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芦屋瑞稀

あしやみずき

芦屋瑞稀とは中条比紗也による漫画作品「花ざかりの君たちへ」の主人公にしてヒロインである。
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CV:桑島法子ドラマCD

演:堀北真希(2007年版ドラマ) / 前田敦子(2011年版ドラマ) / 陳嘉樺(台湾ドラマ) / ソルリ(韓国ドラマ)

人物

名前は兵庫県芦屋市・芦屋駅(JR・阪神)から取られている。また、「瑞稀」という下の名前は作者友人の子供より拝借した。しばしば「瑞希」と誤表記される。イメージフラワーはデイジー


花ざかりの君たちへ』の主人公ヒロイン

佐野泉の走高跳に憧れて、全寮制の男子校である桜咲学園へ性別を男と偽って入学した。寮は佐野と同じ第二寮で部屋も同室。

お転婆な性格だが、可愛いので男子に人気が高い。また、天然な部分もあり、女だとバレそうになることが度々ある。

外見からは想像出来ないトップクラス運動神経を持ち、特に走りにおいては中津を抜いて校内1位。

精神と身体を共に鍛えるために一時空手部に仮入部したことが何度かあった。


佐野にはかなり初期に、ひょんなことから女とバレてしまっているが、彼が気付いていることは知らず、いつしか恋心を抱き、両想いになる。

佐野、中津、難波とともに新しいブランドのモデルをやった事があり、そこのコネでバイトもしていた。


佐野の他に女であることを知っている人物は保険医である梅田北斗、彼の姉である難波伊緒、クラスメイトである萱嶋大樹。

北斗には一目でバレてしまっているが、バレた理由が彼がゲイであるため。彼には黙認してもらっている他、何かと便宜を図ってもらっている。

伊緒には着替えているところを見られバレてしまった。その後は、女だとバレないように胸がぺっちゃんこに見えるベストを作ってもらったり、ナプキンを届けてもらったりして協力してもらっている。

萱島は所謂、霊能力者で、人のオーラを見る事が出来るため、彼女のオーラが女性のものだと気付いていた。その為、北斗同様、一目でバレていたが、後になって本人から知らされるまで瑞稀はその事を知らなかった。


終盤、隠れて着替えをしていたところを天王寺・難波・姫島の3寮長に発見され、さらに脚立から落ちて二寮生徒に、最終的には桜咲学園の生徒全員に女性であることが発覚してしまう。

正体が生徒全員に知られたあとは自主退学という形で桜咲学園を去った。


「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」(2007年版ドラマ)

原作よりも男らしい口調になっている。通称『秘密系イケ・メン?』

原作や2011年版のドラマと違って、佐野が怪我した理由が「芦屋を庇って怪我をした」ということになっている。そのため、佐野に対して「また跳んでほしい」という思いのほかに「自分のせいで跳べなくなった」という負い目がある。

女だということについては

萱島・梅田(オーラで分かる、体を見て分かる)→佐野(瑞稀と静稀の討論を聞いた)→難波伊緒(お風呂からあがってきた瑞稀をみた)→中津(シャンプーを取ろうとして偶然シャワーを浴びていた瑞稀の身体をみた)→花屋敷ひばり(瑞稀のパスポートを拾った)→難波・天王寺・姫島(ひばりから女がいるという事実を聞かされて着替えているところをみたため、その1週間後に張り込んで管理事務室の所から出てきた瑞稀から事実をきいた)→その他(脚立から落ちた瑞稀を助けようと上着を脱がした)

の順で発覚している。

梅田と難波伊緒には黙認してもらっていたが、佐野、中津、萱島が知っていたということについては瑞稀本人知らなかった(佐野と中津は寮長3人が瑞稀を呼び出した際に知っていたことを打ち明けた)。

性格は明るくて仲間思い。その反面お節介すぎる部分があり、佐野の踏み込んで欲しくない部分に触れることが多く、何度も怒らせてしまっている。しかし、佐野が変われたのはそのお節介があってこそで、佐野が父や弟と和解をする要因を作った。また、佐野にキツイ言葉を言われて泣いても、次の日には普通に挨拶をするなど強いメンタルをもっている。中津が北浜によって追い詰められた際には、彼を必死に庇う男気ある姿が見られた。

胸は貧乳で、中津から触られた際にも気づかれなかった。また、自分が女なのを忘れて注意力が欠ける時もあり、女と知りながら伝えていない佐野を心配させることもしばしば。

転入したばかりなためか、桜咲学園のイベントについて知らないことが多く、勝手に盛り上がる難波たちに呆れる一面もあるが、いざとなったらシめる寮長をたちを信頼している。

海やプールでのイベントでは難波伊緒や佐野によって何とか危機を回避している。

佐野のことについては当初「怪我する前の笑顔を取り戻してほしい」という理由で応援をしていたが、触れ合っていくうちに彼のことを好きになっていき、6話で佐野に抱きしめられた際にその気持ちを確信する。しかし、佐野が6話で跳んだことで自分の役目は終わったとして迷いながらも最終的に帰ることを決断。黙って帰ろうとするが、佐野から「お前の前でちゃんとした舞台で飛ぶ」という思いを聞いて留まる。「他の女性達は佐野が好きでもそばにいられないのに自分だけそばにいれて好きになるのはルール違反」と考えて葛藤するが、その事について梅田から「大人ぶっても可愛くない」といわれる。その後は少しずつ自分の気持ちに素直になっていき、最終的に両思いとなる。最終話では空港でキスをした。佐野が自分を女だと知っていたことを知った以降は佐野にも女性としての態度を取るようになった(スペシャルでは中津には「またな」だったのに対して佐野には「またね」という言葉遣いをしている)。

中津のことに関しては最高のダチと思っているが、中津が自分を好きなことに気づいていない(その事から鈍感ボーイと呼ばれた)。10話で思いを告げられたが、最終話で断っている。

原作同様足が速く、50mのタイムは5.9秒と学園1位(ちなみに瑞稀が転入する前までトップだった中津は6.2秒)。その後のマラソンでも大国町にスパイクで足を踏まれて怪我したにもかかわらず、最後までトップ争いをしていた。しかし、5話にてジャック・ジョンソンとビーチフラッグ対決した際には僅差で負けた。

当たり前といえばそうだが、女装がかなり似合うためイベントの度に女装させられる。

8話では佐野、中津、難波と共に雑誌に載った。

ちなみに、彼女が手作りするものは甘くないらしく、甘いものが苦手な佐野に気に入られている。

転入当初はクラスの雰囲気にあまり馴染めていなかったが、関目と友達になったのを機に、皆と仲良くなる。その後、様々な出来事に驚きながらも楽しみながら佐野を立ち直らせていった。

11話でひばりとぶつかった際に、パスポートの入った財布を落としてしまい、それをみたひばりが瑞稀が女だということに気づいてしまう。その後、ひばりが三寮長に女がいることを告げ、3人が真実を確かめるべく管理事務室に行った所、着替えている所を目撃されてしまう。更に、一週間後に同じ時間に管理事務室に行く姿を見られたことにより寮長3人に生徒会室に呼び出され、女である真実を伝えた。学校を辞めることを告げるが、難波の「寮長3人が卒業する3月までに新しい道を決める」という提案に従う。しかし、全員に女だということがバレて皆からの信頼を失いそうになるが、佐野が瑞稀が学園に来た理由を説明したことで混乱は収まり、関係は修復。学園祭の準備で協力しながら楽しんだ。その後、学園を去ることを告げ、卒業という形で仲間に快く送り出してもらいながらアメリカに帰った。

スペシャルによると桜咲学園の修学旅行で皆と再開したらしい。

寮長たちの卒業式には桜咲学園に来て、改めて学園と寮生のことが大好きと伝えて難波ら卒業生4人を祝った。その後、佐野にチョコを渡して去っていった。

桜咲学園に在籍した期間は半年間で、原作よりも短い。


「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」

落ち込んでいた自分を勇気づけてくれた佐野に恩返しがしたいという理由で性別を偽って転入した。

桜咲学園に行くはずが間違って桃郷学院に行く、野球や騎馬戦のルールを知らないなどやや馬鹿な面が強く描かれている。また、学園がもうすぐで廃校という状況に置かれているためか原作や2007年版以上に無茶をすることが多く、身体が勝手に動いてしまうタイプ。

女だということについては

梅田・萱島(体を見て分かる・オーラのでかたが男と女で違うため気づく)→佐野(パスポートを偶然みた)→難波伊緒(お風呂からあがってきた瑞稀をみた)→中津(脚立から落ちた瑞稀を助けようとして下着をみた)→難波・天王寺・姫島(張り込みをした際に瑞稀の姿をみて、本人から事実を聞いた)→その他(瑞稀本人が打ち明けた)

の順で発覚している。また、桜咲学園の生徒が瑞稀が制服に着替えたところを目撃しており(瑞稀ということは知らない)、三寮長や中津が知る前から噂が流れていた。その他にも5話で登場した蒔田が女ということを見抜いていた(ただし、瑞稀はからかっていると思っていた他、難波伊緒らが男と嘘をつくと信じていたため確証はなかった模様)。原作や2007年版と同様、梅田や難波伊緒には黙認してもらっているが、萱島や佐野が知っていることに対しては気づいていなかった。

原作と同様、足が速い所も描写されており、中津と直接勝負した際には5.7秒で勝っている(ちなみに中津は5.8秒)。リレーでバトンパスによって差をつけられた際にも追いつく活躍をした。

顔が可愛いためか、初期では美少年系の中央に敵視されて嫌がらせを受けたり、ミスコンで期待をされたりしている。また、5話の終盤では蒔田に襲われそうになった。

佐野のことを応援するうちに恋愛感情が芽生え初め、岸里や神楽坂珠美が佐野に好意を寄せている姿をみて嫉妬することもあった。最終的に相思相愛となっているのは学園全体が知ることとなり、「新婚かよ!」と突っ込まれている。

中津のことは最高の友達という目で見ている他、合同ダンスパーティの際にはもう踊らなくていいという中津に対して「中津と踊る」というなど気遣いをみせた。

性格は優しいが、佐野の元マネージャーである理香や女にモテまくる佐野に対して強く当たってしまう部分もあった。また、お節介で佐野を怒らせてしまうことも多いが自分で自覚しており、最終話では岸里に「そのお節介は見返りを求めないお節介」と行動を評価されている。更には三寮長が退学させられそうになるとそれをひっくり返すなど男気ある一面も見せる。

佐野に差し入れを作った際、酸っぱくなってしまったが、甘いものが苦手な佐野にはちょうど良く、以後もその味で差し入れをしている。

転入当初から場所を間違えたり、落下しそうになったり、水がでなかったりと様々な災難にあっており、合同球技大会もできないと思われていたが、難波を初めとする様々な人の協力を経て開催が決定された。結果、神楽坂の嫌がらせにより最悪な結果となってしまったが、その後に難波から学園の様々な出来事をきいて桜咲学園の良さを知る。その後もミスコン直前に衣装を汚されたり、運動競技会が大人達の策略だったり、合同ダンスパーティでOBの機嫌を損ねてしまったりと様々な困難が続くが仲間達と乗り切ってみせた。しかし、佐野の大会が近い時期に自分が着替えているところを生徒にみられてしまい女がいるという噂が広がってしまう。その噂を確かめるべく張り込みをしていた三寮長たちに本当のことと事情を説明した。難波に「仲間には最後までいて欲しい」といわれ、その言葉に従おうとするが、一生皆の気持ちを裏切りたくないという思いから自分の性別を全員に伝えることを決心。結果全員の反感を買ってしまい、練習してきた佐野への応援もすることが出来なくなったが、それでも佐野が飛ぶ直前に会場にきて精一杯応援をした。その後、佐野と中津に礼を言った後、梅田と思い出を話したテープを残して去っていこうとした。しかし、佐野に呼び止められ廃校式をみにいき、瑞稀にエールを送る仲間たちをみて涙した。その後、別れの言葉を残して桜咲学園を退学した。その一年半後、カリフォルニアの大学に行くことになった佐野と再開し、またそばにいることを決めた。

在籍した期間は3ヶ月間と原作、更には2007年版よりも短い(6月〜9月)。



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男装 / 男装少女

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