ピクシブ百科事典

電気自動車

でんきじどうしゃ

外部からの供給または搭載した電池により電気モーターを回し走行する自動車。日本国内の法律においては駆動源が電気モーターのものを指す。
目次[非表示]

概要

もっぱら電気を動力源とし、電気モーターを回して走行する自動車。蓄電池式自動車のほか、燃料電池車や、ソーラーカーなどがある。法律上の扱いが異なるもの(トロリーバス(無軌条電車)や電動フォークリフト)などもある。四輪車だけでなく、二輪の電動スクーターも市販されている。

現状は、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など二次電池を使用したものがほとんどである。

大まかな分類

動力源

  • 再利用の簡単な構造に造った特殊な一次電池
  • 二次電池(鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など)
  • 燃料電池
  • 架線(法律上は鉄道になる)
  • 道路に誘導給電用コイルを埋設する(これも鉄道扱いになると思われる)

日本の法律では「一応」電気自動車扱いになるもの

制御方式・搭載しているモーター

整流子モーター

  • 抵抗制御(大電力用半導体が普及する前のものに採用されていた)
  • 電機子チョッパ制御(軽自動車規格以上のコンバートEV(※)によく見受けられる)

永久磁石式三相同期モーター

  • VVVF制御(自動車メーカーが現在市販しているものはこれを採用している)

三相誘導モーター

  • VVVF制御(海外のメーカーに採用例がある)


※・・・動力源と駆動装置の積み替えによる改造で電気自動車になったもの。

モーターの搭載方法

減速機とデフを介して駆動軸を回し、車輪を回す。

一般的な方法。後述のダイレクトドライブ方式に比べて若干伝達効率は落ちるが、実装は容易。

ダイレクトドライブ

車輪にモーター、ブレーキなどが一体となった駆動ユニットを取り付け駆動する。効率は良いが、ばね下重量が重くなり(走行ユニット1つだけで20kg~50kg以上ある)しかも晒される環境は非常に苛酷であり、しかも対策を行おうとすると余計に重くなるなど実装はとても困難。ただ、電動式の原付といった強度やモーター出力の割に軽く出来て、晒される環境も大して苛酷でないものには採用車種(ヤマハ EC-03など)が登場している。

現在、一般に市販されているものは動力源に二次電池を使用し、三相同期モーターをVVVF制御しているものがほぼ全てである。

利点・欠点

利点

  1. 排ガスを出さない
  2. 騒音が少ない
  3. 低速時トルクが太い
  4. エネルギー効率が高い(エンジン車は廃熱を捨てている部分が多い)
  5. 変速機が不要(構造的にMT車が作れない)
  6. 回生ブレーキが使用可能(ハイブリッド車でも使用できるが)
  7. トランスミッションやエンジンがいらないので、エンジン付きでは困難な斬新なデザインの車も実現できる。

欠点

  1. 航続距離が短い
  2. エンジンの廃熱を利用できないので暖房の際に航続距離が縮んでしまう
  3. 充電時間が長く、また急速充電では電池の寿命が縮んでしまう
  4. 夜道や狭い道では騒音が少ないために歩行者が気づかないことがある(音を発生する装置の内蔵が義務づけられている)
  5. 走行中に電池が干上がった際の救援がエンジン車に比べ困難。


将来像

一般向けの自動車として市販されだした(20世紀前半には電気自動車がガソリン車や蒸気自動車と並び一般的な自動車だった時代もあるので、ある意味復活である)ものの、ハイブリッドカーに比べて高価で航続距離が短いという欠点からまだまだ発展途上といえる。

ただ、電気自動車のガソリン車との価格差のほとんどは充電池代である。現状の電気自動車も短距離走行を中心に使うかぎりは性能的に見劣りせず、充電池価格の低下に伴い、電気自動車も都市部における配送車など業務用途を中心に普及が見込まれている。

なお、フォークリフトやターレットトラックなど屋内で使う特殊な自動車では、電池駆動が既に一般化している。

関連タグ

自動車  クルマ 電気 日産リーフ フォーミュラE

pixivに投稿された作品 pixivで「電気自動車」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 31475

コメント