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風ヤクザ

かぜやくざ

グランブルーファンタジーにおける、風属性で貢献度を凄まじい速度で稼ぐプレイヤーのこと。今はほぼ死語(重要)。
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概要

 風ヤクザの何が怖いのかというと、マルチバトルは複数のプレイヤーで一体(たまに複数)の敵を倒す戦闘であり、この戦闘ができる敵というのはプレイヤーが何十人がかりでやっと倒せるような敵ばかりである。そしてマルチバトルに勝利するとアイテムがもらえる訳だが貢献度が一番高い(要は一番ダメージを与えた)人はMVPになり、ボーナスとしてもらえるアイテムが増えるので基本的には皆貢献度を求めて色々と工夫をする。


 グラブルのプレイヤーなら、そんなマルチバトルで突然ボスのHPバーがガッツリ減る場面に出くわした事はあるだろう。その原因の一つとされるのが風ヤクザだった。


 マルチバトルに置いてコツコツ稼いだ貢献度を軽々と奪われる恐怖は何につけても恐ろしい。

 しかし実際、超火力を突然出してMVPをかっさらうヤクザなプレイヤーなんて闇にも光にも火にも水にも土にもいるため、別段風属性が贔屓されて強いわけではない。そんな中で風ばかりが注目されるのは「一定条件下で恐ろしい破壊力を出せる人物が多いこと」だけではなく「強力な風属性の装備があつめやすい」点にあり、所謂ティア銃が背水(HP減少に伴った攻撃力強化)という特殊な強化手段も備えていたことにあった。マグナ1しか無かった頃は──


「仕組みが単純で強くなれやすい」

「集めやすい武器、召喚石」

「(一定条件下で)べらぼうに強い人物が多い」


 ということで、貢献度を一気に稼ぐ風属性のプレイヤーを「風ヤクザ」と呼ばれることが多かった。


 が、そもそも現在は「大抵の後発マルチボスが非有利属性での攻撃に対する耐性を持っている」、「天司武器・アーカルム石などの『有利属性で攻撃した時のみ与ダメージ上限が大きくUPする装備』の実装・増加」などの環境の変化およびインフレ要素によって、きちんと敵の属性に合わせた有利属性PTで挑む方が圧倒的にメリットを多く得られるので、風属性のみが特筆するほど貢献度を稼ぐということはほぼ無い。

 マルチ救援への参加直後の瞬間火力に関しても、新クラスⅣジョブクリュサオルの実装により、黄龍クリュ編成という戦法が全属性で可能になった。さらに水なら鰹ライジングフォース編成(必要なハードルは厳しくなるが光でも可能)という選択肢もある。

 アルティメットバハムートHLや、ルシファーHLにおいてシエテ4アビによる大ダメージを活用されることはままあるが、それは一般的には「風ヤクザ」とは言わず「飛ばし」……つまり他メンバーとの了解を受けた上で行う戦術の一環とすることが通例化している。そして前段で記述したように、下準備を経つつ特定条件を満たした上で超火力を出せる=「飛ばし」を行えるPT・戦術は他属性にもいくらでもある。


 更に追記するのならば、おおよそ昨今において多くの場合で貢献度というのはそこまで稼ぐ意味は無いことが多い。マグナ2・高級鞄などのHLマルチは、青箱と呼ばれる貢献度に対応する特殊な抽選枠からドロップするアイテムを目当てとすることが多く、さらに青箱は一定値以上の貢献度さえ稼げば確定で出現するため、大事なのは「纏まった貢献度をどれだけ早く獲得するか」に移行している。つまりMVPを取る事にはそこまで意味の無いことが多いのだ。


 他方、つよばはやアルバハと言った長期戦では未だにMVPを求めるメリットは多い。そうした現在の環境に置いて尋常ならざる速度で貢献度を稼ぐ存在と言うと「アグニスマン(強力な課金編成と限定キャラクターによる超火力)」、「闇ソルジャー(最高峰のDPSを誇るソルジャーを主軸にした背水編成)」が挙がるだろう。いずれも膨大な時間ないしは課金を必須とする上級者向け装備である。これらの編成を極めるには多々買わなければ生き残れない


6周年記念イベントである「こくう、しんしん」では、このワードを知っている人がシエテ及びニオを優先して交換したかどうかは……定かではない。


主なメンバー

筆頭

主人公

というか固定枠。

現在は黄龍クリュサオルでの2Tフルチェが主流だが、かつてはホークアイ系列のブレイクアサシンを利用した編成も多かった。


リーシャ(リミテッド)

本編にも登場する彼女。2016年11月に満を持してリミテッド版実装。「号令」というバフ/デバフを与えるスキルを持ち、これを制御していく事で味方と自分をガリガリ強化していく。これとニオの4アビ、魔法戦士のドラゴンブレイクを利用することで圧倒的な超火力を出す編成があるのだが、現在はフルオート機能の実装や、使う機会に恵まれないこともありあまり使われない。「飛ばし」で言うのならば先述したシエテ砲が強力ななのもある。

期間限定でガチャ登場するリミテッドキャラクターのため、入手難易度はある意味十天衆よりも高く、相当彼女に愛されない限りはお目にかかれない。後に恒常版が実装されたが、こちらは水属性なのでご注意を。



ロゼッタ(リミテッド)

リーシャと同じくリミテッドキャラクターの一人。当然入手難易度は非常に高い。

薔薇の結界によるヘイトコントロールと結界解除時のバフを主軸とするキャラクター。

最大まで結界レベルが上がれば5種類ものバフを付与することが可能なロマン砲である。

だがあくまでもロマン砲であり、実用性はあまり高くはない。

種族が(ネタバレ)のためバハ武器を使いやすいのもメリット。


アンチラ(SSR)

現在風属性最強のバッファー。圧倒的なバフ量と全回復アビリティという攻防ともに超次元的な性能を誇る。このキャラクターの登場で恒常バッファーのコルワ、そしてかつては十天衆でも最も取得優先度が高いと評されたニオさえも大きく立場を落とすことになった。一応ニオはそれを加味しても非常に強力なキャラクターなのでいいのだがコルワは……

最大の敵は入手難易度


シエテ(十天衆)

言わずと知れた十天衆の頭目。「剣光」とよばれるバフを持ち、ターン経過や1アビの使用で上昇していく。強力な常時奥義支援、1アビ2アビ3アビが全てが奥義ゲージ取得効果を持つことによる狂気的な奥義回転性能で様々なクエストでスタメンを貼る。

アンチラを所持、ないしは天井する予定があるのならばニオよりも優先して取得すべきと言える。


9周年イベントに登場したアナザーシエテもいるが、こちらの性能は表シエテとは違った意味でも尖ってはいるものの、風ヤクザ入りするかは微妙なラインである。


ミリン(SR)

夢見るサムライドリーマーが最終でまともな奥義火力を手に入れた。ポンパの上位互換や200%奥義ゲージによって単純に他キャラの倍近い奥義火力を出すことが出来る。やったぜ。更に言えば彼女はSレアなので、入手難易度もガチャなのだが比較的に低いと言えるだろう。後に実装されたクリスマス版は水属性であるので、その点はご注意を。


ユリウス(SSR)

相手を弱体化させるデバフを付与する「トゥルーインクワイア」を1回に付き10%の(効果の割には安い)ゲージ消費で使える為、これを連射出来るまでゲージがたまれば大量の弱体化デバフを相手に付けることだって可能だろう。一部の効果は無効化されても、攻撃力と守備力ダウンは(よほどの敵でない限り)効果があるので、風ヤクザのサポート役にはうってつけなのだ。風ヤクザ編成のレイドで他のプレイヤーに彼が1人いるといないとでは難易度が天と地まではいかないが、倒しやくすくなるのは言うまでもない。その後、2021年4月には最終上限解放が実装され、そこでは第4アビリティでダメージアビリティを習得、その他も調整が行われ、サポート以外もできるようになった。


候補段階

枢木スザク(ランスロット)(イベントSSR)

コードギアスコラボでトレジャー交換によって入手可能。入手レベルは未課金でも取れるのだがサイドストーリーでのトレジャー交換となるため、サイドストーリーでのバトルを周回できる戦力が必要となる。

コラボキャラという枠では収まりきらないようなスキルを所持しており、ある種の背水を駆使するアタッカー。HPを自分で減らす手段及び後述のゾーイなどもあるので、場合によってはあっという間に背水が発動。彼の場合はHPが一定を下回ると一度だけある物に由来したアビリティが発動、数ターンの間は瞬間的な爆発力も加わる。とはいえ、性能的には恒常キャラクターとトントン、と言ったもので一線級にはかなり遠い。


コラボ枠等を踏まえて候補にとどまるが、2020年には念願と言えるサイドストーリー入りを果たした。入手難易度は緩和されたので、あとは……。


ユエル(水着版)

期間限定キャラ。初出は2019年3月。

1アビで付与できる狐火効果によって奥義ダメージに無属性100万ダメージを追加できる。とはいえ100万というのは結構シビアな数値であり、現在の奥義火力上限が250~300万であり、そして先述のミリンはシンプルに倍の奥義火力を出せることを考慮するとそこまで強いとは言い難い。

むしろこのキャラクターで強いのは3アビのクリア+回復や属性攻撃力デバフ、狐火に内包された暗闇効果だろう。

2019年のイベント「コウと空っぽ影法師」において実装された風属性版のソシエの奥義で付与する「狐火」でも対応可能なため、もし両者ともにレジェンドガチャで当てていたなら、一緒にパーティーに入れることで対応力が増す事になる。


モニカ(リミテッド)

2019年9月30日に実装されたモニカの別バージョン。無印もアーカルムの転世で条件をクリアすれば入手出来るが、リミテッド版は入手難易度も桁が違う。


立ち位置としては回避に優れたアタッカーだが、HP回復やディスペル、長期戦となると追撃の割合が8割にも及ぶ。出来る事が多彩……(少々以上に器用貧乏のきらいがあるが)、高難易度には持ってこいだろう。唯一の難点がリミテッドなので入手難易度が非常に高い事


ガチャピン(イベントSSR)

既に風ヤクザの単語も過去系と言われていた中で現れた、ある意味で反則級の候補。こちらもイベント絡みなので、イベント終了になると入手不可。取ろうと思っている方は計画的に。イベントにログインするだけで手に入るので、前述のスザクよりは入手の苦労は少ないが。


肝心のアビリティは、ソーンの複数弱体化デバフとウーノの100%ファランクス、挙句の果てにはシエテ3アビである奥義即発動まで持ってきてしまっている。ある意味でもサポート要員が噛み合えば、その性能は相当なものとなるだろう。とはいえそのアビリティの使用には強烈な制限がかけられていることには注意。


3アビに関しては7ターン後という条件が付いているが、シエテも剣光を溜める為の難易度を踏まえると、どっちもどっちという具合に。しかし、現状ではサイドストーリー入り次第の候補止まり。相棒でもあるムックを組み合わせればエネルギーボールの補給も容易になるかもしれない。


シャトラ(SSR)

風ヤクザの単語も半ば死語となりかけた2020年末に現れた期待の新星。

1アビで主人公とシャトラ自身のHPを大きく回復させ奥義ゲージを大きく上昇させる、2アビで12回(最大24回)ダメージを与え、3アビで奥義ゲージ60%を消費して自身の性能を大きく引き上げる(アビリティダメージにも適用されるため2アビのダメージも増す。ただし効果中はターン終了時に奥義ゲージが60%減少し、奥義ゲージが尽きると効果も自動終了)と、サポートに適した存在である。

また、奥義により1アビと2アビのCTが3ターン減少するため発動を早めやすくなり、長期戦になればなる程その実力を発揮できるのも強み。

後述の「鬼滅の刃」コラボで侍・剣豪のジョブを獲得できたため、剣豪と合わせて使うと2人で容易にチェインバーストを発動させられるなど、短期戦でも強い。

慌てて剣豪の真価を発揮できるジョブ専用武器・「無銘金重」を風属性で用意した騎空士もいた模様。

最大の敵は入手難易度だろう。


ナルメア(リミテッド)

風ヤクザの単語も最早忘却の彼方になりかけた2021年4月末に現れた期待の新星。

「自分の攻撃で奥義ゲージを貯めることは出来ないが、必ずトリプルアタック」という変わった特性の持ち主で、ナルメアの持ち味である追撃効果を活かした通常攻撃を突き詰めたキャラと言える。

1アビはナルメアの代名詞と言える「胡蝶刃」系アビだが、弱点属性に100%追撃効果・「慧眼」効果により弱点属性以外にも弱点攻撃と同等の効果になる・効果時間が4ターンと長いと何かがおかしい能力を持ち、しかも他の追撃効果と共存するため使い方次第では1ターンに多大なダメージをはじき出す事も可能。

また、奥義には「極大ダメージ(普通の奥義に比べ、ダメージ倍率は3倍弱、上限は2倍弱)」「アビリティのCTを2ターン短縮」「次のターン、ナルメアに再行動効果を付与」という、前述の「奥義ゲージを自力で貯められない」デメリットを差し引いて余りあるメリットを持つため、更なる高火力をはじき出す事を期待できる。

その類稀な高火力を活かすために、主人公や他のメンバーによるダメージカット・追撃付与などでフォローする必要がある分、扱いは難しい。

幸いにしてリミテッドナルメアを入手した際に手に入る「泡沫夢幻」が使いやすい剣属性の武器で、かつ奥義効果が「風属性追撃を全体に付与(4凸時には全体の奥義ゲージを15%UP)」というナルメアと相性が良い物なので、存分に活用しよう。

最大の敵はやはり入手難易度。


風ヤクザ?

ゾーイ(リミテッド)

通称水ゾ。誰もが恐れる大戦犯。登場当初はコルワ同様「産まれてきたことが間違い」というとんでもない評価を海外では受けていた。今でも恐怖の対象。

なんといっても2アビの「全員のHPを1にする」という効果によって1ターン目から背水を全開にできるのが長所。上述したマグナ装備が充実し、育てきった場合の破壊力は文字通りの大いなる破局をもたらす。

なによりも彼女の登場で「初速は遅い」という風パの短所が克服されてしまった

アンチラや義賊を採用しているプレイヤーであれば、相手の特殊技に合わせて敵対心をゾーイに付与させて謀殺・・・もとい退場させることで2アビの恩恵を受けつつ火力の低下を防ぐことができる。

なお彼女自身は属性なので風ヤクザに入るか微妙だが、1アビで風ダメージを与えられるので実質風属性である。闇ヤクザであり風ヤクザである。

現在では水ゾ対策として特殊行動でどんな対策をしても必ず一定のダメージを与える「無属性攻撃」を放つ敵が増えた事で、脳死で水ゾ背水奥義ドンをしすぎると戦犯になる危険性があるケースも増えた。それでも背水を最大にできるコンジャクションの強さは揺るがない。


コッコロ(イベントSSR)

プリコネRコラボで登場した無課金でも長期にわたって活躍する性能を持つメンバーの一人。現在はサイドストーリー入りしている為、容易に入手可能と言うのも大きい。癖がない回復+特殊強化+片面防御デバフと支援性能が非常に高いのもポイント。奥義は攻撃判定がないので、そこだけは何らかのフォローが必要になる。フルチェインを戦略に入れている人はご注意。彼女の出現によって立場が危ぶまれている者が1名いるのだが……後述する。


高垣楓(イベントSSR)

久々に開催のシンデレラファンタジーで登場。アビリティの中にユリウスと同じ敵にデバフを付与する物があり、奥義ゲージがあれば連射も可能。実際、ゼノ・ウォフマナフでは活用できる場面があるだろう。サポート役も可能なので、場合によってはコッコロ+ユリウス+楓さんの編成でレイド戦のデバフ担当ができるかもしれない。


ティアマト(SSR)

マグナ戦ではボルトマグナを落とす存在として、風ヤクザ化を加速させる存在なのだが……プレイアブルでは最終上限解放が実装されたことにより、逆に狩る側の方へ回った。つまり、ティアマトは唯一にして狩る側と狩られる側を両方体験することになる数少ない存在なのだろう。


胡蝶しのぶ(イベントSSR)

鬼滅の刃コラボである『因果の匂い、果ての空』で登場。相手に毒を付与し、毒デバフのついている敵に対して各種能力がアップする。それ以外にも、毒調合Lvが最大になると1アビに麻痺を付与できるようになり、3アビに奥義ゲージアップの効果が追加されるのも大きい。麻痺に関してはユリウスよりも(前提条件はあるが)比較的に出やすい一方、毒を無効化するような敵には1アビで毒を付与できないため、その点だけが弱点になるだろうか。


ペトラ(SSR)

現在はアンチラ、コルワがいるため鳴りを潜めたが、属性強化のバフを味方全体に与えるスキルを持つため、火力底上げ要因としては重宝されていた。限定でしか出ない上に2017年中は出ないアンチラ、エルーンのためヒューマン編成では相性の悪く、奥義が攻撃ではないコルワにはできない事も出来るという点で起用される場面はまだある。戦線維持という点でも彼女は頼りになる存在だった(過去形)。


…そんな彼女だが、2022年3月には別人となったかのようなアビを得る。中でも2アビを特殊技に反応して発動、その2アビには自身の奥義バーストも付与される。3アビで周囲を強化するだけでなく、1アビで全体に幻影付与、その上で幻影付与した風属性メンバーの強化……フルオート適性も得たことで、ある意味でも過去の筆頭だった時期とは違った意味で風ヤクザに復帰したと言える。


シナモロール&ポムポムプリン(イベントSSR)

風ヤクザもワードが拡散しないようなタイミングで実装された、配布としては破格性能を持つ支援専門キャラクター。ディスペルガード+マウントの1アビ、メインメンバー全員に攻撃力と防御力アップ3ターン+確定トリプルアタック1ターン付与する2アビを持ち、3アビでは1ターン行動不能になるが復帰後に1アビと2アビが即時使用可能+自身に奥義バーストという、ある意味でもコッコロに続くフィル管理不要のコルワ2号と言って差し支えのない性能を持つ。奥義も幻影(2回)+HP回復+弱体化を2個回復という回復特化の性能をしている。


その為か、シナモロール&ポムポムプリンにアタッカー2名ような編成も視野に入るほどの展開になり、2023年のエイプリルフールにプレイアブル化したとは思えないような性能で驚かせたのは言うまでもない。


…別の意味でもコルワは涙目なのは間違いないだろう。



過去ヤクザ筆頭だった方々

ネツァワルピリ(SSR)

「敵ブレイク時」という制約はあるも、超火力を叩き出せるアタッカー。最終上限解放(本来のSSRよりもレベルが上がる仕様)が実装されている点でも純火力がほしいプレイヤーには愛される事、他と比べて割と前からいることなどから「風ヤクザといえば?」という話でよく名前が挙がっていた人物。

「ブレイク時に1,2アビを乗せて殺す」というわかりやすい火力要因として重宝されたが、ブレイク時の瞬殺が横行した風ヤクザ対策か、ブレイク時間が極端に短い、もしくはブレイクしない敵などが登場しはじめた現環境では肩身の狭い王様である。


その後、2019年6月4日のバランス調整で攻撃力大幅アップの効果がタイミングを選ばずに得られるようになる等の自身に調整が入った事で、返り咲く可能性も否定できない。


フィーナ(SSR)

ネツァワルピリ同様「風ヤクザといえば」で名前が挙がる女の子。

「破砕」という特殊バフを発生させることで性能が上がる後述するシエテみたいな子。しかし破砕効果はトリプルアタックを発生させなければいけないという難しさがあるため、編成は多少選ぶ。トリプルアタックを出しやすく出来るアンチラ、コルワとの相性は言うまでもない。とはいえ、今となってはかなり物足りない性能である。


コルワ(SSR)

風ヤクザ筆頭。風ヤクザという単語を広めた張本人。実装当時、海外では「生まれてきた事が間違い」というとんでもない評価を受けたほどの化け物。彼女自体が恐ろしい火力を出すのではなく彼女の周りが狂ったかのように強くなる

「フィル」という特殊なスキルを溜めていき、これを消費する事で味方を強化できる。奥義もそのフィルを全使用してコルワがかけたバフを強化・延長するといったものとなっている。その上げ幅がえげつない。一時期は修正によって鳴りを潜めたどころか雑魚に成り下がるも、上方修正によって再び風ヤクザ筆頭として復活。しかもアンチラやシエテと違いガチャの恒常キャラクターなので金を使いさえすればいつでも誰でも手に入れられる可能性がある事が重要。

 コルワが本領を出す前の間をカバーし、ヘイトコントロールもできるアンチラとの相性は最強。二人がいるだけで風ヤクザはできたも同然である。プレイヤーからすれば最高のハッピーエンドメーカー、他の参戦者からすれば最悪のバッドエンドメーカーである。

長らく「コルワ+アンチラ+アタッカーの誰か」という編成が一強を誇っていたが、ゼノ・ウォフマナフというコルワ絶対殺すウーマンが現れた辺りで覇権を失い、現在では凶悪な停滞系デバフやディスペル技を持つ土エネミーが増えた事でコルワ一強の時代が終息した。


 どころか、配布キャラクター(現在はサイドストーリー入りにより容易に入手可能)のコッコロがコルワを超えた性能をしているせいで、かつてとは比べ物にならない状態となっている。


 さらに水着版(SSR)のコルワが、2021年3月のバランス調整によって、前述のリミテッド版ナルメアと無二の相棒とも言えるような強化を遂げ、ますますハッピーエンドが遠くなってしまった。


最大の敵は自分自身とは、誰が予想しただろうか…


 それを畳みかけるかのように、2023年のエイプリルフールで実装されたシナモロール&ポムポムプリンの性能がフィル管理不要のコルワと言えるような性能だったために、彼女の最終上限はまだなのか…と思った人がいるに違いない。


ユイシス(SSR)

彼女の場合、まず設定がヤクザ名実ともに風(属性の)ヤクザ

モードチェンジ後の2アビを使用すれば強力な奥義火力を出すことが可能だが、他の風ヤクザ達のパワーインフレ化の波に置いていかれてしまった。


個人で2022年3月に調整され、同年5月には最終上限解放がアナウンスされているため、現状では保留というべきか。


ガウェイン(SSR)

背水が乗っていれば1アビと2アビで150万ダメージを出せるのが魅力。後述のゾーイと組ませた時のパワーは全てを戦々恐々させる英雄の一撃となる。

さらに防御系のアビリティで事故を減らせるのもあり使い勝手が良い。

かつては風属性では希少なダメージカット要員(他はイベント入手のシャルロッテ、サイドストーリーで入手可能な柏木翼)という事もあり、風属性の守りの要であったが、2019年12月に上位互換である前述のガチャピン、さらに属性ダメージという点では上位互換であるクリスマスVerのセルエルが実装された事でその立ち位置も怪しくなっている。


彼も2020年6月にバランス調整が行われたが、現状返り咲きは難しいままである。


被害者

ユグドラシル

ユグマググック

おそらく最大の被害者。風>土と最悪の相性であることと基本的に耐久が低いという点が拍車をかけている。通常形態(島ボス)は一撃で沈められる上に、マグナもブレイクした瞬間ヤクザアタックで地に伏せざるをえない。また、土属性のマグナ編成では必須であり、剣のスキル餌にも無駄なく使える「世界樹の晶剣・マグナ」を落とす事からも風ヤクザが完成したプレイヤーに倒され続ける。可愛いのに・・・いや、可愛いからこそか・・・


ゴッドガード・ブローディア

古戦場に向けて土強化する騎空士たち

「HLマグナ」と呼ばれる非常に強力な星晶獣。HLのユグドラシルなんてもう怖くない!!という人が挑んで大抵刃鏡に斬り殺されて終わる程に強い。だが、このブローディアを瞬殺できる装備とジョブが解禁された事でその立派な刃鏡が粉々に砕かれる日々が。

更なる不幸は丁度クリュサオルが実装された時期に風有利の古戦場が来てしまった事、更にその後最強最悪のマルチバトルボス「ダーク・ラプチャーHL」を倒すために彼女からドロップする武器が必須級の重要度を誇ってしまったため、風ヤクザの恰好の標的に。ウリエル師匠は泣いていい。


土属性のボス

相性が悪ければそりゃボコボコに倒されますよね。


プレイヤー

散々上述したが、MVPをかっさられるという点では被害者になるプレイヤーは多い。


余談

風パが風ヤクザと呼ばれて以来、他の属性でMVPをかっさらうプレイヤーに対してもあだ名が付けられることが多くなった。

具体的には

水パ・・・海賊

闇パ・・・闇チンピラ

などと呼ばれる事が多い。

特に闇パは上述したゾーイの性能のせいで風ヤクザ以上に見かける頻度が多く、均衡を守るはずの彼女がグラブルの均衡を崩してしまっている事態となっている。


また海賊の中でも、EXⅡジョブ「剣豪」と、奥義ゲージをフルにできる召喚石カツウォヌスの組み合わせは「カツオ剣豪」と呼ばれている。登場してしばらく猛威を振るいに振るいまくった結果、古戦場ボスをはじめ多くの敵に属性耐性がついてしまった


そして先述の通り、この言葉はもはや死語である。

理由としてはやはり、徐々に装備インフレが進んだ結果、完成級の武器編成となればどの属性でも初速が出るようになったから、つまり上位数万~十数万人全員ヤクザだから区別する必要が無いのである。

今でもシュヴァ剣にしがみついてる光マグナ編成を除く。


現在、あえて言えばレナトゥス教が槍玉に上がり易いものの、武器編成難易度はそこそこ高い。風ヤクザ現役時代からのプレイヤーなら問題ないであろう範囲だが。


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