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概要

2011年7月から2013年2月末まで、日本テレビ系列28局と琉球放送で放送された。また、テレビ宮崎でも2時間スペシャルに限って放送したことがあり、テレビ大分では水曜19時時代は不定期放送だったが、月曜19時時代はレギュラー同時ネットとなった。


2011年3月11日の東日本大震災で放送休止に追い込まれた「脱出ゲームDERO!」の後継番組としてDEROをリニューアルする形で登場した。

元々は水曜19時台の番組だったが、同年10月からは月曜19時台に移行した。

定期番組としては先述の通り2013年2月末をもってレギュラー放送が終了し、それ以後も最低年1回特別番組として放送されていたが、回が重なるごとに視聴率低迷とマンネリ化が災いし、2016年4月11日の放送をもって不定期での放送は行われなくなった。


出演者はファラ男という名前通りファラオの黄金マスクを模した人物によって、古代遺跡の様々な仕掛けの中に閉じ込められ、そこにある宝箱の開封を目指す。

宝探しと名乗っており、実際に成功者は宝箱から秘宝を取り出して帰還するのだが、やっていることは前身になったDEROとほぼ同じであり実質クイズ番組である。ただし一部ステージには実際に宝箱の鍵を開けるという行動が伴う。


ステージ

床の間

読みはゆかのまである、間違ってもとこのまと読んではいけない。…とはいえ間違える人は相当いないとは思うが。

前番組『DERO!』には無かった新規ステージ。滑る床が傾いて出口と宝箱を隠してしまう。

このステージは第1ゾーン・第2ゾーン・第3ゾーンが存在し、挑戦者はそれを順番に登って出題に答えなければいけない。時間が経てば経つ程傾斜がきつくなるので素早い回答が必要である。

1番上まで行ければ,クイズで正しい3色の宝玉を下の像の口にはめ込む「坂落ちの試練」に1人ずつ挑み、正解すれば斜面が水平に戻って裏に隠された出口と宝箱が再度現れ、自動的に鍵も開いて秘宝を獲得できる。

出口と反対側には大穴が開いており、移動に失敗したり、坂落ちの試練で誤答する(この場合足場が一時的に引っ込んでしまう)とここに落ちて失格となる。

このステージには制限時間があり、登り切れずに時間切れになると全員落ちてしまう。ちなみに、不定期SPを除いてレギュラー放送で登り切れずに時間切れになったのは上地雄輔チームの麻木久仁子のみ。



洞窟の間

『DERO!』で言う遺跡の間と爆弾の間が組み合わさったようなステージ。

部屋には扉で仕切られた横穴が3ヶ所あり、問題を見たら1人ずつここに入って回答しなくてはいけない。また1人入ると扉が閉じてしまい回答するまで出られない。

正解すれば宝箱の鍵を開けるために使う、1枚につき漢字1文字が書かれた石版をもらえるが(1・2番目の洞窟では3枚、3番目の洞窟では4枚)、誤答すると横穴の底が開いて回答者は落下して失格となる。

3問全て正解すれば10枚の石版を用いて宝箱の開封に挑める「石版の試練」に突入。

ただし1枚は開封に使わないダミーなので、いかにして素早くダミーを見つけるかが鍵を握る(当然、正解でない熟語も複数作れるが、基本答えは1通りのみ)。すぐには思いつきづらい熟語が正解なこともしばしば。

正解すれば宝箱の開錠に成功し、残った人数分秘宝を獲得できる。

石板の試練に誤答ペナルティは無いので何度でも回答できるが、1分半の制限時間があり時間切れになると無論全員失格となる。

最後に石板を並べる場所が宝箱の蓋の上なので、手に入れたアイテムで鍵を開けるという雰囲気は出ているのだが、『DERO!』時代からの伝統だった成功時に鍵を開ける音である「ピー ガチャン」が無い唯一のステージ(蓋は自動で開く)。

SP回では時期にちなんでSPゲストが登場し、ゲストが出題するケースが多かった。

2012年7月23日放送分から新たにチームからヒントを伝える『サポートチャンス』が導入された。毎回『ファラ男』と呼ぶ必要がある。システムは『DERO!』時代の「命のテレフォン」とほぼ同じ。勿論、正解しなければ意味がない。


上記の石版の試練については、レギュラー終了後の特番になってからは8枚の石版をすべて使って(ダミーはなし)1周する平仮名のしりとりを作る「しりとり石版の試練」にリニューアル。よって3番目の洞窟で手に入る石版は2枚。難易度は前バージョンと比べて少々低め。


壁の間

『DERO!』にあった同名のステージがほぼそのまま。

ルールも最後の部屋が最初から開いている点と挑戦者への拘束が廃止された点を除けば同じ。

最初の部屋での出題に答えている間に壁がだんだん閉じてくるので、閉じ切る前に正解しないと全員失格となる。

規定回数正解すれば壁が止まり1人ずつ中央の通路で「鉄球の試練」に挑み(『DERO!』とは異なりランダムにフックが1人だけ外されるシステムはなくなった)、宝箱の開封に使う鍵を取り出して回す。時間切れになると壁が動き出し、試練の挑戦者は押しつぶされて失格。

最終的に3本の鍵を回しなおかつ最後の部屋で、生き残っている人がいれば宝箱の開封に成功し秘宝を獲得できる。回せた鍵が2本以下だと生き残っていた人も全員失格。

スペシャルルールでは、途中から「ラッキーボール」が登場し、これを獲得すると鍵2本を獲得することができる。

2013年からクイズもリニューアルし、鉄球そのものを多く獲得する内容になった。

ちなみに史上初の反則負けを出したステージであり、ある力自慢の挑戦者が、鉄球の試練の際に壁を無理やりこじ開けてしまった。

特に、2013年2月4日放送のカオス回は必見である。


レギュラー終了後の特番になってからは「鉄球の試練」も多少リニューアルし、レギュラー陣には鉄球が見えなくなる特殊な仕掛けが追加された。


石像の間

『DERO!』にあった同名のステージがほぼそのまま。

唯一違うのは最後の石像停止ボタンが廃止され、代わりに並び替えの試練が置かれた。

あと挑戦者が最初に引きずられる時の安全を考慮したのか、砂の間で使っていた砂を床に敷いている。また、石像の鼻からも砂が吹き出る。

引きずられてから3枚の扉を開けるまでは『DERO!』と全く同じで、デンジャーゾーン侵入を許した時に鼻のボタンを押すと押した人の犠牲と引き換えに時間稼ぎできる所も同様。

3枚目の扉を開けると石像が所定の位置に移動する。

並び替えの試練は制限時間内に4枚の石版を正しい順番で並べ、正解すれば石像が止まり宝箱の鍵が開く。1回不正解になると右上に正解数(正しく置かれた場所)が表示される。ただし2回しか回答できないので、2回目に間違うと問答無用で全員石像に喰われてしまう。


ミイラの間

2012年2月13日から初登場した新規ステージ。見た目は『DERO!』で言う砂の間に近い。

1人で挑み、制限時間内で7回正解すれば成功。2012年8月6日から2人で挑戦する事が多くなった。

挑戦者には時間の経過とともに,ミイラ製造機で包帯が巻かれていき、時間切れになって頭まで巻かれてしまうと失格となり、ファラ男の姿をした棺に閉じ込められてしまう(成功すれば包帯が自動で逆回転する)。

ちなみに、このステージにもあの例の乱暴男が暴走し機械が停止してしまった事がある。

このステージで挑戦した者は何人かクリアしているが、実は2人時での挑戦のクリアは1度もない。


一応言っておくが、ケガの恐れがあるので良い子のみんなはマネしてはいけない事。


岩の間

2012年9月24日から登場した新規ステージ。内容は『DERO!』の遺跡の間にほぼ近い。

ステージの奥に巨大な岩が置いてあり、クイズに正解できない所の岩が迫ってきて下の奈落の底(溶岩)に突き落とされる。挑戦者は岩に付いた足場にのって問題を3人で1問ずつ(計3問)連続しなければならず、誤答が出ると正解数がリセットされてしまうのできつい(これは遺跡の間も同様)。

しかし間違えてもすぐには失格にはならず、「崖っぷちクイズ」というチャンスが与えられる。奈落の近くの床にある画面でクイズに正解すれば、崖から「命の足場」が出てくるので、これに乗れば落下を逃れられる。時間内に正解しないと岩の突進で落っことされる(岩に捕まっている者はベルトや取っ手で固定されているので落ちない)。ただし正解しても油断はできず、しっかりと命の足場に乗らないと落下する恐れもある。中には足場が出る前に落下したり、乗ったにもかかわらずバランスが保てず落下してしまった挑戦者もいた。

正解ノルマ達成で「張り付きの試練」に挑戦。固定が全て解除されてしまい、手に入るトイレのスッポンを岩に張り付けて耐えなくてはならない。正解を合計3つ(1人1つ)言えればクリア。正解すると取っ手が現れるのでこれに捕まって耐えられる。時間になると,岩が高速移動して捕まれていない挑戦者は転落・失格。

このステージでの初クリアは「Mr.TORE」こと村上信五。ちなみに、これ以前に「張り付きの試練」にたどり着いたオードリー若林正恭が全問正解していたが、どういう訳か正解数を勘違いしてしまい初クリアの称号を逃してしまった。


地下水路の間

特番から登場した新ステージ。打ち切りの原因となった『DERO!』の水の間を大幅リニューアルした物。

ダクトから放水され、水路が水浸しになって小型の船の上のファラ男像が排水溝から流れ出す前に、すぐには答えにくいクイズに正解しなくてはならない。答えが違うと3本のパイプのどれか1本から放水。もぐってバルブを回して放水を停止しなくてはならない(ただし中央のバルブは比較的上にあるのでアタリか)。しかもこの放水を止めるまで次の問題が出ない。5問(3問の場合あり)正解で試練に挑戦。


ちなみに、像の流出を阻むことが出来る竹竿や、筒状にした新聞紙やワラ一切れは用意されている。…のだが正直ちょっと頼りない(ないよりはマシではあるが)。


ファラ男像の代わりに20体ものふなっしー人形が登場したこともあり,10体でファラ男像1個に換算できるというルールが登場した事もある(その際ファラ男像も1個あったが)。


絵並べの試練

6枚のイラストが描かれた石版を並べてクイズに答える。イラストを文字に変換して答えるクイズ。3問正解でクリア。残った像を獲得。


3文字しりとりの試練

水中の解答用のボードに,3文字の言葉(広辞苑に掲載されているもの)のしりとりで15マスをすべて埋める。しかし最初と最後の文字は1文字ずつ固定されている。


崖の間

本番組の最終ステージ。見た目は言うまでもなく『DERO!』時代の棒の間に近い。

両チームが直接対決で決着をつける場であり、片方のチームにしか宝箱開封が許されないので

どちらかの負けが確定するまで戦いは続く。

足場は非常に狭いうえに、回答中挑戦者の背後から正方形の石が出てきて突き落とそうとするので、これをよけながら素早く答えないといけない。たとえ全出しであろうとも。


崖の間問題一覧

イラスト変換

イラストで表している物をヒントを参考にしながら回答する。


写真&文字並べ替え

バラバラになった文字と写真を見て、それが何なのかを当てる。


漢字イラスト

『DERO!』時代にもあった問題。イラストを漢字で表現したものを回答する。


別の呼び名

2012年3月19日から登場。1つの物の2つや3つの複数の呼び名を答える。

(例えば「おばけ」の場合「ごーすと」「ゆうれい」と複数回答する必要がある)


同じ文字入れ

本ステージ一番の醍醐味。空欄に同じ文字を入れ言葉を回答する。


回答者以外が正解を言うともちろん反則なのだが、何とこれをやってしまった人がいる。ただしこの人がすぐに落ちたので(あと初回だった事もあり)、ファラ男によって1回限りの温情で反則を適用しないことになった。

スコアで劣るチームは全員脱落前に負けが確定する事があり、こうなると生き残ったのに秘宝無しである。


最後の試練

最終目的が同じなのでポジションとしては『DERO!』の天井の間と水の間に近いが、やってる内容は全然違う。崖の間から宝箱を撤去して行なわれる。

勝利チームを代表して2人が挑むが回答者は1人目だけ。時間とともに1列ずつ石が飛び出して挑戦者を突き落そうとするので、追い付かれる前に回答して前方の石を引っ込めないといけない。

見事全部引っ込めてゴールにたどり着けば、生き残った人数と獲得した秘宝の数に応じた賞金を獲得。

なお、SPの場合は1人につき10万円、2人で生き残れば50万円という賞金になっている。

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