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講談社から刊行されている京極夏彦の長編推理小説。

百鬼夜行シリーズ」の第四作目。

モチーフの妖怪は「鉄鼠」。

シリーズを通した主要人物である今川雅澄益田龍一が初登場した。


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東京:6月14日~24日 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、

大阪:28~29日 サンケイホールブリーゼ



ストーリー

「拙僧が殺めたのだ」


とある商談のため、箱根山中の旅館「仙石楼」に滞在していた骨董商・今川雅澄は、『姑獲鳥の夏』の一件以来東京を離れて同旅館に居候していた久遠寺嘉親と出会う。時を同じくして、仙石楼へとやってきた中禅寺敦子と同僚の記者・飯窪、カメラマンとして同行した鳥口守彦。彼女らは科学雑誌「稀譚月報」の取材のため、とある禅寺「明慧寺」を訪れようとしていた。だがその「明慧寺」は京極堂こと中禅寺秋彦もその存在を聞いたことがないという寺でもあった。


そんな中、仙石楼の庭園に忽然と僧侶の死体が現れる。周りに足跡はなく、不可解な現場に旅館は騒然となる。さらに乗りこんできた神奈川県警の横暴な捜査に業を煮やした久遠寺老人は榎木津礼二郎に捜査を依頼し、関係者一同で明慧寺に乗り込む。そこには外界と隔絶された閉鎖的で独自の社会が形成されていた。同じ頃、京極堂は友人からの依頼で古書を運び出すため、箱根山を訪れていた。


関口をして「檻」と形容される明慧寺で妄執と思惑が交錯する中、次々と殺害されていく僧侶たち。

とは戦えない、戦わずして負けている」と憑物落としを渋る京極堂だったが、妄執を持つ者たちを祓うため、明慧寺に憑いた闇に立ち向かう。


主な登場キャラクター


関連タグ

京極堂  悟り 空海 箱根

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