ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

超トランクス

すーぱーとらんくす

超トランクス(スーパートランクス)とは、漫画『ドラゴンボール』の登場人物・トランクス(未来)が変異した超サイヤ人1の第3段階の、ゲームでの通称。
目次 [非表示]

概要

漫画『ドラゴンボール』「人造人間・セル編」において、完全体となったセルに対してトランクス未来トランクス)が超サイヤ人1の第3段階に変異した姿。

全身の筋肉が肥大化、白目を剥き、髪は針山のようになり文字通り怒髪天を衝く


完全体となりベジータを圧倒したセルに対して変身。この変身をベジータが知ればショックを受けるため、ベジータが失神するのを待ち満を持しての変身だった

見た目通り凄まじい筋力を有しており、パワーだけならセルを完全に上回っていた。


超サイヤ人特有の慣れない内は好戦的になるという面が強く出ており、セルから「私には絶対に勝てない」と言われた時は「フン、根拠のない強がりを言いやがって」と父親そっくりの嘲笑を浮かべていた。


アニメ版164話では、台詞こそ同じだがキャラが遠くに描かれているため表情がボカされている。トランクスのイメージに合わないと思ったのだろうか?(またこの台詞の前には、余裕を見せるセルに動揺していた)。


変身当初は自信満々だったトランクスだが、筋肉の肥大化によりスピードが低下したことで攻撃がセルにまったく当たらず、セルに欠点を指摘された挙句に同様の変身であれば自らも可能だと実証されてしまう。戦意を失ったトランクスにセルはセルゲームを開催する意向を示すのであった。


アニメ版165話ではセルの攻撃をまったく捌けずいいように殴られてしまい、尻もちをつかされて力の差を思い知らされている。


その当時では最強の形態だったが、パワーにスピードが伴わないなど欠点だらけのため、すぐに作中で否定され、その後孫悟飯超サイヤ人2の形態になりこちらが正当化した。


原作ではまったく攻撃が当たらなかったが、アニメ版164話では何度か攻撃を当てており、セルを地面に叩きつけて呻き声を上げさせた。またスピードが遅いと言っても人造人間16号の目にも映らないほどの速さで動ける。


原作ではこの形態に固有名がついていないため、ゲーム作品では(父ベジータが自称した「超ベジータ」に倣ってか)「超トランクス」(正確には「超ベジータ」の2段階目なので「超トランクス2」)という名前がついている。その一方で、ファンからはムキムキなのでムキンクス、顔だけアップにされると伝説の超サイヤ人化したブロリーと判別がつかないためブロンクスと呼ばれたりしている。


敵からも味方からも容赦ないダメ出しを食らっているため、未来トランクス自身においても黒歴史なのかと思いきや、その後の彼の活躍を描いたアニメ『ドラゴンボール超』「“未来”トランクス編」第54話では、ベジータ相手にこの形態を逆手に取った頭脳戦を仕掛けている。ただ、この形態自体が戦闘で活躍したという訳でもない。


この形態および似たようなセルのパワー重視の形態からファンからは筋肉の膨張はスピードを殺すだけと思われがちだが、あまり知られていないだけで、「超ベジータ」も筋肉を膨張させている(髪も尖っている)。超ベジータはスピードが落ちない範囲で筋肉を膨張させているのでデメリットがないのだが、トランクスはデメリットが出る範囲まで筋肉を膨張させてしまった結果である。トランクスもこの失敗以降は「超ベジータ」と同じ状態で戦っている。(ブロリー戦で服が破れてるのは筋肉が多少膨張するため)

同じように筋肉を膨張させたフリーザのフルパワー形態は消耗が大きかったが、実力自体は超サイヤ人と互角であるところを見ると、恐らく「超ベジータ」寄りの状態と思われる。ブロリーに関しては存在が規格外なので例外とする。


分かりやすく言えば、ベジータ親子が行き着いたのは筋肉を膨張させて、パワーをブーストさせる攻撃重視の超サイヤ人状態、悟空親子が行き着いたのは超サイヤ人状態の変化(ストレス)に慣れることで消耗を極限まで抑え、通常の超サイヤ人の基礎を伸ばした状態。

悟空がこのパワータイプを選ばなかった理由だが(悟空も「超ベジータ」「超トランクス」状態、どちらも使える)、悟空の口振りからすると、この方向性で突き詰めても成長性がないということである(パワーが上がるのに反比例してスピードが落ち、消耗が激しくなる)。そのため悟空はブーストさせて強くなることより、超サイヤ人そのものの質を上げて強くなるという地道な方を選んだ。とはいえ、常に超サイヤ人状態でいるという質のいい修行方法により、短期間でベジータ達を超えている。


『超』第61話の覚醒トランクスは、白目をむいているため混同されそうだが、筋肉の膨張が少ない点、超サイヤ人1・2とは異なる青色が混じった緩やかなオーラを発している点などから、また別の形態と考えたほうがいいだろう。


因みにパワーだけならちゃんと完全体セルを上回れているというのと、第二段階のペジータが耐え切れなかった攻撃を受けても平気だったことから防御力も大幅に上昇している。但し、セルが簡単に真似しているように手っ取り早く強くはなれるが、パワーを底上げした分だけデメリットが強まるという一点が問題視されている。実はベジータはトランクスより先にこの第3段階を使えるようになっていたのだが、ベジータはこの状態に実用性がないことに直ぐに気付き、1つ段階を落とした「超ベジータ」をより洗練させていた。


ゲーム「sparking!meteor」のチチのコメントでも、この筋肉は異常だなと言及されており、やはり武道をかじった者から見ても失敗だったと思われる。


表記揺れ

スーパートランクス ムキンクス ブロンクス


関連項目

ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボール改 ドラゴンボール超

トランクス(ドラゴンボール)未来トランクス) 超サイヤ人 超ベジータ

白目 ムキムキ マッチョ 戦闘ジャケット ブロリー 伝説の超サイヤ人

関連記事

親記事

トランクスの形態一覧 とらんくすのけいたいいちらん

子記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 8033

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました