概要
究極体の範疇を超えるほどまでの力を得て、更なる力を得たデジモンの最終形態である。ただし、公式での世代は究極体。
初出は漫画「デジモンアドベンチャーVテイマー01」のアルカディモン。他にはアルフォースブイドラモンとデーモンの超究極体が登場している。Vテイマー01においては世界の生態系バランスを崩し、並の究極体デジモンでも、一対一では歯がたたない程の能力を持つ存在とされた。
Vテイマー01原作の井沢ひろしにより提案され究極体の中でもより強い存在として登場することとなった。
公式設定には世代としての「超究極体」という概念はそもそも存在していないが「Vテイマー01」独自の設定に留まらず、下記のデーモンが反逆戦争に参加した究極体の中でも最強の存在を超究極体と呼んでいる、という設定が公式設定にも反映されていることから分かるように、概念としては他作品でも共有され、一部の漫画やゲームにおいて独自に究極体の一部を超究極体と分類している。
それ故に公式でもアバウトな扱いを受けており、媒体によって、超究極体という呼称を使わずにすべて究極体とする場合と、究極体を究極体と超究極体に分ける場合、「究極体2」(ロストエボリューション)や「Lv.7」(デジモンカードゲーム)等、別の呼称が使われる場合分かれている。
デジモンには究極体同士の融合、究極体のX抗体、究極体の改造など様々な形で究極体から一段階進化したようなデジモンが多く、特にアニメではデジモンが究極体からパワーアップすることが定番となっており、ファンは彼らを超究極体と呼ぶことも多い。
また、通常の究極体であってもボスクラスとなると究極体数体でかかっても圧倒的な力を示す存在も多いことから彼らもそう呼ばれることがある。
究極体から究極体に進化する例は既にいくつもあり、そこから更に進化するパターンすらある一方、公式においても究極体から進化したから必ずしも超究極体になるわけではない(超究極体の世代がある『デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー』のカオスドラモンはムゲンドラモンから進化しても究極体扱いなど}という点から詳細な定義が難しい存在と言える。
「超究極体」または「超越体」と呼称される場合もあるが、デジモン以外の存在にあてはめられることもある。
「超越形態」という言葉はカイゼルグレイモンとマグナガルルモンの二者を指す言葉である。
以下は一部リストであるが、当然これらのX抗体も当てはまる。
ゲーム、漫画で超究極体として分類された個体
アーマゲモン(公式サイトのデジモン図鑑で現在唯一超究極体であることが明言されている)
オメガモンと亜種(ズワルト、ズワルトディフィート、Alter-B、Alter-S、マーシフルモード)
カオスモン(アルティメットカオスモン)
ミレニアモン(ムーン=ミレニアモン、ズィード=ミレニアモン)
カードゲームやファン達等、実質的に超究極体とされている個体
究極体(または究極体クラス)の進化・融合などによって生まれたもの
ダークネスバグラモン(同上)
シャウトモンX7スペリオルモード(同上)
通常の究極体を遥かに超える力を持っているとされている究極体
ガルフモン (映像作品では完全体に敗北した一方、本来の設定では世界を破滅させる力がある)
四大竜 (特にメギドラモンのX抗体はデジモンの力を超えたと公式で記述)
スレイプモン(チィリンモンの時点で既に究極体に匹敵する力を持つ)
その他究極体以上とされている存在
アグモン・バーストモード(同上)
例外
クロックモン(「自在に時間を進めたり戻したりすることができる」という成熟期にあるまじき能力を持っていた。後に「1900~1999年の間でのみ」という制限が付け加えられた)
ネオ
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