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超次元帝国清掃課地球係とは、「Let's天才てれびくん」にて2015年度(2年目)より登場した悪役3人組。


概要

日本各地のどちゃもん、果ては地球人をお片づけ(抹殺)すべく動いておりてれび戦士達異次元獣対策センター(ITAISEN)と敵対する。ITAISENからは「超次元帝国の人」「トンガリ野郎」「お掃除トリオ」などと呼ばれる他、大野拓朗課長からは毎回木曜生放送で「せいとんか」「へいそうか」等と間違われている。この清掃課は次元の秩序を守るためにあらゆる次元の“掃除”を行う超次元帝国の機関で超次元帝国のエリート集団であり、帝国の子供たちみんなの憧れの的。最高責任者は「総監」と呼ばれている。


お掃除課の係長Let'sミッション!!

番組に登場する地球係は、清掃課現地対策部の地球担当部署。メンバーは下記の3名からなる。紫の制服とモップに似た肩パッド(天馬係長のみパッドの量が多い)、長いトンガリをつけたベレー帽が特徴。

このトンガリつき帽子は「超次元マイアンテナ」と言い、超次元帝国の国民が成人した際に必ず与えられるもの。超次元帝国住民課と常時通信してあらゆる個人情報(健康状態・学歴・職歴・家柄・預金残高・公共料金の支払状況など)の管理を行えるほか、触れることで日時を把握する時計の役割も果たしているようだ。また公式HPからこのマイアンテナのペーパークラフトをDLして製作することもでき、被った状態の写真を番組内で募集している(なお、帝国内ではマイアンテナのペーパークラフトなどの玩具が子供たちの人気アイテムになっているそうである)。


上記の通り最終的には地球人を一人残らず抹殺することを目標としている敵役なのだが、うっかりITAISEN側に作戦内容をばらすなどドジで失敗が多く、天馬係長が部下をコミカルに叱る場面が多い。

また、公式HPでは落ちこぼれ疑惑を匂わせる、行動用母船チリトラー808のコントロールルームがそのまま3人の生活スペースになっている、予算があまり貰えていないなどどうにも情けない状況が見え隠れしている。


松永はインタビューにてタイムボカン3悪とも繋がる「悪の組織」らしさを示唆している。


Twitterでは天てれファンの中に彼らのファンも少なからずおり、「清掃員」と呼ばれている。


メンバー

地球係 係長 - 松永天馬アーバンギャルド

メイン画像中央。

“地球のお掃除”を任務とする地球係の係長。中間管理職で権威に弱い。自分が大好きな自信家ではたきを使う掃除が好き。

なぜかオカマっぽい口調で喋り、ヒステリックかつコミカルに部下を叱咤する姿がよく見られる。


地球係 メカ開発・整備担当 - 大水洋介(ラバーガール

メイン画像右。

あまり何も考えていない。ぬめり取りが好き。地球係の母船・超次元チリトラー808の整備やコチリトラーロボの操縦も行う。

中の人は東京どちゃもん・もものうちの声も担当。あろうことかもものうちのホログラムを投影し、声を当てて第五やたがらす丸に潜入という中の人ネタ公式でやらかした


地球係 異次元獣・薬品製造担当 - 飛永翼(ラバーガール)

メイン画像左。

超次元アイドル「ぱぺらぴ子(下記参照、ただし彼女が上司である事は知らなかった)」のファン。超次元帝国に妻を残して単身赴任中。細かい所の掃除が好き。

滋賀どちゃもん・よしばっばを捕獲した際は彼女に母親の面影を見て情が移り逃がしてやったり、同じぱぺらーである事を利用して山形どちゃもん・だまちゃだめの捕獲を試みた際はぱぺらーとして純粋に喜ぶ彼の姿に罪悪感を覚え、罠である事を教えて逃がしてやるなど、情に厚い性格らしい。


超次元帝国清掃課 総監 - ぱぺらぴ子(CV:浜崎容子(アーバンギャルド))

ぱぺらぴ子ちゃん

黄色いインコのような顔をした超次元帝国人で、超次元帝国清掃課の最高責任者にして超次元アイドル。彼女のファンは「ぱぺらー」と呼ばれており、またぱぺらぴ子自身は超次元帝国を代表するコンサートホール「超次元サンプラザ」でのライブなど幅広く活動しているらしい。

彼女のナンバー「キスミーきれいみー(2016年10月10日~11月4日の番組ED)」は聴いた者を超次元帝国に心酔させる洗脳ソングであり、清掃課はこれを地球人に聴かせる事で帝国の信奉者を増やしていた。


装備・使用メカ

毎週登場

超次元チリトラー808(はちまるはち)

超次元帝国清掃課地球係が使用する超次元シップ。次元を超えてどこにでも瞬間移動できる。空間内を飛行する際の最高速度は333km/h。全長25m。黒い掃除機のような形状をしている。係員が滞在するコントロールルームは見かけも設備も貧弱で格安アパートの一室も同然。ゆえに第5やたがらす丸に通信をかける際は、大きな板に未来的な装備の数々を描いた偽装を背景に立てて内部をごまかしている(最終回直前でハリボテが倒れてバレた)。


コチリトラー

超次元チリトラー808の先端のノズル部分が分離した小型高速シップ。スティック型掃除機のような形状をしている。最高飛行速度はマッハ2.5。通常は2人乗りだが、強引に3人搭乗することも可能(天馬係長が乗ると部下2人は非常に窮屈そうにしている)。全長約10m。ノズル部分で目的の物を吸入し、本体上部に設置された超次元ゴミ回収カプセルに収容できる。

人型の戦闘用ロボット「コチリトラーロボ」にも変形可能。ロボ形態ではカプセルは腹部に位置する。またコチリトラー形態で腕だけ出すこともできる。

掃除機ロボットの基本設計を流用しているため押すと弱体化する“弱スイッチ”がついているが、その位置は変えることができる(尻、足の裏など)。

2016年度では全身に装甲が追加されパワーアップしているが、必殺技のビームを撃つと痺れてしばらく動けなくなる上、この状態で一定量の攻撃を受けると装甲が外れてしまう。


超次元ゴミ回収シップ・グレートスイトラー

超次元帝国清掃課回収係が運用する大型ゴミ回収船。巨大な円盤形(モチーフはおそらくルンバ)で直径およそ3,000m。自動運転でさまざまな次元を定時運行し、超次元ゴミ回収カプセルを回収する。地球にやってくるのは木曜日の午後6時52分。底面に清掃課のシンボルである目のマークがあり、そこから出す回収ビームでカプセルを回収するシステムである。


異次元獣コアカタログ

異次元のコアに使用するゴミのカタログ。超次元帝国清掃課技術センターの異次元獣係から毎月発行され、現地対策課はこのカタログから希望のコアを申請する。うらみが深いコアを使うほど強力な異次元獣となるが、予算をより多く必要とする。


コア

異次元獣の材料となるゴミ。捨てられた恨みが異次元獣のエネルギーとなる。超次元帝国清掃課が回収したどちゃもんをコアとして利用する技術も開発された。


超次元ゴミ回収カプセル

グレートスイトラーが自動認識して回収するゴミ箱。胴部分が半透明のゴミバケツのような形状をしている。グレートスイトラーはこのカプセル以外の物は回収することができない(そもそも認識できないらしい)。

公式HPからはこちらのペーパークラフトもダウンロードできる。


単発使用

恨みガス

カメラの異次元獣を強化するため、日本中の捨てられたカメラを巨大な壺に集め、かき混ぜる事で抽出されたガス。てれび戦士はこれを中和するために思い出の詰まった写真1000枚を集め、ハート形のフォトモザイクを作って“愛のメモリーガス”を造り出し、第5やたがらす丸から散布した。


超次元焼きまんじゅう

群馬どちゃもん・はにまじんを手なずけるために製作された物だが、調合ミスによって食べたはにまじんを巨大化させ暴走状態にしてしまう。


超次元メガネクモリーナー

福井どちゃもん・ほやのんの大事な眼鏡を汚し、力を奪った。簡単には落とせないが、24時間で効果が切れる。


超次元ノイズアンテナ

神奈川どちゃもん・ぷにょらの持つ黒たまごに仕掛けた、騒音を発するアンテナ。これでぷにょらを騒音源にして神奈川県内にいられなくなった所を捕獲しようとした。


超次元バッテリー

愛知どちゃもん・ふぃろそふぃあの巣に仕掛けた、彼女を操るための罠の動力源となる電池。巨大な乾電池のような形状をしている。ITAISENに回収され、超蝶野ロボの強化(エネルギーゲインが5倍以上に増大した)に活用された。


超次元きび団子

食べた者を洗脳し、角が生えた鬼に変えるきび団子。全てのITAISEN現地調査アンドロイドを洗脳して全国のどちゃもんを一網打尽にする作戦のテストとして、まず岡山県で使用された。大悟14号がこれで鬼になり、岡山どちゃもん・ももふぇを拉致する騒ぎを起こし、さらに鬼軍団を率いて岡山全土を征服しようとした。


どちゃもん捕獲マシン・二郎さん

黒いオオサンショウウオの姿をしたロボットで、広島どちゃもん・ぷうかに近づき結婚の約束を交わす。第5やたがらす丸内での結婚式の最中に正体を現しぷうかを拉致するが、最後は彼女への愛に目覚めて回収カプセルを壊そうとした。その後ラジカセに改造されていた事が判明、鳥取どちゃもん・うさきゅうの手でITAISENに持ち込まれ、異次元獣に改造されたぷうかを救うヒントをてれび戦士にもたらした。


超次元あまあま汁

ピンク色の液体で、熊本どちゃもん・どもっこすに浴びせて赤ちゃん返りさせた。これを元に戻すため、てれび戦士は「気合の入った辛子蓮根」を製作した。


超次元ドライヤー

はにまじんを乾燥させ、小さな埴輪に変えた。これを元に戻すため、てれび戦士はハンドベルで群馬のご当地ソング「いい湯だな」を演奏した。


超次元茶釜やぼーん5000

近くにいる者の野望を増大させる薄紫色の茶釜で、大水が岐阜どちゃもん・うぎろうに貢ぎ物として贈った。これで天下統一の野望を増大させたうぎろうを利用してどちゃもんの同士討ちを誘う作戦だったが、うぎろうがその勢いに乗りすぎて超次元チリトラー808に攻め込み、一時占拠してしまう騒ぎに発展した。


超次元炎上エネルギー変換装置炎ジョイ1号

うぎろうの異次元獣のエネルギーとなる「炎上エネルギー」を生み出す装置。清掃課は雑誌やSNSで「うぎろうの黒い過去」と称する捏造情報を流して世間や他のどちゃもんたちのうぎろうに対する敵意を煽り、この装置で炎上エネルギーに変換した。


超次元お笑い封じマシーンワラエナイザーEX

超次元チリトラー808の先端のノズル部分に取りつけて使う円盤形のアタッチメント。緑色の煙のようなオーラを放ち、大阪の人々から笑いを奪った。てれび戦士はこれを中和するために大阪の粉物に使用される小麦粉「ナニワコナモニウム」を捜し出し、第5やたがらす丸から散布した。


超次元イケメンスプレー

大水が通販で購入した、使うとイケメンになれるスプレー。副作用の懸念があった事から実験として和歌山どちゃもん・もさくの巣の前に置かれ、これを使ったもさくは緑の服の青年(演:鳥羽潤)に変身した


用語

超次元サンプラザ

超次元帝国を代表するコンサートホール。

名前の元ネタはもちろん中野サンプラザ


ぱぺらー

ぱぺらぴ子ちゃんの熱狂的なファン。


背景

「超次元帝国」とは複数ある次元の全てを超越する巨大な国家組織の総称である。


2114年の地球では異次元へと通じる穴(異次元ホール)が発見されたのをきっかけに、地球で処理できなくなっていたゴミを異次元ホールへと大量に捨てていた。このため超次元帝国は地球人を「ゴミを撒き散らかす迷惑千万な人種」と認定し抹殺に乗り出す。最初は異次元ホールへと捨てられたゴミから異次元獣を創り出し2014年の地球へ6体送っていたが、ITAISENとどちゃもんによって撃退されてしまう(ここまでが2014年度のストーリー)。

そこでどちゃもんを先にグレートスイトラーで次元の彼方へ回収した上で異次元獣を送り込む作戦へと変更する。どちゃもんは5体回収する事はできたが異次元獣はやはり撃退されてしまった(2015年)。

本部は地球係を叱責し、回収したどちゃもんを利用した異次元獣を直接送り込む計画を立てる。同時に地球係の3人は2017年の3月までに結果を出せないとグレートスイトラーで回収すると通告される(ITAISEN側はその事実を知らない)。


……と、全ての元凶は未来人であり、21世紀のてれび戦士及びどちゃもんは完全にとばっちりの立場なのである。さらに地球係の3人より清掃課本部の方が悪意が高い事も示唆されている。


関連タグ

天才てれびくん 天てれ

悪役 憎めない悪役 三悪 三馬鹿

ブラック企業 ディストピア

テレゾンビ……元祖天てれの悪役

闇のもじ守……次回作の1年目の悪役

禍禍団……次回作の2年目の悪役

モジール王子……次回作の3年目の悪役


ドロンボー一味 ロケット団:似た者同士。

邪団法人ステマ乙:非公認戦隊の敵対勢力になっている企業。

タイムジャッカー:未来からやってきた3人組の敵対勢力繋がり。ヒーローを歪めた存在を生み出しているのは清掃課に通じるものがある。

脳人:人間を消すことを目論む3人組の敵対勢力繋がり。ただしこちらはライバルチームと言った方が近い。

ルイージ:掃除機で戦うヒーロー。

























ネタバレ注意!!

















最終回ネタバレ

ITAISENの活躍によって4体のどちゃもんを改造した新型異次元獣は撃退された。これにより地球係の3人はクビが確定し、粗大ゴミとしてグレートスイトラーに回収されることとなった。

その後ぱぺらぴ子総監は現時点で回収されている4体のどちゃもんを合成し、キメラ異次元獣として地球に送り込む計画を立てた。その頃ITAISENは「1000年前に黄金のどちゃだまを使ってこの世の綻びを塞いだ」という記録を発見し、「この世の綻び」こそが異次元獣誕生の要因となった次元ホールだったのだ。

ITAISENが次元ホールを塞ごうとしたのを知った天馬係長は大野課長との密会で、第5やたがらす丸とチリトラーのエンジンを連結させることを思いつく。次元ホールを塞ぐことに成功すれば他の次元に迷惑をかけることが無くなるため、地球を滅ぼすことなく達成できるらしい。さらに「次元の膜には周期があり、日本時間の木曜午後6時から7時の間に最も地球に接近する」(木曜生放送のタイムリミットが午後6:52であることの理由付け)という情報を提供した。そして大野課長は作戦が成功したら捕らわれているどちゃもんの返還を依頼。そしてぱぺらぴ子総監は次元ホールを塞ぐことに成功したらどちゃもんを地球に返却すると同時に、天馬係長を地球に移住させることを約束したのであった。


そして作戦当日、黄金のどちゃだまを使い見事次元ホールを塞ぐことに成功し、役目を終えたITAISENはタイムパラドックスにより消滅。そして捕らわれていたどちゃもんも地球に返却された。


「全てが・・・終わった・・・ぱぺらぴ子総監、ありがとうございます!」

「超次元帝国清掃課地球係は、エリートなんだから」


その後、超次元帝国清掃課地球係は解散。以降大水と飛永は超次元帝国へと帰り、天馬係長は普通の地球人として生きていくことになる。


後のシリーズへの登場

大水と飛永は2017年放送の「天才てれびくんYOU」の後に放送される「わらたまドッカ〜ン」に出演。ナレーション曰く減給があったとのこと。また、2020年放送の「天才てれびくんhello,」では2人してゲスト俳優として登場している。

ぱぺらぴ子の声と歌唱を担当した浜崎は「hello,」においてトーク番組『容子の部屋』(パロディ元はもちろん某長寿番組)の司会役として登場。

天馬係長は「YOU」の最終回や「hello,」で登場した清掃員としてそれぞれ働いている(特に松永は3シリーズ連投であり、格好や口調などが彼のオマージュ(唯一の違いが髭の有無))。

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