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「一撃必殺の狙撃手、臨獣スネーク拳のブラコ!」(修行その4)

「お前は本当に…それで良いのかァァァ!!」(修行その9)


データ(プロフィール)

身長211cm(邪身豪天変時・52.8m)
体重90kg(邪身豪天変時・22.5t)
得意リンギ
  • 妖蛇斬(ようじゃざん)
  • 大蛇砲(だいじゃほう)
秘伝リンギ真毒(まどく)
好きな場所森、草むら等
好きな食べ物カエル、ネズミ、鳥等
好きな言葉「毒薬変じて薬となる」
CV安井邦彦


概要

この世に蘇ったリンリンシーの1人。

を手本とし、奇妙な動きで相手を狙い、拳を蛇の頭部に見立てた蛇形手で急所に噛みつく一撃必殺の臨獣スネーク拳の使い手にして五毒拳のリーダー格である。マフラーの色は青。


蛇を手本とした拳の使い手だけあって、さながら蛇のように変幻自在な動きで相手に飛び掛かり、蛇形手の牙で急所に毒を打ち込んで相手を仕留める戦法を得意とする。

そして扱いが難しいとされるショーテル型の剣「妖蛇刀」の二刀流で武装しており、妖蛇刀によって攻撃のリーチを伸ばす事も可能で苦手な距離が無い。妖蛇斬(ようじゃざん)大蛇砲(だいじゃほう)と言った技が得意リンギ。

更には秘伝リンギとして「真毒」と言う、読んで字のごとく強烈な毒で「死者に”死”を与えて”生”に転じさせる」形で死者を蘇らせる隠し技を持っているが、彼自身も理央に従うのを良しとせず野心家として謀反を企てていた。

その姿もまた、時に自分より大きな餌を丸呑みする蛇そのものと言える。


尚、後の修行その44で登場する幻獣ケルベロス拳コウは彼の弟で同じ野心家だが、両者の仲はお世辞にも良いとは言えない。


真毒

五毒拳のリーダーであるブラコが隠し持つ秘伝リンギ。

ブラコの両手の親指、人差し指、中指の計六本の指は『蛇の指』でその指先に爪のように備わっており。『死者に《死》を与える事で《命》を裏返し、逆に《生》を産む』という特性があるため、この真毒で生き返った者は本当の意味で蘇り、リンシーやリンリンシーではなくなる。

作中で真毒はブラコの両手指の計6本分しか登場していないが、真毒は全て使い切ったら生涯二度と使えなくなるのか、それとも生きてさえいれば珊瑚の成長の如く長い年月をかけて再び使えるようになるのかは不明である。


活躍

修行その9「ケナケナの女」

瞑想中の理央が目を覚まさないという事に気づくや、他の五毒拳の4人がゲキレンジャーに倒された後に臨獣殿メレに理央への反逆を持ちかけるが怒った彼女に舌で貫かれ粛清される。


だが、死の間際に自身に「真毒」を使って生き返り、妖蛇刀の間から強力な臨気の弾丸を撃ち出す「大蛇砲」でメレをリンリンシーの状態に陥らせた。

そして理央抹殺の駒とすべく獣人カデム獣人モリヤの破片を真毒で生き返らせ、上記の理央の弱点を突いて2人を暗殺に仕向けるも、駆けつけたメレの声で理央が目覚めてしまったために計画は失敗。カデムまで瞬殺されて逃走するが、メレに追跡される(ちなみにモリヤは彼我の力量差の前に正気を失い、発狂して街で暴れていたところをゲキレンジャーに倒された)。


再戦でも同様にメレを追い詰め、大蛇砲で止めを刺そうとするが、彼女前もってゲキレンジャーの前に立ちはだかってゲキバズーカの仕組みを理解するまでそれを受け続け、その末に絡撃拳と言う新たなリンギを編み出していた。そして今回、大蛇砲がゲキレンジャーのゲキバズーカ発射時にそっくりな事に気づいていた彼女の絡撃拳で額に技を返されて敗北してしまう。


それでも尚、生き永らえるべく「たとえ真毒を理央に献上しても残った三つはどのみち全て三拳魔に使用されるから生き返りたいなら俺につけ」と、さながら旧約聖書イブを誘惑した蛇の如き甘言でメレを惑わそうとする。

然し、メレに「私の事を知らなさ過ぎる」と一蹴されて真毒の宿った残りの指を3本を切り落とされ、そのまま舌で貫かれて上記2段目の呪詛めいた断末魔と共に三度目の正直となる終焉を迎えてしまった。彼の死をもって、五毒拳は壊滅を迎えたのだった。

その後、真毒は三拳魔復活に用いられる事となる。


余談

モチーフと名前の由来はそのままコブラ


理央の暗殺を企てる一方、彼の前では従順さを装っており、劇中でも強さ故お調子者のモリヤとその軽率過ぎる性格に腹を立てるカデムと言った他の五毒拳のメンバーを「理央様の前だ」と窘める一面もあった。それも「いつか自分が殺してやる相手だから」という理由からの行動だと思われる。


なお、登場当初は理央も五毒拳の中で誰が真毒の使い手なのかを把握しておらず、リーダーであるブラコに探りを入れた際に「自分が物語の書き手なら、最も有り得そうにない意外な者に強力な能力を持たせるでしょう」と返し、疑惑の目を反らさせていた。

修行その8にてマガとソリサが敗れたため、消去法により真毒の使い手が自分であると言う事が理央に露見する事になるのだが、上記の台詞を含め、理央だけでなく視聴者に対してもミスリードを行っていた事になる(※実際にこの発言をした直後は疑惑を向けられた者が豹変してしまっており、それが彼の発言の信憑性を高める事に繋がってしまった。理央のみならずほとんどの視聴者までブラコはまんまと騙した事になる)。


声を演じた安井氏は後に登場する幻獣ケルベロス拳コウと言うブラコの弟の声も担当。2年後の『侍戦隊シンケンジャー』でもゴズナグモと言う野心家の怪人の声を当てる事となる。ちなみに安井氏は10年前にも『電磁戦隊メガレンジャー』のネジブラックの声を演じているが、こちらも5人組のリーダーである。

また、彼の声優ネタとして、理央を暗殺しようした際に言い放った「そのまま眠り続けるが良い!」と言う台詞は『ザ・キング・オブ・ファイターズ』の八神庵の台詞である「そのまま死ね!」が元ネタとなっている。

そして真毒の「毒で命が裏返る」と言う設定も、『バキ』の烈海王「毒が裏返る」と言う設定をそれぞれ連想させる。


好きな言葉の「毒薬変じて薬となる」は、始めは害になっていたものが一変して有益なものになる事や、同じ物でも使い方によっては、利益にも不利益にもなる事を表す慣用句である。

真毒は本人にとっての「薬」=「私兵の確保やメレに持ちかけた誘惑といった生き残るための道具」でもある一方、実際は「毒」=「殺される理由」でもあった、ということと対応する。


関連タグ

獣拳戦隊ゲキレンジャー 臨獣拳アクガタ 五毒拳(ゲキレンジャー)

コブラ(蛇)


幻獣ケルベロス拳コウ:弟。こちらは幻獣拳に入門した。


ネジブラック/ネジヴァルガー:『電磁戦隊メガレンジャー』に登場する、中の人繋がりの悪の戦隊のリーダー格。


ザブン星人ドン・ブラコ:『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する同名の戦隊怪人

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