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概要

初出は3巻。第二領域の支配者(ドミニオン)を務める準精霊の少女。


ボブカットのヘアースタイルとメガネがトレードマークの知的な雰囲気漂うリケジョ風の少女で、その見た目通り頭の回転が速く洞察力にも優れており、支配者たちの定例会議の会場に宣戦布告にやって来た白の女王が現れた時にいち早く集まった支配者たちの中に裏切り者がいることを見抜き、性格的にも一番その可能性が低い輝俐リネムに接触。彼女の悪い予感が何となく分かる(これは本人が自覚していないだけで、微かな心音を聞いて、相手の心理状態を読んでいるのではないかと真矢は推測している)という特技を頼って意見を求めて対処しようとするなど、柔軟な思考の持ち主でもある。


感情をあまり表に出さないタイプで、普段は物静かで冷静沈着な態度を崩さず、淡々とした口調で話すが、リネムに自身の心情を察知されることに内心恐怖を抱いたり、長い付き合いである央珂が実は裏切り者(実際には真の黒幕にそのように仕立て上げられた)だったと知った際は困惑しながらも静かに怒りを覚えるなど、決して感情に希薄という訳ではない。


また、知識欲も高く、後述する理由から自身の無名天使の切り札となる力を行使することに抵抗感を持っている。


狂三については(事情を知らない事もあり) 第十領域の支配者を殺害したことから警戒心を抱いている一方で、白の女王に唯一対抗できる人物として彼女に不本意ながらも協力を仰がなければならない事も自覚している。


なお、本人の戦闘能力は決して高くないが、慎重過ぎる性格の為に基本的にあまり直接的な戦闘は苦手としており、何方かといえば自身の知識を生かして作戦を立案したりサポートをする参謀格な役割を得意としている。


ちなみに第二領域の支配者を務めている為なのか、今なお封印されている第一領域へ至る方法を知る唯一の人物である節があり、それ故に第七領域の一件以降、隣世を滅ぼそうとする白の女王に対抗する為にアリアドネと共に狂三たちに共闘を持ち掛けていた。


彼女の発顕する無銘天使は<完全無欠書架(パーフェクト・ブックブロックク)>。 本棚の形状をしており、開封の宣言の元、1~10の書物を召喚。本に書かれている事を読んで、その能力を行使できる。


なお、行使される能力は次の通り。


ページ名称読み形状能力
第一の書光あれと彼女は告げた(ノーヴム・テスタントウム) 紙で出来た幅広の剣(ブロードソード)切り札で、現段階で判明している唯一の直接型攻撃形態。切り札だけあり、高い攻撃力を兼ね備えていると思われるが、これを行使するとその代償に隣世の希少な本3冊が失われることになる為、あまり使いたくは無いらしい。
第二の書書を抱えて世界を渡れ(ブックウォーキング)-複数の書物を読む事ができる。これを行使しなければ1冊ずつしか読めない制約がある。
第三の書事象隠匿理論 (キヤツツ・ルール)半透明のカーテン遮蔽術の能力。カーテンに覆われた場所には外部から完全に切り離される。その為外部から中の様子を窺い知ることは不可能であり、音が外に漏れる事も外の音が中に入って来る事も決してない。
第四の書絶対正直下(ラト・ロウ・アポストロズ)黄金の天秤自身に様々な制約を課し、それを破ると自身が設定したペナルティ(例えばイカサマをしたら自分の頬が切り裂かれる。腕を失うなど)を与える。
第五の書焔屋敷殺人事件(ファイア・ハウスミステリ)長く薄い新書版ミステリー本から放たれる箱形の炎焼いてを炎に包み込み焼き尽くす。例え炎にその身を焼かれなくても周囲の酸素を焼き尽くす為、窒息死は免れない。
第六の書黄金太陽立方体(ゴールデンキューブ)-回復フィールドを展開。フィールド内の人物の傷を徐々に癒す。所謂リジェネ効果を得られるが、フィールドないで有れば敵味方関係なく効果を発揮するという欠点がある。
第七の書乱高下明星(ホッピングスターライト)-使用者のジャンプ力を向上させる。
第八の書栄光名誉の超重圧(グローリー・グラビティ・グローリー)-相手の重力を百倍にし、自重で圧殺する。
第九の書かの魂の鱗片よ(ソウルストーカー)分厚い文庫本探査系の能力。文庫本のページを蝶に折り、探したいもののある所まで案内させる。
第十の書かくして紙の如き神の盾を持つ(オールドペーパー・イージス)-防御技。紙で出来た盾を召喚する。盾は自在に加工できるので、事象隠匿理論と併用すれば野営地のテントとしても使える優れもの。

関連項目

精霊 デート・ア・バレット

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