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解説

2004年1月23日、ゲームボーイアドバンスにて発売された『逆転』シリーズ3作目。CERO:B。

ニンテンドーDS版も発売され、3DSのゲーム『逆転裁判123 成歩堂セレクション』等では、ゲーム内に収録された三作品のうちの1つとしてのプレイが可能となっている。


『2』と比較してゲームシステムに大きな変更はないが、主人公とは別の視点で事件を追うエピソードが内包されている。

エピソード

今作では、『2』より約1年後の世界にて、成歩堂龍一に敵意を向ける謎の検事・ゴドーとの戦いが描かれる。さらにその対決から5年ほど前の世界にて、後に成歩堂の師匠となる新人弁護士・綾里千尋の活躍についても語られる。過去の出来事と現在の事件は複雑に絡み合っていき、やがて一つの決着へと収束していく。


5年前‥‥成歩堂の大学時代の思い出について語られる。

4月9日、薬学部学生・呑田菊三殺害事件が発生。事件のことを知った千尋は、成歩堂の無実を信じて弁護の担当を申し出る。


9月12日、高価な美術品のみを狙う大怪盗《怪人☆仮面マスク》によって、倉院の里の秘宝《倉院のツボ》が盗まれてしまった。成歩堂は仮面マスクの正体を名乗る人物・天杉優作から弁護の依頼を受け、法廷に立つこととなる。


12月3日、レストランでプログラマーの岡高夫毒殺事件が発生。そして、成歩堂の“ニセモノ”なる人物の手によって、ウエイトレスの須々木マコが無実の罪で有罪判決を受けてしまう。ホンモノの成歩堂は彼女のイツワリの判決を覆すために調査を開始する。


第1話よりさらに1年前の綾里千尋の初めての法廷の様子が語られる。

2月14日、死刑囚・尾並田美散が護送車から脱走し、婦人警官殺害の罪で裁判にかけられることとなる。

千尋は彼の無実を信じて審理に臨むが、裁判の結末は彼女のココロにいやしがたい大きなキズを残してしまう。


2月7日、助手・綾里真宵が修行のために訪れていた霊行道場《葉桜院》にて、絵本作家の殺害事件が発生。逮捕されたのは成歩堂の大学生時代のコイビト・美柳ちなみに似た尼僧・あやめであった。尼僧の正体を確かめるために動き出した成歩堂は、やがて「過去」と「現在」が結び合う、たったひとつの真実へとたどり着く。

登場人物

成歩堂龍一‥‥主人公。熱血弁護士。

綾里真宵‥‥霊媒師。成歩堂の助手。

綾里千尋‥‥弁護士。成歩堂の師匠。一部エピソードで操作キャラとなる。

糸鋸圭介‥‥前作でもおなじみの刑事。

ゴドー‥‥今作のライバル検事。

裁判長‥‥前作でもおなじみの裁判長。


他登場人物は逆転裁判・逆転検事シリーズキャラクター一覧まで。

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