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逆転姉妹

ぎゃくてんしまい

ゲーム『逆転裁判(無印)』等に収録されている2番目のエピソード。第2話。他。
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概要

ゲーム『逆転裁判(無印)』及び『逆転裁判 蘇る逆転』に収録されている2番目のエピソード。


物語は弁護士・成歩堂龍一の視点から、後の成歩堂の助手・綾里真宵と、成歩堂の師匠・綾里千尋姉妹の絆をもって、発生した殺人事件とその“ウラ”に潜む巨悪へ立ち向かっていく様子が描かれている。


物語開始早々の衝撃的展開が非常に印象に残るエピソードではあるが、検事・御剣怜侍との戦いの始まりや、物語全体に関わる15年前の大事件《DL6号事件》の闇の一面などについても、見どころとして語られている。

事件内容

  • 事件現場‥‥綾里法律事務所

成歩堂龍一が所属している事務所で、弁護士・綾里千尋が所長を勤めている。

向かいにはホテル《板東ホテル》が建っており、現場の様子がホテルから確認できるようになっている。

  • 事件発生日時‥‥9月5日

9月9日の無罪判決によって事件が解決する。

一方でTVアニメの場合、前話の日時との兼ね合いもあってか、4月3日が事件発生日となっている。

  • 状況

被害者は、現場に転がっていた《考える人》の置物によって撲殺された状態で発見。

向かいのホテルからの通報によって駆けつけた警察は、現場にて綾里真宵成歩堂龍一に遭遇。現場に残された痕跡から真宵を犯人として逮捕した。

関係者

担当弁護士。千尋に会う予定で《綾里法律事務所》を訪れ、被害者の遺体を発見。「妹が実姉を殺害するはずがない」と事件の真相を明らかにすべく、捜査を始める。

被告人。修行中の霊媒師。成歩堂より一足先に事務所を訪れて事件に遭遇。駆けつけた警察に逮捕された。

父を亡くしは消息不明、姉も本件で死亡したことで身寄りがいないという。

担当検事。20歳という若さで検事になって以来無敗の天才として法曹界で彼を知らぬ者はいない。

しかし有罪判決のためなら手段を選ばず成歩堂の前に立ちはだかり、2人の因縁の対決が幕を開ける。

被害者。綾里法律事務所所長兼ヤリ手の弁護士で、真宵の姉。生前は15年前の事件について独自に調査をしていた模様。

裁判長。前話でもおなじみ。梅世の色仕掛けを咎めたり、小中の圧力に屈したりと威厳があるのかないのかはっきりしない。


証人

所轄署の殺人事件担当の刑事。事件の通報によって現場に駆けつけて、捜査の指揮をとった他、事件の説明のために証言台に立った。

情報処理会社コナカルチャー社長秘書。宿泊していたホテルから事件を警察に通報。その後目撃証人として出廷。巨乳に美脚、ハートをあしらった全体的にピンクのファッションと可愛らしい容姿で男性を虜にする。

板東ホテルのボーイ長。梅世のチェックイン担当。宿泊客のアリバイについて証言。

仕事に対する姿勢こそ誠実だが、本件を利用してホテルを売り込もうとするなど物騒な思想を持つ。

情報処理会社コナカルチャー社長。梅世と同じ部屋にチェックイン。目撃証人として出廷。両手の指輪を始めとするアクセサリーで身を固め、英語交じりの喋り方をする。


その他

星影法律事務所弁護士。千尋のかつての上司にあたり、真宵から頼りにされていたが、諸事情により真宵の弁護を拒否。

余談

当初は本エピソードが『逆転裁判1』の1話となる予定だったが、チュートリアル的なエピソードが必要であるとして、2話に順延されたという。

綾里千尋と言う「師匠・先輩としてこれから助言を与えてくれる」と思われていたキャラが序盤の段階で何者かに殺害されるという展開は多くのプレイヤーに衝撃を与えたのは言うまでもない。


当該事項はエピソードを指し示すだけでなく、綾里真宵綾里千尋を指し示す用語として用いられる場合もある。例として、ゲーム内で流れる真宵のテーマ曲には『逆転姉妹のテーマ』という副題が添えられている。

関連タグ

逆転裁判 逆転裁判123 蘇る逆転

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