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概要

鳥山石燕著書の妖怪画集『画図百鬼夜行』に記載される妖怪


その名の通りぼろぼろの袈裟を身に付けたお坊さんの姿をした妖怪で、一説よれば人がいなくなった無人の荒れ果てた廃寺に出没する妖怪、或いは村人から布施を得る事が出来ずに廃寺へと追い込まれてしまった住職の怨念から生まれた存在で、夕暮れ時にに現れて寂しくを付く妖怪だとされている。


ゲゲゲの鬼太郎

CV/塩屋浩三

第5期で初登場(厳密には第1期58話(原作『朧車』)で元興寺(お寺の方ではなく妖怪の方)率いる怪気象の妖怪の一員のモブとして、また『死神大戦記』では日本妖怪軍の一員としても登場している)。とある山村の廃寺に棲んでおり、その寺の鐘を鳴らすという鋭い爪を生やしボロボロの袈裟を身に纏った怪僧の妖怪。


“音”を操る力を持っており、口から鬼太郎ですら命の危険を感じる程の超音波を吐き出して攻撃する能力を持つ。なお、描写から言葉は自由に話せないようで、劇中では喘ぎ声のような声を発していた。


本来は温厚で、寺の周辺で遊ぶ子供たちや動物たちを温かく見守る心優しい性格の持ち主で、それ以外にも自身の妖力を動物たちに分け与えて人間の言葉を話せるようにするなどの施しを行っている為、動物たちから尊敬と厚い信頼を集めている。


また、人前には滅多に姿を現さないが、時折寺の鐘を夕暮れ時に突いていた為、その存在は近隣の村々に棲んでいる村人たちからも信じられており、夜中に鐘を突きながら子供たちの健やかな成長を願うなどの行為も行っていた。


そんな平和な日々を暮らしていたが、ある日とある強欲な人間たちの開発で森にすむ動物たちが住処を奪われそうになるという事態が発生した為、心を痛めた野寺坊は工事の責任者に使者を送り開発を思い留まらせようとするが、話しすら聞いてもらえず無下にされて追い返されてしまい、やむを得ず渓谷の為に村の子供たちの一部に術を掛けて失踪させる


この騒動にたまたま近くの森に妖怪昆虫採取のための小旅行へとやって来ていた鬼太郎とねずみ男が居合わせていた為、事態を治めるべく事の次第を知った村人たちと共に責任者を説得しようとするも責任者は全く耳を貸さないばかりか、挙句の果てに野寺坊さえ追い出してしまえば事は済むと言わんばかりに彼の住居である古寺までをも破壊してしまう。


流石に温厚な野寺坊でも人間達の暴虐ぶりに遂に激昂。我を忘れて責任者の子供を含めて村の子供たちを全員連れ去り、責任者を誘き寄せて彼を大きな釜へと放り込んで、子供たちに火を付けさせて煮て食ってしまおうとする。


しかし間一髪この事態を予想して子供たちの中に紛れ込んでいた鬼太郎に阻止され交戦し、超音波を『共鳴反射の術』に利用され敗北。その後、一連の行為を反省した開発責任者が買い蜂の規模を縮小し、切り開いた森林に苗木を植え古寺を修復した為、怒りを収めた。

その後は今まで通り子供たちの成長を願って寺の鐘を突いているようだ。


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