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概要

 芳極国。国氏は「」。十二国のひとつ。

大陸の北西にある恭州国から海を隔てた向かい合わせの位置にある。

首都は蒲蘇(ほそ)。宮殿名は鷹隼宮(ようしゅんきゅう)という。


特産品には乏しく、民の暮らしを支えるのは牧畜と林業である。

冬は厳しい寒さとなり、降雪が多い。


健仲韃が王位についた30年間、仲韃は法治国家として知られた柳北国にならって法を整備する。

仲韃の治世下、汚職にまみれた官吏は処刑され、前王の失政により乱脈を極めた宮廷は落ち着きを取り戻していくかに思えた。

しかし、仲韃は他者の汚職を許さない厳格な人物であったため、妬みからくる王妃・佳花の讒言に気づかずに法を遵守することに固執、これにより国民の1/6にあたる50万人が処刑されることになり、ついには峯麟が失道の病にかかることとなった。

この惨状に、恵州の州候・月渓をはじめとする各地の州候が立ち上がり、王宮に攻めあがると官吏たちの多くも反乱軍に加わることとなった。仲韃は少数の近臣とともに討たれ、王妃・佳花と二代にわたって暗君を選んだ峯麟も罪を問われて月溪たちに討たれた。

唯一、処刑を免れた仲韃の娘・祥瓊は一命を救われ、仙籍から抹消され庶民に落とされることとなる。放浪の果てに彼女は公主の役割を果たさなかったことを悔い、慶東国の王・中嶋陽子の宮廷改革に協力した祥瓊は最下級の女性官吏・女史として陽子に仕えることとなった。


その間、王と麒麟が討たれた芳極国は月渓が仮王として立ち、次の王と麒麟に玉座を引き渡すために朝廷と国力の維持に力を注いでいる。


関連タグ

十二国記 芳極国  峯王 峯麟  月渓 祥瓊

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