結婚は人生の墓場」という言葉も有名(実を言うと、この言葉はフランスの詩人シャルル=ピエール・ボードレールが詩に遺した言葉の誤訳が広まってしまったもので、本来は「墓のある教会であなたが愛した唯一の人と結婚しなさい=結婚したなら同じ墓に入るまで共に生きなさい」という趣旨の言葉だった)。


「結婚すれば幸せになれる」というのは間違いではないが、それは当然ながら夫婦関係の良さに大きく左右され、夫婦不和がある場合、幸福度は独身より低くなってしまう。

また、恋愛と結婚は別物とよく言われる通り、結婚すれば互いに助け合う責任と覚悟が求められ、好きという軽い気持ちだけでうまく行く関係ではなくなる。「幸せになりたいから」という理由で結婚しようとする人ほどうまく行かないのは、その理由自体が利己的なものだからだろう。


要するに、胡坐をかいていても幸せでいられるほど結婚生活は甘くない。夫婦関係は親子関係ほど安定的なものではなく、余程の事がない限り、切ろうと思えばいつでも切れる間柄である。よって結婚したという事実だけに満足して夫婦の助け合いを怠れば、誓ったはずの永遠の愛を台無しにすることになる

これを防げるかどうかは、お互いの努力次第。

よく結婚はゴールインと呼ばれるが、この点で言えばゴールではなく新たなスタートなのだ


お見合い結婚と恋愛結婚

かつての結婚は家同士の結び付きが重視されるもので、親や職場の上司が決めた相手とのお見合い結婚が普通であった。


高度経済成長期以降になるとロマンチック・ラブの浸透により、自分の意志で相手を選ぶ恋愛結婚が広がり始め、現在はこちらが一般的となっている。しかし、世の中にはコミュニケーション力が低い人や性格的に恋愛に不向きな人(いずれも結婚生活に向いていないとは限らない)も多くいるため、逆に晩婚化や非婚化を招いているという指摘もある。


また、お見合い結婚の方が最初から結婚を前提にして付き合いを始めたり互いの短所を補い合える夫婦になりやすかったりする分、長続きしやすいという意見もある。

いくら恋愛がうまく行ったとしても、一緒に暮らしてみなければわからないことは往々にしてあるものである。「亭主元気で留守がいい」という言葉もあるように、結婚すると互いの悪い所が否が応でも見えてきて一緒にいることが逆にストレスになり、相手への思いが冷めてしまう…というのはよくある話。

中には「結婚に恋愛感情は不要」と完全に割り切って就職のようなものと捉え、将来的な”転職”=離婚さえも視野に入れて婚活に挑むビジネスライクな人もいるほど。


いずれにしても、現在では友人知人や親から紹介された付き合いや結婚相談所を通した結婚を含め、二人の間の自由意志が前提となり、政略結婚まがいのお見合い結婚はほぼ廃れている。


結婚の捉え方の変化

以前は結婚と言えば「幸せ」「一人前」の証であり、多くの人達にとっての憧れ(もしくは義務)であったが、近年は、

  • 女性の社会進出により、多くの女性が強いて結婚しなくても自立できるようになった
    • 男女問わず個人主義が浸透した事も相まって「結婚=束縛」というマイナスイメージが以前より強まってしまった
  • 給料の伸び悩みと可処分所得の減少により、多くの男性が専業主婦を養えるほどの収入を得られなくなった
  • ネット社会の到来により、結婚しなくても十分幸せな生活ができるコミュニティを作りやすくなった上に、結婚生活で抱えるストレスやパートナーからのDVモラハラといった問題が広く知られるようになった

といった理由で、結婚を敬遠する見方も増え、少子化の要因のひとつともなっている。


結婚するとしても、互いにその重さを嫌った結果、事実婚に留めたりあえて別居(いわゆる別居婚)を選んだりなど、その形も変わりつつある。幸せの価値観が多様化した現在、結婚はあくまで「幸せになるための手段のひとつ」と考えるべきだろう。


結婚と名字

名字は本来は別のものであるが、以下では名字にあたるものを「姓」とも記す。

日本では、家の基盤が強固な公家武士は夫婦別姓が原則であったが、家の権威や永続性が弱い庶民は夫婦別姓から夫婦同姓へと移行していく傾向があり、明治初期に夫婦別姓への統一が頓挫したのち、当時の欧米諸国の夫婦同姓との整合性を取るために、夫婦同姓へと固定した。明治29年以降の日本では、夫婦は同姓でなければならない。多くは妻が夫の姓に合わせているが、夫が妻の姓に変えても構わないし、実際そうしている人もいる(いわゆる妻氏婚)。戦前の日本では夫が妻の姓にあわせることは、原則的に婿養子(妻の夫を養子にして家を継がせる)に限られていたため、今でも妻の姓に変える=婿養子と思われることがよくあるが、実際はそうではない(戸籍の筆頭者を妻にしているだけ)例もままみられる。


なお、夫婦同姓の強制は公的文書のみに限られ、私的には通称として旧姓の併用も認められており、旧姓での契約書類の作成も可能である。特に女性側に言えるのだが、時と場合に応じて旧姓と現姓を使い分ける場合も少なくない。それでも大半の国家資格や運転免許証、銀行口座などで旧姓は使用できないなど制約が多く、職業上の必要性などで夫婦別姓を通すために事実婚を選ぶ場合もある。


もちろん、日本以外の社会では大幅に異なり、というかそもそも姓がない社会も多いので一概には言えない。詳しく知りたい人は調べてみよう。


物語における結婚

人生の重大イベントなだけあり、結婚そのものを題材にした物語や、主要人物が成長した末に結婚する物語は古くから多数存在する。

ただ、伏線が十分張られていたりベストカップルな男女の結婚は歓迎される一方で、作品によってはいろいろな意味で受け手の夢を壊してしまいかねないデリケートな題材になってしまうという側面もある。


関連イラスト

Wedding GO!誓い

貴方と私だけの世界祝福しろ!!ヾ(*´∀`*)ノ

ハッピーウエディング!Happy Life!

青いバラup to you

誰よりも純白の愛しい君へ幸せそうなふたり


関連タグ

人生

婚姻 ウェディング


対義語

離婚…愛する二人別れる二人。


結婚の種類

再婚 事実婚

歳の差婚 国際結婚 いとこ婚

三人婚 一夫多妻 一妻多夫

同性結婚 百合夫婦

政略結婚 偽装結婚


結婚の関係者

夫婦 花嫁 花婿 新婚 婚姻届 仲人


結婚に関係する行為・物(事前)

婚約 許婚 お見合い 恋愛 プロポーズ 婚約指輪

婚姻届 持参金


結婚に関係する行為・物(挙式とその後)

結婚式 結婚指輪 婚礼衣裳 ウェディングドレス サムシングブルー 白無垢 ウェルカムボード

ハネムーン 初夜 出産 誕生


結婚に関係する行為・物(その他)

婚活 出来ちゃった結婚 ジューンブライド

内縁 同棲


あれ…目から汁が…


もげろ


『結婚』という語を含むタグ

※単語除く

結婚しろ系

早く結婚しろ お前ら早く結婚しろ 早く結婚しなさい さっさと結婚しろ

お前ら結婚しろ もうお前ら結婚しろ

もう結婚しろよ もう結婚しちゃえよ もう結婚していた

京介結婚しろ 三人で結婚しろ リア充結婚しろ おい、結婚しろよ 末永く結婚しろ

早く結婚した方がいいんじゃないか


結婚してくれ系

結婚してください

ババア結婚してくれ じじい結婚してくれ


結婚しようか系

結婚しようか よし、結婚しようか とりあえず結婚しようか

結婚しましょう 結婚しよ


結婚祝福系

ご結婚おめでとうございます 結婚式には呼んで下さい

 

男同士じゃねーか!

結婚おめでとう(ユーリ!!!onICE)


その他

結婚してやんよ / 結婚してやんよ! はいはい結婚結婚

駄目だこいつら…早く結婚しないと…

リア充結婚した やっと結婚したか まだ結婚してなかったのか

私たち結婚しました 新郎新婦 結婚詐欺

結婚したがるシリーズ ズッコンバッ婚 どうあがいても結婚


結婚祝福系・あるいは「結婚しろ」と同じ意味合いのタグ

式場が来い 式場はどこですか ここに教会を建てよう 末永くお幸せに


タイトルに『結婚』という語が含まれる作品

ママの結婚 結婚できない男 わたしの幸せな結婚


関連企画

pixiv婚姻届  新婚カップルで10題

【PIXIV婚姻届】白紙

関連記事

親記事

人生 じんせい

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 24569137

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました