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基本設定

【名前】緋桜 観緒(ひざくら みお)

【年齢/誕生日】17歳(高3)/3月21日(春分の日)

【血液型】A(ただしRh-)

【身長】149cm(全国平均-9cm)

【体重】41kg(騎手になれる)

【出身】科野県永乃市北竜温泉町

【学業】上の中(得意:国語・生物・美術)

【困り事】低血圧・冷え性

【二つ名】「湯の小町」「緋桜のお嬢」


この子の事

桜守・緋桜家の末娘。

小柄で金髪碧眼で整った顔立ち。街で出会えば目が釘付けになる事うけあい。

曾祖母のイセリア(*1)が外国人であり、その血を濃く受け継いでいるようである。

育ちが良いせいか世間知らずさが目立ち、突飛な行動に出る事もしばしばあるとか。

しかし、おばあちゃん子だったため家事の知識が極めて豊富。同級生の追随を許さない。


雪凪氏によれば「モヤシを発芽させる程度の能力」があるとの事だが

原理的には自身の生命力を削り、生きとし生けるものの成長意思に働きかけるものらしい。

したがって、この能力に由来する大規模な術を行使した際、大変なリスクを伴うとの事。

幼少期に「枯れ木に花を咲かせる」などして3日3晩昏睡状態に陥った事があったという。


趣味は絵を描く事。風景画は特に上手い。

今となっては古風なアナログ派で、アクリルガッシュを最も好む。しかし基本は何でもこなす。


家庭は当主の父と使用人の老爺の3名のみ。

緋桜家の再興は彼女の双肩にかかっているのである。



緋桜家とは

江戸時代中期~明治時代初期まで桜守の任を与えられていた家系。

明治時代中期に任を解かれてからは没落の道を歩んでおり、かつて華やいだ時代の

名残として150町歩(農業用地含む)の土地を所有するのみに留まっている。

世間的には豪邸住まいであるが、もはや給仕を雇うほどの財力は無いらしく

当主は固定資産税の支払いに毎年頭を悩ませるという、何とも庶民的な旧名家である。

 

緋桜家は元々園藝に聡い家系であり、蓄積された知識は並々ならぬものがある。

桜守のみならず、農業振興に努め、地域の農業水準を引上げた点での功績は大きい。

その功績が還元されるのかは定かではないが、緋桜家に生を受けた者には極めて稀に

「自然と調和する程度の能力」が発現する事があり、その者は緋桜家の次期当主としての

特殊な教育を受ける事が義務付けられる。

観緒はその能力の久々の発現者であるため、箱入り娘同然の扱いをされているのである。

 

基本的にこの能力が発現した者は短命とも言われているが、退魔士社会においては

「能力がある事は危険に巻き込まれる事である」という解釈が平気で為されているため、

具体的に検証されるという事は今後まず起こり得ないであろう。


展開

元々はRPG「緋ノ月」の主人公。現在開発が進められている。

月見食堂記」とは世界観を共有し、居住地も同県内であるため話題に出る事が多い。


イラスト

 原作者を除く「緋桜」に関するイラストを以下に示す。

 【Vallergさん】

 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=1977315


注釈

1「菊の季節に桜」におけるポン吉氏の情報(2009年10月06日 12:51)より


謝辞・関連タグ

月見食堂記 金髪

編集にあたっては雪凪氏のご協力をいただきました。ありがとうございました。

この場にかえてお礼を申し上げます。

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