ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

青のSP

あおのすくーるぽりす

フジテレビ系列の火曜ドラマで2021年1月~3月に放送されたドラマ。正式名称は『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』。
目次 [非表示]

守ってやるが、容赦はしない。


概要

『青のSP』は、フジテレビ系列の火曜ドラマで2021年1月~3月に放送されたドラマ。

作家・佐々木充郭による『スクールポリス』を原案としており、スクールポリス制度で揺れ動く教師と生徒、ある目的のために職務を遂行するスクールポリス・嶋田隆平の姿を描く。

主演は、藤原竜也。藤原のフジテレビ系列連続ドラマ出演は、ドラマデビュー作『それが答えだ!』以来24年ぶりで、初主演である。

主題歌は、SHE'Sの『追い風』。


あらすじ

東京都では公立中学校にスクールポリス制度を試験的に導入されることが決定し、警視庁捜査一課の刑事・嶋田隆平は日本初のスクールポリスに志願し、住浜区立赤嶺中学校に配属されることになる。表向きはごく平凡な赤嶺中学校であったが、スクールポリスの嶋田が配属されたことでSNSトラブル、生徒の薬物使用疑惑、盗撮事件、教師のマタハラ、セクハラ、パワハラなど、世間を騒がせる社会問題が次々とあぶりだされていく。


登場人物

本作品の主人公。住浜署生活安全課少年係スクールポリス。1984年12月15日生まれ。階級は警部補。

警視庁捜査一課から志願してスクールポリスとなり赤嶺中学校に配属されるが、その狙いは1年前に事故死した交際相手である赤嶺中学の音楽教師・小川香里の死の真相を究明するためであった。

常に冷静沈着で毒舌家にしてドライな性格。頭脳明晰な切れ者で他者の何気ない仕草や行動からその意図や本質を的確に見抜く洞察力にも優れている。三枝曰く、かつては情のある性格であったがある日を境に冷徹な性格に変貌した模様。勤務中は涼子を始めとする教師たちと必要最低限のやり取りしかしようとせず、馴れ合いを好まないものの、夜遅くまで仕事をしていたり教師としての業務に悩む教師を見かけては干渉しない程度で歩み寄ったりするなど、社会人としての良心や思いやりも持っている。また、身体能力や格闘能力は高く、逃亡者を逃がさず確保し、凶器を持った犯罪者をものともせず制圧に成功している。

生徒たちに対し、冷酷で容赦ない面と命の危険から守ろうとする面の両方の顔を持ち、教師でも生徒でも、法に触れれば容赦無く逮捕する。場合によっては手段も選ばず、強引かつ拷問まがいの取り調べも平然と行い、生徒を取り押さえる際は「甘いんだよ、クソガキ」と吐き捨てる。

また道を踏み外した者には一切、同情も哀れみもせず、犯罪に人種も年齢も関係ないと冷淡に断言している。一方で発言とは裏腹に相手を改心させようと人間味のある行動を取ったり、情報提供に協力してくれた生徒に警視庁のマスコットキャラクターのストラップをプレゼントするなど、気前の良い面も持ち合わせている。三枝を普段は便利使いしているが彼の協力には感謝しており、表立って感謝の言葉を述べることは少ないが匿名で感謝の気持ちを示すなどしており、他者へ素直に表現するのが苦手なだけで、優しさがないわけではない。

教室や職員室、保健室などに秘密裏に盗聴器を仕掛け校内で教員たちの会話を盗み聞きしており、場合によってはその情報を元に三枝に校外での捜査を指示する。生徒間での問題行動に積極的な一方で教員同士のトラブルには消極的だが、新津が古賀達によるパワハラに耐えかねて、自殺騒動を引き起こした際は真相を見抜いていたが、敢えて知らないフリをして教員たちの業務体制に異を唱えるなど、決して見て見ぬフリをしようとはしなかった。


赤嶺中学校3年1組の担任。国語教師。バスケットボール部顧問。1984年11月12日生まれ。聡明で職業意識が高い。行きつけの食堂「王様の味」の激辛麻婆豆腐である「鬼殺し」を毎回注文し、さらに七味唐辛子を加えるほど大の辛い物好き。

熱血漢でスクールポリス制度に関し反対の意見を持っており、生徒を逮捕する隆平と対立するが生徒自身が抱える悩みを何とかしたい思いもあり、事件解決のために協力することもある。

赤嶺中学校に赴任する前の学校ではある生徒の起こしてしまった事件を正確に対処しきれなかったせいで取り返しのつかないトラブルを起こしてしまった過去を持っている。


スクールポリスの関係者

住浜署生活安全課少年係の刑事。嶋田の後輩。階級は巡査部長。

不良少年・少女たちの更生を願う真面目な人物。かつて嶋田と一緒に犯人を逮捕したことがあり、彼を相棒のように思っているが、嶋田からは便利使いされている。しかし、彼を慕っているので、ご褒美をもらえないことに不満はあるものの素直に協力している。涼子に下心があり、ご褒美には嶋田に涼子との食事会をセッティングしてもらうことを期待している。一方、涼子からは子供たちと気さくで親身に向き合う姿勢と人柄を好ましく思われている。


赤嶺中学校

教員

校長。自己保身しか考えていない典型的な事なかれ主義者。

スクールポリスの導入を受け入れるが、退職後のセカンドキャリアを気にしてトラブル案件を隠ぺいしようとし、実際過去にも何件もの不祥事を隠蔽している。一方、嶋田が事件を解決をした際は周囲に良い顔を振りまくなど、強かな面もある。


英語教師。3年2組担任。陸上部顧問。海外留学した経験もある帰国子女。涼子と同様に教師としての責任感や正義感は強いが、突っ走りがちな涼子と違い冷静に物事を見極めて行動や発言をしており、どんな生徒も特別扱いしようとはしない。教師たちの中でも人気は高く、3年1組の成田からは母親のように慕われている。


社会科教師。出身中学のOGである先輩の涼子を慕っており、教師としての責任感は強く同僚想い。新津とは同期で古くからの知り合い。涼子同様事件解決のためなら生徒に対しても容赦の無い嶋田のやり方には否定的。


音楽教師。故人。捜査一課時代の嶋田の交際相手。教師としての正義感や責任感が大変強く、生前は古賀から仕事を押し付けられていた新津を庇うなどしていた。他にも、自身が請け負う仕事の他に学校中で起きたトラブルに巻き込まれた生徒一人一人にも誠実かつ真剣な態度で向き合っていた。

1年前に自宅アパートの外階段から転落し頭を打って脳挫傷で死亡したと警察に処理されているが、嶋田によると公表されていないが乗っていた自転車のブレーキワイヤーが切断されており、階段から転落するよりも前にブレーキが利かずに自転車で走行中に転倒して道路で全身を強打した疑いがあり、事故ではなく何者かに殺害された事件ではないかという疑惑がある。


赤嶺中学の元美術教師。1年前に美術部の女生徒・涌井に部活中セクハラをした疑惑から保護者から抗議を受け、赤嶺中学から異動となり、現在は美術系大学専門塾の講師をしている。セクハラ被害に遭った涌井の当時の担任であった音楽教師・香里と口論になり、二人が校長室に呼ばれている様子が目撃されている。


生徒

親友の岩井真帆がネットリンチを受け自殺する切っ掛けを作った収賄容疑で逮捕された真帆の父をネットで誹謗中傷した大人たち(その中に数学教師の一ノ瀬がいた)を「ブルーナイト」のアカウントでプライバシーを暴露する動画を投稿サイトで拡散し復讐していたが、同時に伸び悩んでいた成績のストレスを発散しており、そのことを嶋田に見抜かれ「ただむしゃくしゃしてやっただけだろ」と真帆への想いを真っ向から否定される。直後、翔子の復讐に遭った1人の男が学校を襲撃し殺されそうになるが嶋田に救出される。自分の復讐で無関係な人々を危険に晒したことを嶋田に糾弾され、自分の軽率な行為を反省し名誉毀損の容疑で逮捕される。

学校に復帰した後は、度々島田から校内の人間関係などについて教えるよう迫られており、半ば協力者のような扱いを受けている。


3年1組の学級委員長。成績優秀、正義感や周囲への思いやりが強い。東京都教育委員長の尾崎賢治は実父であるが、両親の離別により母親と2人で暮らしている。

涌井とは、同じ建築家志望のため意気投合し、親友となる。


数学の授業中に騒いでいたことを一ノ瀬に注意、優秀な兄と比較する形で挑発されたことで教室で暴れだしたため、嶋田に器物損壊および暴行の現行犯で逮捕される。その後は厳重注意に留まったため、翌日にはクラスに戻るが「ブルーナイト」によって自身が学校で暴れ嶋田に逮捕される様子をネットにアップされてしまう。

学校に復帰後、ドラッグ事件が発生した際は嶋田に呼び出され三村と共に仲村に恨みを抱く人物を探してほしいと協力を求められるなど、こちらも三村同様半ば協力者のような扱いを受けている。


看病していた母が退院し1ヶ月ぶりに赤嶺中学に登校するが、実際は1年前に当時の美術教師・岡部から部活中に体を触られるセクハラを受けたショックから度々休校していた。

尾崎とは同じ建築家志望のため意気投合し、親友となる。


余談


関連タグ

フジテレビ

関連記事

親記事

フジテレビ ふじてれび

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 4356

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました