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道外流牙

どうがいりゅうが

道外流牙とは、深夜特撮「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」の主人公。その後、劇場版&TVシリーズ5期「牙狼<GARO>-GOLD STORM- 翔」にも登場。
目次 [非表示]

「俺は魔戒騎士、道外流牙!〈黄金騎士〉、『牙狼』の称号を……受け継ぐ者!!」


「伝説じゃない!『牙狼』は此処に居る!!」


「光に照らせぬ、闇など無い!!」


「確かに人間はいずれ死ぬ…けどなぁ…俺は〈黄金騎士〉、『牙狼』であることをやめない…!」


「闇より出でし貴様の陰我…光を受けて闇に還れ!!」


演:栗山航


概要

闇を照らす者(以下、闇照)』、『GOLDSTORM翔(以下、GS翔)』、『KAMINOKIBA』、『ハガネを継ぐ者』における主人公。


黄金騎士・ガロの鎧を受け継いだ青年。

管轄する場は持たず、街から街へとホラーを求めて流離う流浪の魔戒騎士。


容姿

『闇照』では少し金色がかったオールバックヘアーにベルトが多く施された黒革のコート(魔法衣)、その下には赤いTシャツ、とアウトロー風味の衣装で、純白のロングコートがシンボルマークだった牙狼の称号を持つ者らしからぬ風貌。

また、修行時代の相棒であった羅号の牙をペンダントにして首から下げている。

落書き流牙

回によっては学校の清掃員に変装したり、タキシードスーツを着こなしたりする。

左手には黄金騎士の友たる『魔導輪・ザルバ』を身につけているが、『闇照』当初は認められておらず契約もしていなかった。


『GS翔』では黒髪、赤いTシャツの上にはレザージャケット姿となっており、さらに戦闘的かつ精悍なイメージが強くなった。

羅号の牙はコートの左胸に移動している。

牙狼 道外流牙

劇場版ではDリンゴが盗んできた横領品として保管していたソウルメタル製の手甲を左腕に装備、TVシリーズでもそれを継続している。

またザルバにはいかなる場所でもリュメと交信できるフェイスカバーが取り付けられた。


『ハガネを継ぐ者』では、黒髪を横分けにした髪型となり、多くの経験を積んだ歴戦の戦士としての風格が身に付いている。魔法衣のデザインも変化している。

道外流牙

ザルバはフェイスカバーが外され、目が赤色になっている。


人物

物語の登場当初は、黒い服装にワイルドな風貌だったために怖い人物と誤解されがちだが、基本的には素直で明るくポジティブな性格で、ボルシティやラインシティの人々とも気さくに交流する。

仲間思いでもあり、同じ魔戒騎士である楠神哀空吏が同じく魔戒騎士である蛇崩猛竜を侮辱して見捨てようとした際や、カメラマンの風見泰人が食われた際は、剣を抜くほどの怒りを見せた。


モノに触れることでヒトの想いを感じ取れる能力を持つ。

また、聴覚が鋭くそれを頼りに行動することも多く、前述の能力も音として感じ取ることが多い。

歌も上手く、ホラー狩りのためにライブへ乱入し、その歌声で客を即座に魅了させたこともある。


『GS翔』以降は明るく前向きな性格に加え、歴戦の経験を積んだことによる自信と品格が身に付いてきたが、ホラーの非道に怒りを抑えきれなくなる点は今も残っており、莉杏にたしなめられることもある。

人間を救いホラーを討滅するためならあえて牙狼剣を手放したりわざとホラーの攻撃を受けるなどといった自身の危険を省みない行動を取ることが多く、それをザルバやダイゴに指摘されている。


戦闘能力

『闇照』の頃は若干未熟なものの、最強の魔戒騎士・牙狼の称号を受け継いだだけのことはあり基本的に他の騎士よりは強めだった。

戦闘スタイルは粗削りなものの恐れを知らぬ切り込み隊長型で、魔戒剣を振るう以外は基本的にストリートファイトを意識したもの。

第6話『響 Rock』ではホラーの頭突きに気圧されず頭突きし返して睨みあうというヤカラの喧嘩を思わせる場面も見せた。

白い魔戒剣の鞘と柄は赤鞘の魔戒剣と変わらぬ切れ味を持ち、ボルシティの秘密警察SG-1の銃弾をもはじき返すほどの防御力を誇る。


『GS翔』では長い旅路を経て心身共に磨き抜かれた魔戒騎士となり、ホラー態を持つホラーとも渡り合える強さになっており、赤鞘にもギミックが追加、鞘と鍔を打ち鳴らすことで手裏剣にも似た十字状の刃を展開、投擲し攻撃する芸当もやってのける。

人を救うために己の身を省みず、魔戒剣を投げつける戦法も取ることがあり、導師の位を持つ秋月ダイゴからはそれを嗜まれたこともある。


上記の通り、流牙はモノに触れることで、それから流れる『声』を聴き取ることができる。『闇照』を例に挙げると…

  • 第1話『流 Ryuga』ではボルシティの像に触れ、街自身が発する『声』を聞く。また、花嫁の手にしたブーケから流れた花弁からホラーの陰我を探知している
  • 第6話『響 Rock』ではインディーズバンドのボーカル・シンが『Bright Hope』を歌う際、ギターを弾くピック(ホラーの鱗)からホラーの邪気だけでなく、母のためにメジャーデビューにかける彼の想いを聞く
  • 第9話『乱 Sonshi』では魔導ホラーの本性を見てリベラに食い殺されたフリージャーナリスト・風見泰人の拳銃からその断末魔を聞き取る
  • 第13話『狩 Hunting』では魔導ホラーの『保存食』の保管庫で幸せを手にせず無念の死をとげた者たちの声を読み取る
  • 第19話『光 Hope』では第18話『闘 War』の尊士との決闘で弾き飛ばされた牙狼剣の『声』を耳だけで感じ取り、奪回に成功。正式に牙狼の後継者として認められる

…と、物語に大きく関わっている。


また楠神流の戦法など、それなりの知識も心得ている。


唯一、魔界語に関しては苦手であった(『闇照』第1話『流 Ryuga』で花嫁のホラーに魔戒語で問われた際に「何言ってるか分からない」と返している)が、『ハガネを継ぐ者』ではホラー・シャウラスの魔戒語での質問に答える、魔戒法師・ムツギの手紙に書かれた魔戒語を難なく読むなど、読み聞きが向上している模様。


対人関係

符礼

流牙の師であるが、7歳の頃羅号と共に10年間無人島で修業させ、

最後には羅号を斬るように仕向けられたことから彼に激しい憎悪を抱いていた。

その憎悪は第2話で猛竜の前でなぜ符礼を嫌悪するかと問われたら「うるさい、臭い、鬱陶しい!!」と吐き捨てたほど。

第20話『母 Mother』にて波奏を守れなかった後悔を胸にしながらも二人の夢を叶えるべく流牙を助けていたという真実を知った際に和解、

第22話『礼 Master』ラストで符礼も流牙に「絶望の中から俺を救ってくれた」と感謝し、彼らにすべてを託しゼドムの封じられている地へと向かった。


ザルバ

ご存知、歴代牙狼と共に戦い抜いてきた歴戦の魔導輪。

流牙を認めておらず、正式な契約を交わさず口を交わす事もほとんどなかった。

しかし『闇照』第18話で視力を失いながらも決して諦めず牙狼剣を取り戻した流牙を遂に認め、正式に「協力する代償として一ヶ月に一日命をもらう」というお馴染みの契約を交わす。

『GS翔』でリュメに鎧を浄化して以降、彼女の術により頭部にカバーが被され、リュメのいる地へと向かう通路を開く役割を持つ。


蛇崩(じゃくずれ)猛竜(たける)/炎刃(えんじん)騎士・漸(ゼン)

第2話『波 Gold Wave』冒頭でボルシティに来て間もない流牙をバイクで颯爽と救出、彼に街の情報やSG-1、そして街を支配する金城グループの存在を伝える。

その後、符礼に対する流牙の不満をしっかり聞いた後気に入ったと称し、ザルバにも興味を抱いたり、金色の光を受けて苦しむ流牙を気遣ったり、第18話では流牙の身代わりに右手で魔導ホラーの種を受けたり(すぐさま切り落とし、第22話で義手を得るまで左手だけで戦うことに)、と守りし者の仲間として流牙を誰よりも気にかけていた。


楠神(くすがみ)哀空吏(あぐり)/天弓(てんきゅう)騎士・牙射(ガイ)

魔戒騎士の名門・楠神家の出身からくるプライドによるものか、最初は黄金を失った牙狼の鎧を纏う流牙とお調子者の猛竜を快く思っておらず、二人を『出来損ない』と見下すほど関係は最悪だった。

しかし、第13話『狩 Hunting』で楠神流の弓術が通じない魔導ホラーを前に苦悩する際、流牙が「矢を何本に束ねてぶっ刺せばいい」と言ったことで吹っ切れたのか、

泥まみれになりながらも魔導ホラーを文字通り矢を何本も束ねて突き刺し、彼に撃破のチャンスを作らせたことで和解。

第19話にて流牙を「諦めを知らない馬鹿」と評しながらも、自身もその類の人間であると認めた。


莉杏

魔戒法師らしからぬ都市型ギャルで、当初は「男は金」という守銭奴な面が目立っていた。

第11話にて、「莉杏は嫌な女なんかじゃないよ」と言われたから流牙のひたむきさに感化され、彼の理解者となる。

第15話『謎 Hint』では流牙が旅をし続けながら街が見える丘でドリームキャッチャーを意識した簡素な墓を作ってきた事を知り『安穏の儀』という弔いの儀式を披露。

最終回『照 Future』では、ゼドムとの戦いを終えた後、あらゆる者の運命を狂わせた金城滔星に、「こんな奴に黄金騎士の剣じゃ勿体ないわ」と流牙に代わって魔戒銃でその陰我もろとも引導を渡した。

後に「波奏さんのように黄金騎士を支える法師になる」ため流牙のパートナーとなり、彼の旅路の連れ添い人になる。

『GS翔』では憑依されたジンガに秘めた想いを利用される、流牙に『魔戒法師の里・閑岱(かんたい)を復活させること』という夢を語ったりと、その関係は強くなると共に襲い来る試練もまた多くなっていった。


燕邦

SG-1の女隊長。第1話冒頭で金城ホテルで発生した花嫁殺害事件を操作する際流牙と遭遇。

第4話『夢 Dream』にて調査隊に絡まれた莉杏を救ったことから奇妙な縁が始まり、金城滔星の経営するステーキ屋でホラーの存在に気づき彼の理解を深めるが、

第5話『夢 Nightmare』で魔導ホラーにされ、部下兼愛人の吉富を食い殺し、流牙を敵とみなし度々衝突を繰り広げる。

やがて、第21話『義 Justice』にて流牙の刃で葬られる。その後流牙が残された彼女のペンダントから人としての残留思念を聞き取った後、彼女を魔導ホラーとしてではなく人として弔わせるために莉杏は法術で彼女に化け、リベラに怒りの銃弾を浴びせたのだった。


波奏

流牙の実母たる魔戒法師であり、符礼とは幼馴染の関係だった。

金色の輝きを失った牙狼の鎧を修復するため、ゼドム復活の儀式を行うが金城滔星に襲撃されて操られ、その種を生み出す苗代にされてしまう。

後にボルシティの遺跡内で符礼に救われ、尊士の戦いに敗れ視力を失った流牙と再会。滔星とゼドムと戦う決心と共に彼に光を与え、代償として自らが光を失った。

長年ゼドムの種をその身に受けたことでホラーに変化しつつあり、ゼドムの復活と同時にホラーになってしまうという運命を背負ってしまう。

「黄金の牙狼に会わせて」と約束し、最終的にその願いは叶ったが、既にゼドムの復活は避けられない状況にありその時は同時に人としての最期を意味するものだった。

流牙に自身を斬るよう懇願しながら、「何があっても生き抜いて。願いは一つ…この目にあなたの未来を…たくさんの笑顔を映して」と最期の約束を交わし、人として死んでいった。

第24話、ゼドムとの戦いを終えた後、ボルシティの中心たる女神像にドリームキャッチャー状の簡素な墓が建てられている。


リュメ

流牙と莉杏が立ち寄った、ラインシティを統括・守護する魔戒法師。

かなりの高齢だという事を忘れさせるほどの強力な法力の使い手で、彼女にしか騎士の鎧にたまった邪気を浄化することができない。

劇場版では流牙の記憶を介しその辛さを労わる、テレビシリーズではジンガのアジト内のトラップにかかり陰我ホラー・ゲルダイナに苦戦する流牙らを救うため自ら出陣する、と常に全力で協力していた。


D・リンゴ、ユキヒメ

口は悪いが面倒見のいいケバブ屋のマスターに『お姉チャンバラ』シリーズに出てきそうなテンガロンハットにトップビキニ&カットジーンズと露出度の高いおかみさん。実はとある魔戒法師の借金を張り倒して魔戒の文献を入手しており、それゆえか無数の魔導具も流牙らに提供している。

劇場版ではラインシティの広場で流牙と莉杏と知り合い、特製ケバブの味を褒められている。TVシリーズでは第2話『炎』にて再会した時は、ケバブ屋をやめて骨董品屋を営んでいたため、「どうしてケバブやめちまったんだよ~?」と流牙をかなり落胆させていた。


阿号(あごう)

劇場版『GS翔』にのみ登場する、古の魔戒法師たる双竜(そうたつ)の手で作られた人型魔導具。

落雷を受けた衝撃で復活、古のホラー・デゴルを利用し双竜の夢だった『ホラーのいない世界』を創り出すために人類消滅を目論むが逆にデゴル復活の依代にされる。

やがて、牙狼・翔を纏った流牙の想いと呼び声に応え、必殺の武器たる号殺剣を彼に託しデゴルと共に消滅した。

彼の右腕に施された歯車にも似た紋章は流牙が預かっており、TVシリーズ第2話にてDリンゴの下に返却された。


秋月ダイゴ/獣身(じゅうしん)騎士・戯牙(ギガ)

道師の位を持つラインシティの魔戒騎士で、未来の魔戒騎士の教官でもある。

TVシリーズ第5話『斧』で陰我のたまるオブジェと化した廃ビル内で流牙と莉杏と邂逅、魔戒騎士の命たる剣を手放す彼の戦い方を批判する。

莉杏の術で廃ビルを魔界に送還した後、「本当の敵はすぐそばにいる。心の中の……隙だ」と流牙に警告しその場を去った。

しかし、第9話『羽』で兄弟子の檜葉セイジをジンガに殺されたことで復讐の念に駆られるが、セイジとその教え子のような悲劇を繰り返さないために流牙らと同行、ジンガとアミリのいるアジトへと向かう。


ガルド

ラダンを封じた二人の魔戒法師を輩出した『火群(ほむら)の里』出身の魔戒法師。

幼い頃、闇に堕ちた魔戒騎士に故郷を滅ぼされたことから流牙らを信用しておらず、ジンガ&アミリとの交戦で赤と青の宝剣がひとつになる機会を狙い、奪い取ることに成功する。

しかし、第12話『絆』にて宝剣を狙うジンガの罠に嵌まり囚われた自身と妹のハルナを救ってくれたことと、己の使命と向き合い戦う流牙と莉杏の心に触れたことで、共にラダンの封印を決意する。


ハルナ

魔戒法師ガルドの妹。ブリキの人形を模したブローチ型の魔導具を介して兄をサポートしていたが、陰我ホラー・ヘデラに命を狙われる。間一髪のところで流牙と莉杏に救われるが、「死ぬ覚悟はできている」と気丈に振る舞う。

そんな彼女に流牙は「死ぬ覚悟より生きる覚悟だ。生きていれば、傷だらけでも大切な人に会うことができる」と諭し、ガルドが救われて以後は共にラダン封印のため彼らに協力する。


経歴

『闇を照らす者』

幼少期は母の元で幸福な日々を送るも、符礼の命令で7歳から10年間、無人島で羅号をパートナーとして騎士としての修行を積み、最後にその羅号を斬ることを符礼に命じられてやむなく牙狼剣を抜いて羅号を斬り、ガロの鎧を手に入れた。その後は符礼が母の死を黙っていたことに憤慨し、袂を分けるが、各地を流離う最中に符礼からの指令でボルシティを来訪。到着早々花嫁に憑依したホラーを狩るべく結婚式場へ乱入しシティの治安部隊SG1と大立ち回りを繰り広げたが、ボルシティは従来のホラーと一線を画す特殊な魔導ホラーが牛耳っていた。狡猾にシティの中枢に忍び込んだ魔導ホラーの策略によって連続殺人犯として指名手配されてしまう流牙だったが、猛竜と哀空吏、魔戒法師の莉杏達仲間の手を借りて、何故か斬る度に牙狼へ輝きを与えていく魔導ホラーと彼らの謎を追っていく。


そして魔導ホラーを生み出した黒幕に辿り着き決戦を挑むも、両目を斬られた上に牙狼剣を失って惨敗。自信を喪失して一度はシティから逃げ出そうとするも、幼い頃の「強くなって黄金騎士になる」誓いを思い出し再起。牙狼剣を探し当て見事引き抜くことに成功する。こうして名実ともに牙狼に認められた流牙は生き別れた母・波奏と再会。両目を治癒してもらい完全復活すると残る魔導ホラーを討滅し牙狼の輝きを取り戻す。その後波奏との死別を経て魔導ホラーの祖・殺戮の闘将ゼドムを討伐しシティを陰我から解き放った。


『GOLDSTORM翔』

莉杏と共に流浪の旅を続けていたが、旅の影響で鎧に邪気が溜まり流牙の体を蝕んでいた。浄化の為に訪れたラインシティで高名な法師リュメと邂逅、鎧を浄化してもらう事となったが同じ頃、太古から蘇った人型魔道具・阿号が人間殲滅を目論んで流牙たちと対立。鎧が使えない中で「守りし者」としての意味を問う戦いを繰り広げていく。


その後は伝説の魔城ラダンの復活を目論むジンガアミリと出会い、『KAMINOKIBA』まで続く長き因縁の戦いの幕が開ける。


『ハガネを継ぐ者』

ジンガとの激戦の後も相変わらずホラーを狩る魔戒騎士として名を馳せており、本作では莉杏と別行動を取っている。コヨリと呼ばれる魔戒法師に「クレアシティ」と呼ばれる街を救ってほしいと懇願を受け、再び大事件の渦中へと潜り込むこととなる。


また過去に白羽創磨の父である白羽ゴドウに出会っており、彼から奥義「閃光剣舞」を伝授されていた。またゴドウとある約束を交わしたというが…

そして、出逢った当初は「魔戒騎士」としての使命や振る舞いが未熟であった創磨を厳しくも強く信じ、一度は自身の未熟さを顧みて魔戒剣を手放した創磨に「剣を持て!答えは闘いの中にしか無い…!」と、数々の激闘を潜り抜けた経験を最大限に活かし彼を導いている。


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