概要
藤原宇合の子、官位は従五位下、大宰少弐。
経歴
天平9年（737年）に父宇合含む藤原四兄弟が死去したことで従五位下・式部少輔・大和守を歴任したが政権が橘諸兄に変わり藤原氏の勢力が衰退、その後大宰少弐として大宰府へ向かうが広嗣は不満に思い聖武天皇に重用されている玄昉・吉備真備を排除するために大宰府で挙兵、天皇は大野東人を追討軍の大将に任じさせ広嗣を追討する、両軍は板櫃川で衝突するが敗北、舟を使って逃亡を図るが値嘉島へ戻され島内へ潜伏していたところを捕らえられ弟の綱手と共に処刑された。
藤原広嗣
ふじわらのひろつぐ
藤原広嗣とは奈良時代の貴族。
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