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藤澤五月

ふじさわさつき

藤澤 五月(ふじさわ さつき)は、日本のカーリング選手。平昌オリンピック銅メダリスト。
目次 [非表示]

プロフィール

ポジションスキップ(フォース)
デリバリー
ニックネームさっちゃん
出身地北海道北見市美山町
誕生日1991年5月24日
身長156cm
体重58kg
星座双子座
血液型A型
趣味500円貯金、ショッピング、北海道日本ハムファイターズ観戦
特技どこでも寝れる(時差ボケにならない)
好きな色
好きな食べ物お寿司(特にサーモン)
好きなもの映画:プラダを着た悪魔/漫画:ヒカルの碁
歌手Mr.Children
最終学歴北海道立北見北斗高等学校
所属株式会社コンサルトジャパン

概要

三人兄妹の末っ子として網走市で生まれるが、生後間もなく北見市へと引っ越している。

家族全員がカーリングをしている一家に育ち、父親に車でカーリング場へと連れて行ってもらったのがカーリングを始めるきっかけとなった。

幼少時は周りの子供達よりも身体が大きく、20kgもある大人用ストーンを操る天性の技術を身に着けていた。


大学への進学を考えていたが、カーリング部を創部した中部電力の監督に誘われたため

高校卒業後は地元を離れ、長野県にある中部電力に就職。

長野県を拠点とする同社のチームにて、佐久営業所で職員として勤務する傍ら、

スキップとして活動。

2011年から日本選手権大会を4連覇、2011年のパシフィック選手権に日本代表として出場する。

当時の中部電力はソチオリンピック代表・最有力候補とメディアで報道されるほどの

強豪チームだったが、ソチオリンピック出場をかけて臨んだ2013年9月の世界最終予選日本代表決定戦で、後のチームメイトとなる吉田知那美が当時所属していた、

小笠原歩率いる北海道銀行フォルティウスに敗北を喫し、ソチへの道を断たれる。


この敗北により、彼女は大きな失意と挫折を味わうことになった。


当時の様子を父は『ふらっと(線路に)飛び込むんじゃないかってぐらい暗かった』と語り、

母は心配のあまり長野へ向かい、一週間寝泊まりをしたという。


後に、中部電力は2名が引退。

新メンバーが加わるも、日本選手権は予選突破も叶わないなど成績が低迷。

2015年3月末、失意の元に中部電力を退社した。


失意の中で故郷の北見市に戻った藤澤は、

新たなチームを探していた時に元チーム青森のメンバーであり、ロコ・ソラーレの創設者である本橋麻里と会食の機会を持つ。

『さっちゃんも入らない?私たちは、もう次に進んでいるよ』という本橋の言葉に心を動かされ、

同年5月にロコ・ソラーレへの移籍と、一からのやり直しを決意。

現在は地元の保険代理店に勤めながらトレーニングをしている。


移籍当初はなかなか成績が伸びず、試合に勝てない日々が続く中、

『さっちゃんの、やりたいようにやればいいんだよ』という本橋の言葉がきっかけで、

徐々に自信を取り戻すようになった。


それを機に、ロコ・ソラーレは快進撃の道を歩む。

2016年、日本選手権大会で優勝、2016年世界女子選手権大会では銀メダルを獲得。

2017年9月の平昌オリンピック日本代表決定戦で中部電力を3勝1敗で下し、2018年平昌オリンピック日本代表となった。

スキップを務め、予選を5勝4敗の4位で突破。

準決勝で韓国に敗れるも3位決定戦でイギリスを下し、オリンピックで日本のカーリング史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した。


平昌五輪期間中はそのルックスにも注目が集まり、日本国内だけでなく韓国でも「女優のパク・ボヨンに似ている」として人気を集めた。


日本のカーリングを取り巻く環境は決して恵まれたものではなかったが、彼女らの活躍で日本のTVでもカーリングのルールや試合の見方などが解説されるようになり競技への関心も高まりつつある。


北京オリンピックでは、日本代表として初の決勝進出を果たし、前回大会を上回る銀メダル獲得という快挙を達成した。


戦術

ハウスの中に石が沢山入る展開を最も得意とする。

そこから一気に大量得点を狙う攻撃的ショットが特徴で、ガードを置くのが定石と言われる局面でも攻めに徹することが多い。

ライバルチームからも攻撃型の選手と言われ、「日本一のカーラー」として恐れられている。

人物

  • カーリングを始めたのは5歳からだが、本人は殆ど覚えていない。
  • 本来は左利きで、箸やペンなどは左だがスポーツをする際は右利き。
  • 好きな教科は英語で、高校時代はソフトテニス部に所属。
  • 高校は進学校であり、卒業生の殆どは進学するが、2010年に就職した卒業生は藤澤ただ一人であった。
  • 自他共に認める負けず嫌いな性格で、姉曰くジャイアン気質であった。
  • 幼少期から運動神経が良く、小学時代に習っていた水泳は先生から上級コースに誘われるほどで、マラソンも上位に入賞していた。
  • 中部電力時代にはゴルフにも挑戦したことがあるが、全然ダメだったという。
  • 左手に、天下取りの相として有名なますかけ線を持っている。
  • 試合中は気合を入れる為におでこを出す。これは学生の頃からの習慣である。
  • リンクに上がる時は必ず五本指の靴下を履く。
  • 父親をコーチにして小学時代には兄や姉のチームでリード、セカンド、サードのポジションを経験。スキップ担当になったのは中学一年の頃で、これは父親が感覚的なものではなく、論理的思考に基づいたプレースタイルを実践していると見抜いたことによる。
  • チームメイトの鈴木夕湖とは、父親が従兄弟同士のはとこにあたる。
  • アロマテラピーの資格を持っている。
  • 遠征時には必ずアロマを持参し、特に柑橘系のアロマを好む。
  • チーム内では洗濯物回収を担当。
  • 動くドラッグストアの異名を持つ。
    • ティッシュや裁縫セット等を常時持ち歩いていることからそう呼ばれるようになったという。本人曰く「持っていないと落ち着かない」。
  • パーマを掛けようとしたが美容師に上手く伝わっておらず、パンチパーマになった過去がある。
  • 声を上げ過ぎて、喉が枯れてしまい声が出辛くなることが多い。
  • リスペクトしている選手はカナダのソチオリンピック代表ジェニファー・ジョーンズ。

戦績

クラブチームとして

  • 中部カーリング選手権(優勝5回/2010 - 2014年)
  • 日本カーリング選手権(優勝5回/2011 - 2014年、2016年、3位/2010年)

日本代表として

  • パシフィックジュニアカーリング選手権(優勝2回/2008年、2009年)
  • 世界ジュニアカーリング選手権(7位/2008年、10位/2009年)
  • パシフィックカーリング選手権(4位/2011年)
  • パシフィックアジアカーリング選手権(優勝/2015年、2位/2018年、3位/2016年)
  • 世界女子カーリング選手権(準優勝/2016年、7位/2017年)
  • カーリング・ワールドカップ(優勝/2018-19シーズン第2戦)
  • オリンピック(3位/2018年平昌、2位/2022年北京

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