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概要

称号:江南第一才女


 風采鈴は、「霹靂布袋戲」シリーズの主人公である素還真の妻である。彼との間に一子をもうけ、その子のために亡くなる。


プロフィール

性別
初登場霹靂異數 第10集
退場霹靂紫脈線 第13集
根拠地不夜天含願台
組織門派天蝶盟
家族素還真(夫)、素續緣(息子)
友人史菁菁
師匠百里泣
相弟子崎路人(兄弟子)
同僚太黃君
部下秋分、刀獸、劍禽

人物

 素還真の亡き妻。優しさと賢さ、気丈さを持つ美しい女性で、自らは武力を持たないが武術を看破し言葉だけで相手を屈服させることができる。また、学識が広く、素還真とは対等に討論することで交情を深めた。琴も達者。

 夫と息子を深く愛していたが、数々の苦難に翻弄され、三人で暮らす夢は叶わなかった。


 登場当初は不夜天の女主人「朱雀雲丹」と名乗り、素還真からは「朱姑娘」と呼ばれる。天蝶盟から素還真を色仕掛けで殺すよう命令を受けていたが、彼に情を移し彼が龍骨聖刀を手に入れる手助けをする。

 素還真とは一度だけ閨を共にし、素續緣を身に宿す。だが、それを悔いた素還真は「罪過!」と叫んで不夜天を飛び出してしまい、傷心の風采鈴は顔をつぶし行方をくらませる。

 この「罪過」の意味だが、後に「霹靂天命」で一線生が素還真のことを「修道人」と表現しており、何らかの戒律に反したゆえの罪、と想像される。

 その後、素還真が彼女を追った時には見つけることができず、風采鈴が素還真の下を訪れたときは彼が冷たく突き放す、というすれ違いのまま、彼女は鬼王棺に拉致される。

 やがて一頁書に救われた彼女は、素還真に迷惑がかからぬようひっそりと暮らしていたが、苦境に戻った素續緣と再会した喜びもつかの間、再び鬼王棺に捕らえられて滅境邪霊の下に送られ、そこで命を落とす。


 素父子以外に彼女と関わりが深い人物としては、崎路人が上げられる。素還真とともに「天虎八将」に属する崎路人は、朱雀雲丹が敵対する「魔龍八奇」の一員と知り彼女を殺そうとする。

 しかし、彼女が偽の朱雀雲丹であると知り、また同じ師につくことになったことから味方に転じ、最期は鬼王棺から彼女を助けようとして死ぬ。


余談

霹靂開天記之創神篇」の19章にて、素還真の夢の中に登場していた。


関連タグ

霹靂布袋戲

素還真 素續緣

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