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超機甲爆走ロボトライ

ちょうきこうばくそうろぼとらい

『超機甲爆走ロボトライ』とは、かつてバンダイが展開していたプラモデルを主軸としたメディアミックス作品である。
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概要

バンダイ講談社コミックボンボンがタッグを組んで1990年に展開されたメディアミックス作品。


原案バースデイ、作画は坂本かずみで漫画はコミックボンボン1990年3月号から12月号まで連載された。シナリオ及びメカニックデザインには後にニトロプラス代表を務めるでじたろうが関与していた。


また、GA社との戦いを描いた本編とは別にオンロード・オフロードを走破する新世代のレーシングマシンとしてのロボトライが登場する『ロボトライGP』も『ホビージャパン』などの雑誌で連載されていた。


ストーリー

地球に不時着したUFOから得たオーパーツ技術をもとに世界征服を企む巨大企業GA(ゼネラル・アックス)社は可変型陸戦兵器ロボトライを開発。これに危機感を抱いたGA社所属のロボトライの開発者の1人Dr.ペッカーことペッカー速瀬はUFO技術と試作型ロボトライ、そしてロボトライのパイロット候補だった3人の赤子を連れてGA社の研究所を爆破した後に逃亡。


それから10年の歳月が流れ、成長した赤子達は育ての親でもあるペッカーが行方不明となったのをきっかけにGA社との戦いや異星の軍勢バロ=クーナ軍が地球に封印した「レインボーストーン」と呼ばれる7つのエネルギー体を巡る戦いに身を投じていくことになる。


登場人物

速瀬駿太

本作の主人公。ペッカーがGA社の研究施設から連れ出した3人の赤子のうちの1人で、ペッカーが独自に開発したロボトライ・エフインパルスに搭乗。幼い頃からカートレースで連勝を重ねるほどの天才的なドライビングテクニックを持つが、方向音痴なのが玉にキズ。


速瀬ピキ

ペッカーがGA社の研究施設から連れ出した3人のうちの赤子の1人で、銀髪と褐色の肌を持つ少年。ストーリーの中盤から砲戦仕様のロボトライ・ベルガルスに搭乗する。口が悪く瞬太と衝突することも少なくないが、瞬太に引けを取らないドライビングテクニックを持ち、頭脳明晰でスポーツも得意。


速瀬ミリカ

ペッカーがGA社の研究施設から連れ出した3人の赤子の1人で、金髪セミロングヘアの少女。ストーリーの中盤から未知の力を秘めたロボトライ・ガルシーダに搭乗する。後にGA社の3人のバイオパイロット達との戦闘の末に拉致され、洗脳された状態で瞬太達の前に敵として立ちはだかるが、瞬太とピキの尽力により奪還されたのち体内の洗脳装置も破壊され、正気に戻った。終盤にてラジアルの妹であることが判明する。


ペッカー速瀬

額のゴーグルとハの字型の髭が印象的な元GA社の科学者。話中ではDr.ペッカーと呼ばれている。3人の赤子を連れて日本へと亡命した後は男手一つで3人を育て上げ、来たるべきGA社との戦いに備え独自設計したロボトライを開発する。


ラジアル

遺伝子操作によって生み出されたGA社のバイオパイロット軍団を率いる「黒い悪魔」の異名を持つエースパイロットで、階級は大尉。漆黒のロボトライ・ジェネレクサーを駆り、瞬太達とは幾度となく死闘を繰り広げるが、ミリカとは兄妹関係にあることを知ったのを境にGA社を離反。最期は3人のバイオパイロット達が駆る超大型ロボトライ・ギガゼオーの攻撃からミリカを庇い戦死した。


プラモデル

バンダイからは1/60スケールでエフインパルスジェネレクサーベルガルスの3種のロボトライが定価600円にて発売された。組み立てには接着剤を必要としないスナップフィットモデルで、プルバックゼンマイで走行する自動車形態TYPE-C形態からガウォーク的なTYPE-H形態、人型であるTYPE-R形態へと差し替えなし(武器と盾になるフロントカウルは除く)で変形する。ガルシーダはコミックボンボンにて試作品が公開されたものの、惜しくも未発売となってしまった。


関連タグ

バンダイ コミックボンボン でじたろう 坂本かずみ


サーカス1超攻速ガルビオン):1984年作品で、変形機構が酷似している。ただしサーカス1は頭身が高い。

チョロQダグラム:1983年作品。変形機構こそ異なるものの、SD的なデザインを考えるとこちらの影響の可能性も。玩具版がゼンマイで走る点も同じ


バルクアーム・グランツヘキサギア):2019年に発売されたプラモデルで、デザインが酷似している。劇中設定では「設計者が古いコミックマニアで趣味丸出し」とされているので、開き直っている可能性さえある。

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