ピクシブ百科事典

雪風(艦隊これくしょん)

ゆきかぜ

雪風とは、DMM.comにて配信されているブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する艦娘の一人である。
目次[非表示]

図鑑データ

艦名雪風
図鑑No5
艦級陽炎型8番艦
艦種駆逐艦
CV藤田咲
絵師しずまよしのり


「陽炎型駆逐艦8番艦、雪風です!どうぞ、宜しくお願い致しますっ!」

概要、いつでも出撃できます!

日本軍史にその名を刻む伝説の駆逐艦「雪風」をモデルとした陽炎型の駆逐艦娘。
回避と運の数値が際立って高い幸運艦娘。
史実の駆逐艦雪風が終戦までほぼ無傷だったエピソードを踏まえ、回避は(島風と並び)全艦船中トップ。
その他のパラメータも島風同様駆逐艦の域を逸して高く、特にのパラメータは初期値ですら破格の50、改にすると脅威の60にまで達し、全艦娘中でウォースパイト(初期値55/改装後70)に次ぐ高い数値である。

レアリティも通常建造可能な駆逐艦の中では島風とともにトップ。
とはいえ、陽炎型夕雲型はそもそも建造で入手できる艦のほうが少ない(大部分がドロップやイベント報酬のみ)ので、艦型全体でいうとむしろ適切なレシピで建造を繰り返せば入手可能な雪風はむしろ入手容易な部類に入る。

不沈艦の性能は、伊達じゃないのです!

基本性能は島風に多少劣る(雷装マイナス10。それでも改二艦並の高水準)が、彼女の最大の特徴である「運」は夜戦時のカットイン攻撃発動率に大きく影響を与える事が判明しており、運60となる彼女の場合、なんと八割方の確率で発動するとの報告が寄せられている。
この為、夜戦においては第一・第二スロットに魚雷装備でのカットイン攻撃で非常に高いダメージを叩き出すことができ、夜戦でのダメージ期待値は本作でもトップクラスとされる。
素の雷装値も島風夕立改二に次ぎヴェールヌイとの3位タイであり、その他の能力も前述した通り非常に高い。
ちなみに、島風とは異なり燃費的は他の陽炎型と同じため、費用対効果的には雪風が優っているともいえる(とはいえ駆逐艦の燃費など誤差のようなものだが)。

また、大型艦建造システムの追加によって陸軍潜航艇まるゆの建造が可能になり、唯一運のパラメータを上げる事が可能なまるゆを使った近代化改修が解禁された。
これにより、ただでさえ高い雪風の運を最大99まで高められ、回避とカットインのとなる。
ただし、大量の資源を使うので大型艦建造は余裕を持って行おう。
なお、改修後の運最大値が99以上になるのは、現状では雪風の他は長門初霜改二、前述のウォースパイトのみである。

余談だが初霜改二の実装予告が「坊ノ岬からの帰還艦」であったために雪風も候補に挙がることとなったが、「初霜以上に幸運エピソードが多い」「現状でも改二相当だからコモン艦が優先される可能性が高い」といった状況から候補が却って絞られることとなった、という他艦では有り得ない状況が起こった。

余談「yaggy」

ちなみに雪風は陽炎型駆逐艦の八番艦であり、そのため建造時間も他の陽炎型(陽炎不知火黒潮)と同じ24分となっている。
そのため雪風狙いでレア駆逐艦レシピを回して雪風以外の陽炎型が出てくるという悲劇が後を絶たず、彼女達はその台詞の頭文字をとって「yaggy」などと呼ばれていた。もっとも最近はレア駆逐艦レシピでこの状況が起こる確率は非常に低いことが判明している。
2014年3月には海外艦であるZ1Z3が実装されたが、こちらも建造時間が24分であるため、雪風すらハズレ扱いされる(YNB(雪風になるビーム))こととなってしまった。

ちなみに改修素材とした場合、「雷装+1/対空+1/装甲+1」が付加され、無改造の駆逐艦では珍しく対空値を改修出来る。他に無改造で対空改修ができるのは島風天津風秋月と、雪風を含めて全員ホロレアの艦娘である。

幸運の女神の容姿を感じちゃいます!

容姿は幼い少女であり、屈託のない笑顔が眩しい。言動もそれに違わず基本的には無邪気でストレートだが、激戦を潜り抜けたがための矜持も見え隠れする。
この歯と、頭部両側の電探パーツいつけのように見えることから、ハムスターなどの小動物(げっ歯類)扱いされたりする事も。(→はむかぜ
なお頭に乗っかっているのは「測距義(レンジファインダー)」と呼ばれる測量計。
身に着けているセーラー服スカートのないワンピース型で、服が透けて白パンツが見えており、あざとさ島風に決して負けていない。
提督の呼び名は「司令」で、二次創作ではその幼いイメージからしれぇと舌足らずに表記される事もある。

しれぇだいしゅき♡



陽炎型ではあるがキャラデザインは他の陽炎型とは異なっており、服装は他の初期実装の陽炎型に共通する半袖Yシャツネクタイベスト・スカート・スパッツ・白い手袋は身に着けていない。
最近実装された浜風谷風浦風磯風が同じ水兵服でスカートをはいている為、雪風に「第十七駆逐隊の制服にスカートはいてない」疑惑が浮上している。(絵師が異なるので断定はできないが)
2014年の夏イベントで実装された時津風が雪風と同じ服装なため、第十六駆逐隊第一小隊の制服と考えることも出来る。

地味に注目すべきところはに持っているモノで、他の駆逐艦娘が魚雷やら単装砲やら連装砲ちゃんやらの武装を持っているのに対し、雪風だけはなぜか双眼鏡を手にしている。
雪風のデザインを担当したしずまよしのり氏いわく「史実では60隻くらいの友軍艦の最期を見てきたと思われます。これをもとに、見ることしかできないアイテムとして、雪風に双眼鏡を持たせてみました」との事。2014年夏には雪風が自ら介錯した妹が実装されており、四コマでは誰かさんよろしくトラウマとなっていた。
雪風の双眼鏡はに濡れているのである。

あの頃
「うわああん」


では非武装なのかというとそんな事はなく、背中に魚雷発射管を背負っているほか、連装砲をカバンのように紐で提げている。

ちなみに雪風の容貌は、軍艦擬人化の先行作品『BattleshipGirl_鋼鉄少女』の主人公・雪風(丹陽)の風貌と似ており(衣装や艤装など細部のデザインは異なる)、これを意識してデザインされたのかもしれない。

しずまよしのり氏曰く、おぱんつに名前が書いてあるらしい

新しい仲間との組み合わせが進水しました!

他の艦と並べて描かれる場合、とにかく史実ネタが豊富なため、カップリング相手が多いのが特徴である。
タグのある組み合わせだけでもはまゆき(浜風)、ゆきしも(初霜)、ゆきひえ(比叡)、呉の雪風佐世保の時雨(時雨)などが挙げられる。
その他には島風とのカップリングのゆきしまがあるが、これは絵師とゲーム中で規格外の性能を持つ両艦というゲームでのつながりから派生したカップリングであり、史実でのつながりはほぼ皆無である。(唯一、1944年4月にリンガ泊地へ向かう大和や摩耶を共に護衛している。)
各カップリングの詳細は各タグ記事を参照。

史実

詳細は→雪風(駆逐艦)を参照

史実においては、多数の艦が失われるような主要海戦にことごとく参加しているにも関わらず、その殆どを無傷ないしは小破程度で乗り切るという幸運伝説を持つことで有名である。その幸運たるや、自らに直撃した魚雷や機雷、ロケット弾の不発にまで及んでおり、もはやオカルトじみている。異能生存体ならぬ異能生存艦とでも言いたくなるレベルである。
事実、沈まずに生き延び続けた事で搭乗員の練度は極めて高い水準にあったようで、「雪風なら確実にデータを取って持ち帰ってくる」との信頼から最新鋭の技術が次々投入されている。
ゲーム中の図鑑内でのコメント「奇跡じゃないですっ!」と主張しているのは、この辺りのエピソードが由来しているのかもしれない。
他の艦隊を遠征に送り出す時は「絶対、大丈夫!」と激励してくれる。

同じく艦隊全滅レベルの戦闘から生き延び続けた幸運の駆逐艦時雨とは、「呉の雪風、佐世保の時雨」と並び称されたが、残念ながら時雨は終戦を目前にして撃沈されてしまった。

終戦後は復員輸送艦として、多くの人々を母国へと復員させた。
その中には、かの有名な水木しげる先生もいたという。

トリビュート漫画 "THE LAST PAGE"
水木しげる先生へ 「向こうの世界のお話」


それ故か水木先生の追悼イラストの中には、雪風があの世へ送り届ける役を担ったイラストも見受けられる。

1947年7月3日、中華民国現在台湾)に賠償艦として引き渡され、丹陽(タンヤン)と名を改められ、中華民国軍旗艦として最後の最後までその任を全うし、解体処分となった。

謂れなき風評

艦隊が壊滅的損害を受けようとも雪風だけは無傷で帰ってくる事から、他の艦の運を吸い取る死神と呼ばれ、他艦から同行を嫌がられる事さえあったと言われるが、これはフィクションである
戦時中の記録資料や研究家の調査結果から、雪風だけが無傷で帰ってきた戦いは一度もなく、むしろ雪風とともに行動した場合、仲間の被害は少なかった事が判っている
概要はwikipediaの雪風の記事でも確認できるが、艦これ提督有志によって、太平洋戦争中の雪風の行動記録を時間刻みで纏めた雪風任務表なるものまで作成されており、雪風の本来の歴史に触れることができる。
雪風と言えば「太平洋戦争中の主要な十数回の戦闘に参加し…」と言う紹介が定番だが、十数回というのは雪風が参加した中で特に有名な海戦に限った数である。
太平洋戦争中の駆逐艦は車引き、奴隷船と船員が自嘲するほどこき使われ、雪風も80回以上、100回前後の作戦任務で出撃したが、その中で同伴した仲間に被害が出たのは1割程度に過ぎなかった。
何故実際の経歴とかけ離れた悪評が広まったのか? ある雪風の元乗組員が戦後に受けたインタビューの中に「幸運艦の噂が大きくなると厄神とか鬼神とか逆の噂を流す連中も出てきたらしいです」と言う推理がある。

先ず死神と呼ぶ目的ありきで理由は後からこじつけた形跡は、しずまよしのり氏の発言にもある、「史実では60隻くらいの友軍艦の最期を見てきた」と言う一節からも伺う事ができる。
この60隻という数の根拠として確認できるのは2ちゃんねる由来のこの情報である(リンク先、下部の一覧参照)。
太平洋戦争について真面目に調べた事がある人なら、ミッドウェー海戦で沈んだ赤城たち四空母やマリアナ沖海戦で沈んだ大鳳たち三空母の名前が含まれているのを見て頭を抱えるだろう。
「同じ作戦に参加していた」という理由で、雪風が参加した戦いで沈んだ船であれば、艦隊編制が違かろうと、作戦海域が遠く離れていようと、一切合切お構いなしに雪風の幸運不運の関係者にしているのだ。
まさか、当時の兵隊が「遠い海域で違う船を護衛していた雪風が赤城の運を吸いとった」と考えたとでも言いたいのだろうか…?
龍驤霧島綾波初風谷風清霜と言った、雪風が参加していない海戦で沈んだ艦まで加えて水増ししているのは、最早何をか言わんやである
雪風の側にいた艦や護衛対象は必ず沈んで雪風だけ生き残った、という風評に史実的な根拠はない。
幸運の代償と言うネタのため、戦争を生き残った幸運艦である雪風に目をつけ、死神と呼ぶための理由をでっち上げたのが本当のところだろう。

損傷が少ない故に休むことなく出撃した雪風は、戦争の終わりまでに多くの仲間の最後に立ち会ったが、それより遥かに多くの作戦を仲間たちと成し遂げた功労艦である。
フィクションの中で経歴を脚色するのはプロもやっていることだが、それを事実であると広めるのは悪意がなくとも欺瞞であり当事者には中傷であることを忘れてはいけない

メディアミックス

瑞鶴主役のノベライズ「鶴翼の絆」において冒頭の深海棲艦との交戦に参加。
雪風と同じく終戦まで生き延びた第六駆逐隊との絡みが多く、事実上の先輩である彼女を「響さん」と呼んでいる。
他のメンバー正規空母赤城加賀と、高速戦艦金剛霧島と正に艦隊の主力メンバーであり、途中撤退こそしたもののそうした面子の中に混ぜられる雪風(と響)の存在感の大きさが分かるだろう。

四コマ「吹雪、がんばります!」では駆逐艦随一の史実ネタの豊富さから登場頻度が高い。ルームメイトは初風→天津風の着任に伴い島風→時津風の着任で時津風と変遷している。
ネタも多いが同時に凄惨な史実の積み重ねでもあるため、吹雪曰く「雪風ちゃんはその手の思い出が多い」。
同室だった初風が夜ごと雪風の寝言(「雪風は沈みません」)を聞かされてうなされるため、同室を嫌がられていた(隣室になった後もうなされていたが)。その後同室となった島風のみ寝つきが良いおかげでうなされずに済んだ模様。

余談…「新たな姿」と「来世」

武功艦としてその名を轟かせた彼女には、戦後の「新たな姿」と、その名を受け継いだ「来世」というべき艦が存在する。

終戦まで無事に生き残った彼女は復員船として従事したのち、戦時賠償艦として中国へ引き渡され、中華民国海軍旗艦「丹陽(タンヤン)」と改名される事となった。
連合国側へと引き渡された際には乗組員達は最後の最後まで入念に整備を行い、連合国側から「敗戦国の軍艦でもかくも見事に整備された艦を見た事が無い。まさに驚異である」と感嘆されたという。
かの蒋介石が乗艦し、また更に幾つもの実戦を乗り越えるなど異国の地でも平穏な日常とは言い難い日々を沈むことなく過ごすも、機関部の老朽化によって訓練艦へと変更され、最終的には暴風雨に巻き込まれた事で艦底を破損。
日本の旧雪風乗員が中心となった「雪風永久保存期成会」によって日本への返還交渉が実現一歩手前まで進んだと言われるが、艦底の破損が致命傷となり、返還輸送に耐えられないと判断された為か、故国に戻ることなく解体処分となった事が1970年に日本側へと伝えられる。
解体されたのち操舵輪など船体の一部は返還され、それらを受け取った旧雪風乗員達は「あの雪風がこれだけになってしまった」と男泣きしたという。
「奇跡の駆逐艦」は最後まで戦闘で沈む事なく、天寿を全うして逝ったのであった。

ちなみに、丹陽時代、いきなり敵の艦と遭遇してしまったのだが、それまで出力が低下していた機関がいきなり息を吹き返し、往時に匹敵する出力を引き出し、逃走することに成功するなど、幸運は尋常ではない。

台湾においては現在でも、丹陽は日本でいうところの戦艦三笠長門大和といったようなポジションの、象徴的な艦として人気が高いそうである。

そしてもう一つ。
1956年、一隻の「護衛艦」が横須賀へと配属されている。
終戦から十数年が経過し、敗戦時から復興を果たしつつある日本に再び軍艦の建造が認められる事となる。
それが新たに発足した海上自衛隊にとって極めて重要な意味を持つ戦後日本最初の国産護衛艦、はるかぜ型護衛艦だった。
一番艦「はるかぜ」より僅かに1か月早く進水をした二番艦、排水量1700トン、全長110mと戦中の駆逐艦達と比べても小さな船体を持つ彼女こそ――はるかぜ型二番艦「ゆきかぜである。
1961年には第2代自衛隊旗艦を務め、1963年にはそのものズバリな映画「駆逐艦雪風」に先代の駆逐艦「雪風」役で出演するなどという出来事も。
その後も実用試験のために数度の改装を受け、1985年に除籍している。
なお、はるかぜ型護衛艦の設計ベースとなったのは白露型駆逐艦であり、朝潮型駆逐艦の設計も反映されている。
解釈によっては、戦後に生まれた彼女たちの妹とも言えるだろう。

護衛艦「ゆきかぜ」の名が発表された際、旧海軍の関係者や復員船となった雪風のおかげで祖国に帰る事ができた人達は、皆、同じ言葉をもって迎え入れたそうである。
―――「おかえり」と。

関連イラストは沈みませんっ!


雪風ちゃん
雪風


ゆきかぜ
雪風ちゃん



司令!関連タグが入っています!

雪風(無印) ゆきかぜ 雪風(艦これ)
艦隊これくしょん 艦これ 艦娘 駆逐艦娘 陽炎型
台湾 丹陽 異能生存艦
第十六駆逐隊 第十七駆逐隊

pixivに投稿された作品 pixivで「雪風(艦隊これくしょん)」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 6547562

コメント