ピクシブ百科事典

荒俣宏

あらまたひろし

日本の小説家、翻訳家、博物学者、神秘学者、タレント。
目次[非表示]

1947年7月12日生まれ。ちゃきちゃきの江戸っ子

概要

幻想文学や神秘学(オカルト)の第一人者であり、博物学関連でも膨大な数の著書を世に送り出している。テレビ番組「トリビアの泉」「ザ・ベストハウス123」などにも出演してたりする。NHKによく登場してなんか言っている。

神秘学・オカルトに関しては特に他の追随を許さぬ膨大な知識の持ち主で、「日本オカルト界に荒俣あり」とまで言われる程。但し荒俣本人は、オカルトに興味はあるものの実在性については否定的であり、この辺が師の水木しげるとは一線を画するところである。

大の古書愛好家(ビブリオマニア)であり、一時期は膨大な借金を背負ってまで古書を買い集めていた。その借金は、『帝都物語』の大ヒットで舞い込んだ多額の印税(単純計算した場合約1億4000万円)によって何とか返済出来たらしいが、残ったお金もやっぱり古書の購入費に消えたという。

また、海洋生物も好きで、熱帯魚の飼育が趣味。「死滅回遊魚」と呼ばれる、暖流に乗って日本までくる熱帯魚を捕獲して飼育している。

結婚するまでは、餡パンを主食にしていたそうである。また、汁粉を好んで食べ(因みに「江戸っ子なので粒が好き」)食べすぎると「防空壕でおびえる」悪夢に悩まされ、しょうがないので起きてから「迎え汁粉を食べる」とかやっていたそうである。

以前はロード・ダンセイニをもじった「団精二」と言う名前で「英雄コナン」、「ク・リトル・リトル神話体系」等を訳出していた。

経歴

日魯漁業でシステムエンジニアとして働きつつ著述業をはじめ、サラリーマンを辞めてからは平凡社の社屋に半ば住み着きつつ『世界大百科事典』の改訂版の編集に参加した。『帝都物語』がヒットし、小説家としても成功。なお日魯漁業はのちマルハと合併するが、マルハの船を舞台にした小説で有名な小林多喜二の『蟹工船』を「ホラー小説として優秀な物」と評価、1990年ころから小林作品のほか、プロレタリア小説を「エンターテインメント小説」として宣伝をしていた。そういや大昔(1970年代!)『指輪物語』がいかに素晴らしいかって言ってましたー。

それまでごく一部の学者によって学術的に研究されるのみであった風水を、日本で一般向けに紹介し、ブームを生み出した人物としても知られている。

もともとは少女漫画家志望であり、萩尾望都に似た絵柄の漫画を描いていた(正確にはファンタジー漫画を描きたかったのだが、当時、これを描けるジャンルが少女漫画しかなかった)。しかし漫画を描く速度が異様に遅いために断念し、小説家へ転身した。
漫画と違い、文章を書く速度は異様に速いそうである。

主な作品

  • 帝都物語』:「帝都」東京の破壊を目論む怪人加藤保憲と、彼の野望を阻止せんとする人々の、100年に渡る戦いを描いた伝奇エンターテイメント小説。膨大なオカルト知識を活かした、リアルな(=実在した)魔術描写が特徴。漫画化・アニメ化はもちろん、あの実相寺昭雄の手によって実写映画化も行われた。
  • 幻想皇帝 アレクサンドロス戦記』:アレクサンドロス3世の東方遠征を描いた戦記小説。帝都物語と比べるとファンタジー要素はかなり薄く、割と史実に忠実な、歴史小説作品である。だがアニメ化された際には、原典封神演义に対するフジリュー版封神演義ぐらいの、とんでもなく弾けたアレンジが加えられた。
  • 『シム・フースイ』シリーズ:帝都物語のキャラクターである風水師・黒田茂丸の孫である竜人が、風水でいろいろする話。何回目かまで主人公は「俺の爺さんは東京を」とか言っている。
  • 『アラマタ大事典』: 自分が読み漁った雑学書・資料から選別した情報をまとめた本。そのためか(監修・荒俣宏)と明記


その他、集英社の「荒俣宏コレクション」、「別世界通信」その他いろいろ「大東亜科学奇譚」「図像探偵」等膨大。

交友関係

水木しげるの弟子を自認。水木の短編にしばしば登場する妖怪「アリャマタコリャマタ」は荒俣がモデルである。

関連タグ

小説家

pixivに投稿された作品 pixivで「荒俣宏」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 34128

コメント