……おや!?○○の様子が……!
普通の進化については「進化」を参照。
概要
多くのポケモンに起こりうる現象で、レベルアップやアイテムの使用など、特定の条件を満たすと進化し、姿と能力が変化する。
一度進化してしまうと元に戻すことはできないので、進化させたくない場合は進化キャンセルをするか、「かわらずのいし」を持たせるといった措置が必要となる。
進化するもとのポケモンを「進化前」、進化したあとのポケモンを「進化形」と呼ぶ。
よく「進化系」という表記が見られるが、字の意味からして誤りなので注意。
(「進化系お好み焼き」など、「進化した〇〇」という意味で使う。原則単独では使わない)
また、全ての進化前と進化形をまとめたものを「進化系列」や「系列」と呼ぶことが多い。
(例:フシギダネ系列、ピチュー系列)
ポケモンXYよりメガシンカが登場したが、これはバトル中に起きる一時的な現象であり、戦闘終了時に元の姿に戻るため、進化とは全くの別物とされる。
シンオウ地方のナナカマド博士はポケモンの進化を専門分野としており、「ポケモンの90%は進化に関係している」という説を発表している。シンオウが舞台となるDPtでは、過去シリーズのポケモンの進化形や進化前が大量に追加されている(ベロベルト、グライオン、スボミー、ピンプクなど)。
なお、「進化」と呼称されているが、生物学的に考える場合この現象は変態と言った方が正しい。小説『ポケットモンスター The Animation』でもこの点に言及されている。
こちらでも変態と呼ぶべきと指摘されている。ただ、昆虫ならばさなぎを経れば完全変態、さなぎを経ず羽化する程度の変化であっても不完全変態と呼べるため問題ないが、それ以外の生物については両生類などの「成長によってまるっきり体質が変わる」動物にしか使えず、ポケモンの「進化」が入試に取り上げられた事例においてもさなぎを経る虫ポケモンの進化を取り上げて「本来は変態と呼ばれる現象」とされている。そのため、進化よりはマシだが変態も適切ではない。
「体が拡大する程度の成長」であれば「直接発生」と呼ばれる。ザリガニ、鳥、爬虫類、哺乳類などが該当する。もっとも、これらのポケモンの中にも「体が拡大する程度」「体毛や冠羽や角など一部部位が発達するだけ」ではない進化をするポケモンもいるし、逆に「現実には変態する生物をモチーフとするが幼生形態がない」というポケモンもいる。中には「生物学上の分類が全く違う生物をモチーフにする」もある。
また、他のポケモンや人間の作った道具を身に着けた形態や、複数個体が寄り集まった形態など生物学的には成長とも呼び難い例がある他、果てはアップデートと呼ぶべきシロモノや合体、怨念が高まるや後述の「通信交換進化」「石による進化」などといった生物学における成長の概念から明らかに逸脱した現象などポケモンの「進化」は多岐にわたる。
そもそも『ポケモン』というカテゴリーが「弱ると体を縮小し、障壁となりえる場所へ隠れる」という性質を共有しているものの、実態は植物や菌類どころかDNAや細胞、果ては鉱物、人工物、幽霊、神といったものまでひっくるめている為「ポケモンか否かの判断基準がよくわからない」生物群であるため、これらの成長に伴う変異を一語で適切に表現できないのはむしろ当然であると言える。
「これらの変化にかかわる様々な要素をまとめられて、なおかつ見栄えのする用語」に困った結果、『進化』と呼ぶことになったのかもしれない。
なお、ポケモン世界では「世代交代が積み重なるうちに生物の形態や生態が変化していく現象」を何と呼ぶのかは謎。近い物ではリージョンフォームが存在するが、こちらはこちらでリージョンフォームの方が原種というパターンもあるためやはり完全な同一視は出来ないだろう。
ミュウの図鑑説明文に「全てのポケモンの祖先と言われている」という記述がある事や、パラドックスポケモンの存在を考えるとこの説はあるようだが……
アニポケの最序盤では文字通り「変態」の意味も兼ねており、サトシのキャタピーは糸を吐いてトランセルに進化し、トランセルからバタフリーが羽化するという形で進化が表現されている。
もっとも、人気ゲームを下敷きにしたアニメの主人公が「やったー!変態したぞー!」などと口走っては軽く一発放送事故ものなので仕方がないともいえるが。(四コマ漫画にも主人公が「変態したぞ!」と喜んで駆け回り、あらぬ意味に取られるというものが存在する)
後発作品にも「成長に伴い形態変化する」現象の総称として「進化」という用語を使う例は多く、近年ではソーシャルゲームを中心に「ゲーム上のステータスは大幅に向上するが本人は着替えたりポージングが変わったりしている程度」でも『進化』と称する例が見られる。
いずれにせよ業界に大きな影響を与えた呼称であることは確かである。
進化の種類
ポケモンを進化させる方法は主に、レベルアップ、進化の石、通信交換の三系統に大別される。
このうち、進化キャンセルが使えるのはレベルアップによる進化のみ。また、育て屋・預かり屋に預けている場合やポケウォーカーに入れている場合はどれだけレベルが上がっても進化しない。
レベルアップによる進化
最もオーソドックスな進化の方法。
手持ちのポケモンは野生のポケモンやゲーム中に登場するトレーナーのポケモンとのバトルに勝利することで経験値を獲得し、レベルが上がっていく。レベルアップで進化するポケモンは、このレベルが一定のラインに到達する、あるいは条件を満たした状態でレベルが上がると進化する。
今のところ、ポケモンは一つの系統につき最大二回までしか進化しない。(例:フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ)
付随する条件は一定以上のなつき度(なかよし度)・コンディション、特定のどうぐを持たせること、特定の技を習得していること、特定のポケモンが手持ちにいること、ポケモンの性別、レベルアップする時間帯や場所や環境、プレイしているハード本体の状況、ソフトのバージョンなど多岐に渡り、複数の条件を同時に満たさなければならないケースも多い(例:なつき度+時間帯)。こちらの進化方法では条件さえ満たせばレベル2で進化形を入手する事も可能。
進化キャンセルをした場合は、それ以降レベルが上がるごとに進化が始まるので、進化キャンセルが面倒な場合は「かわらずのいし」を持たせるか、育て屋に預けよう(預かり屋はレベルは上がらない)。
また、第7世代まで、進化前の状態でレベル100まで到達してしまった場合は二度と進化できなかったが、剣盾からは「ふしぎなアメ」を与えることで進化できるようになった。
なお、作中では「本来の進化レベルを無視した進化形」が登場する。例えばジムリーダーや四天王が使ってくる切り札などがいい例で、ワタルのカイリュー(LV40、LV47〜50。本来の進化レベルは55)センリのケッキング(LV28〜31。本来の進化レベルは36)やアイリスのオノノクス(LV43。本来の進化レベルは48)など高種族値種が多く、特にワタルのカイリューは通常個体から乖離した性能も相まって「ワタルは改造厨」などと渾名された。
実はプレイヤー側もそうした進化形を入手可能である。大抵の場合は改造産に思われるかもしれないが、次世代にも転送可能な正規プレイ産であり、第4世代ではノモセだいしつげんでレベル20台のドラピオンやドクロッグ(本来の進化レベルはそれぞれ40と37)、BW2では隠れ特性持ちのウォーグル(ホワイト2)orバルジーナ(レベル25。本来の進化レベルは54)、BDSPの地下大洞窟に出現するポケモン(例えば本来ならレベル30で進化するトリトドンがレベル20で出現するなど)該当する。また、ポケモンGOでは進化にレベルが無関係であるため、普通に野生で出現するポケモンの進化系であれば全てのポケモンをLv1で入手することが可能である。
進化の石などの使用
「ほのおのいし」や「みずのいし」など、旅の先々で手に入る進化の石を使うことでポケモン進化させる方法。
石を使って進化したポケモンはレベルアップで新しい技を覚えないことが多いが、最近の世代では基本技として大量の技が設定されており、技思い出しも容易になっているため問題にはなりづらい。
現段階では石を使って進化したポケモンはそれ以上進化しない。
剣盾からは「すっぱいりんご」など、石ではないが使うことでポケモンを進化させられるアイテムが登場した。
なお、アイテム「まんまるいし」は「いし」と名がついているが厳密には進化の石に含まれない(使うのではなく持たせて特定時間帯にレベルアップすると進化する)。
第8世代では進化の石を使って進化を行う場合、石の種類に対応したベクトル図のエフェクトが出される(例えばこおりのいしならメタンのベクトル図)。
通信交換
ポケモンシリーズは一つのソフトだけではポケモン図鑑を完成させることができないため、他のソフト、特に違うバージョンと通信してポケモンを交換することが必要不可欠となっている。
ポケモンの中には、他のソフトとの交換に出すことで進化する種類がおり、中には特定のどうぐを持たせる、あるいは特定ポケモン同士で交換し合わなければ進化しないポケモンもいる。
どうやって進化しているかは不明だが、後発作品で通信進化後の姿の野生種が登場することも。
LEGENDSアルセウスでは従来の通信進化ポケモンが全てアイテム使用での進化となったが、これは特例と言える。
その他
第8世代(正確にはその直前から)、上述した3種類以外の方法で進化するポケモンが初めて発見された。
- メルタンはポケモンGO内にいる時にメルタンのアメ400個を与えることでメルメタルに進化する(ピカブイや剣盾にメルタンを送ってしまうと進化ができない)。
- マホミルは「アメざいく」系のアイテムを持たせた状態でトレーナーがフィールド上のその場でくるくると回るとマホイップに進化する。
- ガラルカモネギは1回のバトルで相手の急所に3回以上攻撃を当てて勝利するとネギガナイトに進化する。
- ガラルデスマスは49以上のダメージを受けた上でワイルドエリアの「砂漠の窪地」にある岩のアーチをくぐるとデスバーンに進化する。
- ダクマはヨロイ島の「あくの塔」か「みずの塔」にある掛け軸を見せることで、2パターンのウーラオスのどちらかに進化する。
- ヒスイハリーセンは専用技の「どくばりセンボン」を力業で合計20回使用するとハリーマンに進化する(※1)。
- バスラオ(しろすじのすがた)は累計約300の反動ダメージを受けるとイダイトウに進化する
- オドシシは専用技の「バリアーラッシュ」を早業で合計20回使用するとアヤシシに進化する(※1)。
- キリキザンは「かしらのしるし」という専用アイテムを持った野生のキリキザン3体にトドメを刺すとドドゲザンに進化する。
- オコリザルは専用技の「ふんどのこぶし」を合計20回使用するとコノヨザルに進化する。
※1…「SV」では「当該の技を覚えさせた状態でレベルアップ」に変更された。
これらはいずれも「進化にレベルアップを必要としない」かつ「石や通信交換といった手段も使わない」という点で従来と異なっている。「一定の行動をとることによる進化」という括りができるだろうか。
特にマホミルは、アイテムを持たせる必要があるにもかかわらず、持たせただけでは進化せず、かといってレベルアップでも通信交換でも進化しない点で異例。
分岐進化
同じポケモンでも条件次第で異なるポケモンに進化すること。
例としてはクサイハナ→ラフレシア(リーフのいし使用)orキレイハナ(たいようのいし使用)、ヤドン→ヤドラン(レベルアップ)orヤドキング(おうじゃのしるしを持たせて通信交換)などが挙げられる。
分岐進化するポケモンの中でもイーブイはその象徴ともいえる存在であり、現時点で進化先が8種類存在する。詳しくは「ブイズ」を参照。
また、ミノムッチのように進化の条件が同じでもオスとメスで違うポケモンに進化する例(オスならガーメイル、メスならミノマダムに進化する)もあれば、ミツハニーやヤトウモリのように雌雄があっても特定の性別しか進化しない種類(ともにメスのみ)や、キルリアやユキワラシのように特定の性別にのみ分岐進化が存在する種類もいる(キルリア♂でエルレイド、ユキワラシ♀はユキメノコに進化可能)。
リージョンフォームの進化
リージョンフォームのポケモンの中には、姿やタイプ、特性だけでなく進化の方法まで変化している種類もいる。例えば、通常のサンドはレベルアップでサンドパンに進化するが、アローラサンドはこおりのいしを使うことでアローラサンドパンに進化する。
また近年の作品で登場するポケモンの中には「本来それ以上進化しないはずのポケモンがこのリージョンフォームで新たに進化を獲得する(例:ガラルマッスグマ→タチフサグマ)」ケースや、「原種やアローラのすがたとは異なるポケモンに進化する(例:ガラルニャース→ニャイキング)」ケースもある。
進化を失ったポケモン
先のミツハニー♂やヤトウモリ♂のような元から進化先が存在しない個体ではなく、本来進化先が存在するのに進化できない個体もいる。
例えばギザみみピチュー、おきがえピカチュウ、キョダイマックスできるピカチュウ・イーブイ・ニャースなど。
これらのポケモンは、それと引き換えに何らかの能力や装飾が施された「特別な個体」であることが多い。
また先の通り、レベルアップで進化するポケモンが進化前の状態でレベル100に到達してしまうと、第7世代以前では進化できなくなる。
本編ではないが『ポケモンGO』においても同様に、特別な装飾が施されたポケモンが進化前の形態であるにもかかわらず進化できないというケースがある。
また、外伝作品の中には「進化システムそのものが存在しない」という場合もある(『ポケモンスクランブル』シリーズなど)。
進化条件の追加・変更
世代が変わってゲームシステムの一部が変更されると、それに伴ってポケモンの進化条件も変わることがある。
- ヒンバス→ミロカロスの進化条件は、第3~4世代のポケモンコンテストがある作品ではコンディションの「うつくしさ」を上げてレベルアップすることだったが、第5世代以降はコンテストがない作品が増えたためか「きれいなウロコ」を要する通信進化が割り当てられている。当初の進化条件が廃止されたわけではなく、ORASでは両方のやり方で進化可能。
- イーブイ→リーフィア、デンヂムシ→クワガノン等の「特定の場所」でのレベルアップで進化するポケモンは、第8世代以降はリーフのいしなどの進化の石で進化可能に。場所進化廃止と誤解されることもあるが、「特定の場所」という概念そのものは存続しており、作品内に「特定の場所」が存在する場合はやはり両方のやり方で進化可能。
- なつき進化するポケモンとニンフィアは、第8世代でなつき度となかよし度が統合されたことで、進化に必要な過程が僅かながら変化している。
アニポケでは
展開をドラマチックにするためか、本編では起こりえない「戦闘中に突然進化する」という現象が起こることが多い。「戦闘終了後に進化」というオーソドックスな進化方法は逆に少ない。アツオのノズパス、モミのミノムッチ、サトシのクラブが該当。また「戦闘直前に進化」というケースもある。
尚、いずれも「レベルアップで進化」するポケモンに限られている。
また、野生種では所定の場所である種族及び系列が一斉に進化を行うという生態が見られることがある。
レベルアップ以外の進化条件はわりあい忠実に描写されている。
だが、サトシおよびその旅仲間のポケモンは、サトシのピカチュウを筆頭に進化を自らの意思で拒否する者が多く、レベルアップによる進化であってもトレーナーの力を借りずに進化を止める者がいたほど。
なお、「進化前」「進化形」という言葉はアニポケが初出である。
進化を元にしたポケモンの区分
ゲーム原作では特に呼び名はなかったが、ポケモンカードにおけるポケモンのカードの分類として登場し、この百科事典でも普及している区分方法である。
- たねポケモン
いわゆる「まだ進化したことがないポケモン」。タマゴから生まれるすがたであり、その系統のポケモンの中では一番合計種族値が低い。博士がくれるポケモン御三家はこの状態で主人公に託される。
- 1進化ポケモン
1回進化したポケモン。ここで進化が終わるポケモンも多い。
- 2進化ポケモン
2回進化したポケモン。このカテゴリーのポケモンはいずれも「最終進化形」である。
この形態を持つポケモンなら、進化前に愛着を持っている人や、進化により大きな弱点が付与されるポケモンやしんかのきせきが有効なポケモンでもない限りは、2進化まで進化させるのが普通である。
詳しくは該当記事を参照のこと。従来たねだったポケモンの進化前を中心に該当し、端的に言えばたねポケモンに進化するたねポケモンである。
また俗に、「2進化するポケモンの最初の種族」を「初期形態」、「2番目の種族」を「中間進化(中間形態)」、「3番目の種族」を「最終進化(最終形態)」と呼ぶことがある。
なおポケモンカードゲームでは「レベルアップ(Lv.X)」や「BREAK進化」といったメガシンカやダイマックスとは無関係のさらなる強化も存在する。
ゲームやアニメなどに共通してポケモンはデジモンのように世代をすっ飛ばして進化する事や退化はありえない。とは言え、ギャグ回や漫画作品などではそのお約束をあえて破る展開がある。
例えばアニポケ『XY&Z』編の第5話『ピカチュウ、プニちゃんの夢を見る!』ではハリマロンが一気にブリガロンに進化しているし、『ポケットモンスターSPECIAL』に登場するレッドのブイは変身ヒーローのフォームチェンジあるいは現在のフォルムチェンジよろしく、相手に応じて進化系の姿に進化してはイーブイに退化するという描写がある。
余談
- 近年では、進化途上の形態を予測するイラストなども増えた。
- (ベイビィポケモンは例外として)進化と成長は全く別のものであり、何らかの理由により遺伝子レベルで別の生き物になるといった解釈が正しい。アニメでは進化しないまま強くなったり、体が大きくなったり、筋肉がついたりする個体もいる。進化前のまま長い時が経てば当然そのまま年を取る。
- なお、ゲーム用語として「進化:ある存在が成長して別の姿になること」が定着したのはポケモンおよびデジモンの影響が非常に大きい。
- ポケモンが中東圏で御法度とされるのは、この進化が理由でもある。因みにそれらの国でアニポケが放送されるときは「新しい友達を呼ぶ日本語に直訳すると)」と表現される模様。
- 既存ポケモンの新たなる進化形や進化前の追加は第2世代から第4世代まで盛んに行われていたが、第5~7世代は逆に大きく制限されておりニンフィアのみ。
- 第8世代の剣盾でようやく追加されたものの、ガラルのすがた限定。
- 理由は不明。ネットでは様々な説が挙がっているが決定的な説は特にない。
- LEGENDSアルセウスにてオドシシ・リングマが新たに進化形を得て、ストライクも新たな分岐進化先を得たことにより、「完全新作でも本格的に解禁されるのでは?」と期待が高まった。そして、実際にSVでリキキリンやコノヨザルなどが追加された。なおリージョンフォーム限定進化も続投した。
- 第6世代以前では伝説のポケモンや幻のポケモンは進化しなかったが、第7世代以降初めて進化する種族が登場した。例としてタイプ:ヌル、コスモッグ、メルタンなど。
関連タグ
ディアンシー:こちらはメレシーの進化ではなく、突然変異種という特殊な扱いを受けている。