概要
第2話から登場。
毛皮を体に纏い、首に白い小動物を巻いている金髪の女性で、刑務所の所長。37歳。
刑務所を《ホーム》、そこにいる人たちを家族と呼ぶことで、彼らとのふれあいを大切にしている。数年前に動物セラピーを導入した。
中庭にいるワニのアリーちゃんが一番のお気に入り。ミリカのファン。会議は大キライ。
ダレとでも所長室に一度は招待して直接話すことを心がけており、家族の団らんと称して、月に一度タチミ・サーカスに《動物ショー》を開いてもらったりもしている。
また、警察と協力して殺し屋鳳院坊了賢の部下を探すべく、囚人の彼を度々尋問している。
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以下、ネタバレ
刑務所(ホーム)の裏では
2話の内藤馬乃介殺害事件の真犯人。さらに、12年前の王帝君誘拐事件とされているSS-5号事件における、一柳万才等の共犯者である。
あるとき、12年前の事件関係者で殺し屋の鳳院坊了賢がマリーの刑務所に収監されるのだが、彼にその事件の真実をネタにおどしつけられ、その日から常に恐怖に怯えながら彼の言いなりにされることとなる。作中の《調達屋》も彼女が了賢におどされて作ったシステムである。
そして、そんな恐怖に怯える中で了賢の部下と思しき人物(差し入れの中に了賢の私物が紛れていた、最近了賢が始めた通信チェスの相手がこの内藤だった、と数々の状況証拠があった。実際は全編通しての黒幕が仕組んだ事だった。)の内藤が収監、抑え込んでいた恐怖が爆発した末に彼を殺害する。そしてその罪を了賢に着せて彼を自身の刑務所から追い出そうようとした。
しかしその目論見は失敗、御剣怜侍等の追求と捜査によって犯行を暴かれる。
かなり大柄な女性に見えるが、身につけている毛皮全てが首の白い小動物と同種の茶色い小動物、元より痛いところをつかれるたびにガサガサと鳥肌が立っていたが、ブレイクモーションで全匹が顔を見せて落下、囚人服の様な服を着たグラマーな体格のマリーが寒がる演出が入る。