「お芝居しかな〜い!!」
概要
2013年版
※詳細はこちらを参照。
2016年版
陽ノ杜学園中等部2年生で、民俗芸術研究部の部長。現在は秋の文化祭に向けて、芝居の脚本を書いている。罪獣を倒し、街を守るハートプリンセスに憧れていたが、学園から帰り際に木に登って降りられなくなった子猫を助けたことを機に、月猫族の仁ちゃんにその資質を認められ、ピンクプリンセスになる契約を交わす。
牡丹の痣の位置は右胸。
人物像
容姿
ピンク髪でツインテールが特徴で、ぱっちり目。いつもトリコロールカラーのリストバンドをつけている。
人物
元気で明るいが少しおバカな性格で、空想が大好きな少女。この性格もあってクラスの女子から、「おバカ劇場」と呼ばれることも。好きなものはスイートポテトサンド。
勉強は、テストで壊滅的な点数を取るほどからっきしで一度、義堂あみと風紀委員の牟礼ゆかりに勉強を教えてもらう事があった。
家族は両親とも遠征で忙しく、ほとんど家にいることはない。その為、実質一人暮らしでご飯も自分で作っている。
幼少期に家族と祭りで見たお芝居が大切な思い出で、お芝居をしたいという気持ちもここから来ている。
人間関係
クラスメイトの悌上たまきとは幼馴染。いつも一緒にいて、仲が良い親友である。
秋の文化祭では2人で芝居をしようと話していたが、頭の中に流れる自分でもよく分からない歌を口ずさんでいたはるかを見て「いっそのことミュージカルにしてみては?」と提案したことから、2人のミュージカルに向けての準備が始まった。
当初は、はるかの大げさ目な所や前述の性格で色々と揶揄っていたあみだったが、後述のある一件を堺に関係が変わる。
風紀委員のゆかりは、しょっちゅう校則違反をするため、彼女に手を焼くことが多く、違反をしたら掃除当番をやらせるなど厳しく取り締まられていたが、ひょんなことからはるか達のミュージカルに巻き込まれることになる。
男子クラスの生徒である吠上房之介とはケンカ友達。
たまきと2人で進めていたミュージカルだったが、やがて同級生のあみやゆかり、高等部の先輩である大信めぐみ、智鳥かなで、吉忠まことが加入し、皆でミュージカルの準備と練習をすることになる。
不思議な夢
最近、不思議な夢を見ることがあると話していた。
夢だがはっきり覚えておりその内容は、温かくて懐かしく、どこか物悲しかったという。この雰囲気をお芝居で再現しようと始めたのが上記の芝居である。
第1話ではその状態で授業を受けていてぼーっとしていた為、授業中に教師に叱られ、親友のたまきには心配されていた。他にも上記の子猫を助けた際にも見ている。
動向
たまきとロケでフセミ神社に向かっていた際に罪獣アプレースティアが現れ、初めてピンクプリンセスに変身する。初陣で力を使いこなせないでいたが、たまきや街を守る為、滅却牢を展開。プリンセスになりたてで滅却牢を張った為、体力を消耗し、落ちてしまうが駆けつけた先輩プリンセスであるパープルプリンセス、グリーンプリンセス、ゴールドプリンセスに助けられ、4人で罪獣を撃退する。憧れのプリンセスと握手を交わして感極まっていたがすぐにたまきのいる所に戻った。
ある帰りにあみとその義理の両親が勤める遠東豹という中華店にたまきと来店する。鼻歌がハッキリしてきた中、あみも同じ歌を歌っているのを聴き、彼女の歌が皆を幸せにできると確信した事から早速学園で勧誘するが、お店で忙しいと断られた。後日、居残り当番をするようゆかりに言い渡されたその帰りにあみを見かけて再び勧誘に向かう。
だが罪獣ガストリマルギアの襲撃に合い、スクーターから落ちそうになるあみを助けて、変身し滅却牢を展開する。
しかし、ガストリマルギアの痰に拘束されてしまい、その触手にディープキスをされそうになるが、覚醒したブループリンセスに助けられた。
途中で捕食されてしまうが、ブルー覚悟の人間大砲に救われ、2人で断罪アタックを決めた。これを機にあみもミュージカルに加入することになった。
…はいいものの、脚本は全然出来ておらず自分で考えた脚本の(どう見てもロミオとジュリエットな)内容をたまきとあみに見せるがベタすぎるのとミュージカル要素がなくダメ出しされる。匙を投げそうになるが、双方に悪癖だと注意された。途中で赴任してきたカナモリが部室に入り、挨拶をする。
カナモリが合宿を決行した際は、民俗部と巻き込まれたゆかりでこの世の果ての境界線に行くが罪獣オクネーリアが現れた。ピンチの先輩プリンセス3人を目撃しあみと変身して先輩達を助けようとするが、オクネーリアの音波を浴びて捕獲されてしまう。
その後、覚醒したイエロープリンセスに助けられ、6人でオクネーリアを倒す…が先輩の滅却牢ドリルのアシストをした為、ブルー、イエローと共にリバースしてしまった。撃退後は無事に合宿先に着き、ある少女の肖像画を見る。
温泉に入った際は、皆の身体に浮かぶ牡丹の痣を見合う。特訓後は眠っていたが途中で起き、いなくなったたまきを探そうと寝室から出る。その際に謎の幽霊らしき物体が浮いているのを発見。それは少女の肖像画に向かい、それが発光。気がつくと謎の鍵を持っていた。
合宿終了後は学園でテストがあり、その点数が壊滅的だった為、放課後にたまき、あみ、ゆかりとで勉強しようと話していた。しかしたまきに急用が出来たため、あみとゆかりと3人で勉強をすることに。途中で罪獣化したブラックプリンセスが現れて3人で変身。暴走したブラックに圧倒されるが、ブルーやイエローを傷つけて、許すまじと滅却牢を展開する。1人で苦戦するも、途中で先輩達が現れ、3人が断罪できるように、掴み取りモードでブラックを確保。正体までは気付かなかったが、生身で捕まえた際、知ってる匂いがしたと述べている。
ミュージカルの練習も佳境に入ってきたある日、脚本に対して悶々とした気持ちを抱えていた。幼い頃、母に教えられた、進むべき道が分からなくなった時に行くといい場所、勿忘郷にたまきと向かう。そこで見たものに対して何故だか涙が止まらなくなっていた。後日、自分で考えた台詞をたまきと演じ、カナモリに何とかOKを貰えた。
余談
作中で1番顔芸が多いのは、はるかである。スタッフ曰くキャラクターの中では何でもありな印象が強いとのこと。
関連イラスト
右:変身後、左:変身前