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概要
佐世保市を拠点とし、長崎県北部と佐賀県北西部に路線バスを展開。佐世保と福岡、長崎を結ぶ高速バスも運行している。五島列島でも下五島は五島バスが営業しているが、上五島については当社の運行エリアである。
2019年3月に佐世保市内でエリアが重複していた佐世保市交通局の路線及び車輌を受け継ぎ、佐世保市内の路線バスは西肥バスに一本化された。
社名は旧肥前国の西側を営業エリアとしていることから。通称「西肥バス」。
1977年に長崎市で発生した「長崎バスジャック事件」でバスジャックされたのはこの西肥バスの路線バスであった。事件名で紛らわしいが長崎市のバス会社「長崎バス」の車両で起きた事件ではない。
営業所・車庫
- 貸切観光部貸切観光課(佐世保市潮見町)
- 北部営業所(北松浦郡佐々町小浦免)
- 東部営業所・整備部整備課(佐世保市重尾町)
- 伊万里営業所(伊万里市二里町)
- 平戸営業所(平戸市大久保町)
- 長崎営業所(長崎市光町)
- 新上五島営業所(南松浦郡新上五島町青方郷)
佐世保市交通局から移管された営業所
現在は佐世保市が全額出資するさせぼバスが運行業務を受託する形となっている
- 佐世保駅前営業所（佐世保市白南風町）
- 矢峰営業所（佐世保市矢峰町）
- 黒髪営業所（佐世保市黒髪町）
高速バス
運行は昼行路線のみ。共通して「ハイウェイエクスプレス号」の愛称がつけられている。
夜行路線は2013年を最後に撤退。こちらには「コーラルエクスプレス号」の愛称がつけられていた。
させぼ号
- 運行会社：西日本鉄道・西肥自動車
- 運行区間：博多バスターミナル-佐々バスセンター
博多-ハウステンボス線
- 運行会社：西日本鉄道・西肥自動車
- 運行区間：西鉄天神高速バスターミナル-ハウステンボス
長崎-佐世保線
- 運行会社：長崎県交通局・西肥自動車
- 運行区間：中央橋-佐々バスセンター
車両
国内4メーカーが在籍。2015年時点での在籍車両の平均車齢が17.8年と北部九州エリアのバス会社の平均より6年も高かった。これは移籍車の導入が比較的多いことも関係している。
車体外装の基本カラーはシルバーとブルー。佐世保市交通局から移管された車輌については今後西肥バスカラーに塗り替えられる予定。
